少女が一人手織り体験にやってきた。
「今は空いていますからできますよ」
外は竣成苑の芝生広場で開かれている
［こたつテラス］が開催されて沢山の来場者で賑わっています。
［こたつテラス］の出店者はクラフト作家さんをはじめ物作りの人たちである、
物を生み出す楽しさと苦しみと、使い人の期待と使う楽しさを繋ぐ広場である。
そんなことが開かれる竹島海岸に今日も一人の少女が手織り体験に来てくれました。
上げて トントン、緯糸を通して 下げて トントン、
一心に織る少女の真剣な眼差しに物を作る尊さを感じる
単調な作業が続く手織りであるが、そこに出来上がる美が存在して
使う喜びがある限りその物作りは絶えることはない。
また一人作家さんの卵が誕生したと思える竹島でした。
