毎日見るものや出会いの中で,ほめたり改善案を提示したりして,読者と共感したい
定年退職者の目
たばこ
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10月10日(火)
<ショート>大きなお世話 (2)たばこのにおいが問題
すきっ腹にたばこは脳に最も影響があり,ふらーとする気分を味わえる。これはまだ体にニコチンが蓄積していない頃の思い出の気分である。喫煙歴が長くなればこんな気分は得られない。50本入りのピースの缶をいつも机の上において仕事をしていた先輩のパワーはすごかった。それでもあるとき肺炎で入院することになり,留守中奥さんに喫煙道具を全部片付けられて,戻ってからしばらくは灰皿のことも忘れ禁煙が続いたらしい。しかし,いつの間にか再びすうことになってしまった。真似して自分がピースなどすえば,すぐに下痢をするほど胃腸が弱かった。そして,いろいろな条件が重なって,のどの調子を崩してからはやめたけれども,うまかった味は忘れられない。 | ||
一度は書きたいと思っていたたばこのはなし。今日それを思い出したのは,いつも来ていただく毎月のお勤めの住職さんが,読経中にのどが詰まり,声がかすれるのを聞いたからである。ヘビースモーカーですれ違えば匂いが鼻につく。この方もいずれ嗄声がひどくなって最悪の事態に陥られるのではないかといつも思うのである。自分が再びすうことを始めないのはこの匂いをばら撒くことを恐れるからである。ひとのそばにゆけば,その人は逃げる。逃げられないときはハンカチで口鼻をふさぐ。そのしぐさを見たくないからである。若いカップルがタバコをすっているのを見ると,そのときどんな気分なのだろうとか,やめる気分にならないのだろうかとつい思いやってしまう。 |
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