TAKE-LOG 竹ログ

仲良しご夫婦で三河木綿のフルコースを体験しました

今日は日曜日で大変な人出で竹島海岸も大賑わいです。
午後1時に予約をいただいていたお客様がご来店下さいました。

「三河木綿のフルコースを予約した者ですが」
午後になって雲行きが気になっていたがどうやら持ちそうだ
早速、三河木綿のフルコースが出発します。




奥様から綿繰り機を扱う綿の種取り作業です
ハンドルを回すと回転棒の間に入れた種のついた綿から
種だけ分離してこちら側に落ちる様子を見て
「あらー!すごいわ、この機械」
室町時代にはあったと思われるこの機械は明治大正時代まで使われていたのです。


旦那さんは奥様の奮闘を動画撮影だ
ここでも[何故?]だ問題でこの体験が存在するのです
何故だろう?
もちろん旦那様も綿繰り体験をしたが何故?は解決しなかったのです。


次に登場したのが、私が作った弓によるワタ打ち作業です
「あら、弓の弦の振動でわたが解れてフアフアになった」
「不思議ですね、何故?」
弓ですから古代からあった道具です
兵器が先か?綿の道具が先か?、大問題ですよ!

そのワタ打ちした綿を糸に紡ぐ糸車の登場で興奮は頂点です


えっ!何故?
何故糸になるの?
不思議発見が目の前で起こるのです
フアフアの綿が撚り込まれると強く硬い糸に変わるのです。
不思議ですね、


そして最後の工程の機織り作業になりました。

筬にも不思議と大発明があり大発見があり、
綜絖と織機の改良と発明によって人類はいかに救われたことか、


自分で紡いだ糸(白い糸)が織り込まれたコースターで
まさしく世界で一つのオンリーワンです。


旦那様も自分で紡いだ糸を横段紋様を織り込むデザインを織って
紡いだ糸は凸凹ですが自然を感じる暖かさが織り込まれています。


そして1時間も過ぎた頃、コースターの完成です
出来たー!
自分で畑から採れた綿を糸にして織り込むという
三河木綿のフルコースの完成です。


二人で仲良く記念撮影です
おめでとう御座います ♬





蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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