つくば道１

つくば道
予定通り友人と２人で筑波山に行ってきました。
これがまた猛暑日で，死にそうでした・・。

北条大池の隣，平沢官衙遺跡の駐車場が出発点です。家からここまでは車で３０分程度です。ここから歩き始めました。

間もなく北条の町に入ります。


北条の町は古い町で，このように歴史的に貴重なものがたくさんあります。これは国の有形文化財「宮本家住宅」です。


そして立派な道標が見えてきます。もともとは江戸時代のもののようです。



その道標のとなりに案内板があったにもかかわらず，その方に曲がらず直進してしまいました。

結果，小沢という集落に入ってしまいました。

筑波地方は熊野信仰が盛んだったようで，随所に熊野神社があります。

道を間違えたのも何かの縁と思い，参拝してきました。

そこから先ほどの大きな道標まで戻りました。体力の消耗は著しかったように思います。

つくば道に戻り，神郡にはいります。
名刹普門寺です。

小田氏の祈願寺として栄え水戸天狗党の筑波山挙兵などとも縁のある寺です。


山門が２つありました。

黒門。


赤門。

本堂に住職の奥様かどなたか定かではありませんが，女性がおられ，私たち２人に冷たい麦茶を入れてくださいました。


その方に，寺の前山にちょっとだけ登ると筑波山がとてもきれいに見えますよと教えて頂き，行ってみました。

そこから見た普門寺。


残念ながら筑波山は雲がかぶっていました。
男体山の稜線が見えます。

ゴマダラチョウ，マイコアカネ，マユタテアカネ

ゴマダラチョウ

タテハチョウ科。
オオムラサキと同じく幼虫はエノキを食草としますが，こちらの方が数が多いようです。

マイコアカネ

トンボ科。
秋はまだまだという感じなんですが，赤とんぼたちは確実に赤みを増しています。

マユタテアカネ

トンボ科。
こちらの胴体もかなり赤くなっていました。

退職後，ボランティアとアルバイトが半々の仕事をしていますが，野外での仕事が多くこの暑さに参っています。明日はそんな中での休みなので，筑波山に行こうと思っています。熱中症に気をつけないと。

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アイナエ，ハシカグサ，ヒメジソ

アイナエ





マチン科。
小さな白い花を3種類集めてみました。
アイナエ，いつもは9月の上旬に咲くのですが，今年はもう終わりかけていました。
数ミリの小さい花です。

ハシカグサ



アカネ科。
これもまたかなり小さい花です。
稲刈りの終わった畦などで見かけるのですが，今年は稲刈り前に咲いていました。

ヒメジソ



シソ科。
上の2つよりはやや大きめの花ですが，それでも5，6ミリ程度でしょうか。

例年だと，例えば夕方などに吹いてくる風はなんとなく涼しい感じで秋を感じるのですが，今年は吹く風が熱風です。

フキバッタ，クルマバッタ，ケラ

フキバッタ



バッタ科。
羽が退化して飛べないバッタです。
これだと決めるのがなかなか難しいバッタです。

ミヤマフキバッタ

バッタ科。
こちらは尾瀬で見たもので，羽らしいものさえ無くなっています。

クルマバッタ

バッタ科。
トノサマバッタに似ています。
クルマバッタモドキというのもいるので，間違っているかもしれません。

ケラ



ケラ科。
コオロギの仲間ですが，これも羽が退化してモグラのように地中生活をしています。
炎天下，何を考えたのかアスファルトの道を横断していました。道が灼熱地獄になっていたと思うのですが，飛べない羽をばたつかせながら必死に横断していました。（野良道なので車は滅多に通りませんが）

８月も下旬に入ったというのに，残暑と言うには厳しすぎる暑さがおさまりません。

ヒヨドリジョウゴ，キバナノマツバニンジン

ヒヨドリジョウゴ







ナス科。
５枚の花弁が反っくり返って咲く様子が，いい感じです。
秋深くなると赤い実が付き，それをヒヨドリが好んで食べることからこの名前になったようです。

キバナノマツバニンジン

アマ科。
北アメリカ原産の帰化植物。
たいがいの外来種は一時期辺り一面を占有するように増えますが，やがて減って行きいつの間にかなくなってしまうように思います。このキバナノマツバニンジンも，数年前から家の近くでかなりの数見られましたが，今年は２株ほどになってしまいました。