
俊成苑芝生広場の芝生もすっかり冬の色に変わりました。
ボール持参でボール遊びに興じる人や、芝生に寝転び

転げまわる幼児も何も遮る物もない広場で解放された
喜びを、親子で感じている様子でした。

芝生広場のレストハウスに行ってみると
岡崎市から竹島海岸に遊びに来た母娘さんが
手織り体験をしていました。

「難しそうだわ、私でも織れるかしら」
とお母さんが不安げに織機に座りました。
「この中からお好きな色をお選びください」
TCCの女先生が手染めで染めた60色の絣染めの糸を広げました。
「あら!沢山あるわ!」

まずお母さんが好みの色糸を選びました。
「お母さんその色に決めたの?じゃ私はこの色にしよう」

手織りが進むうちにお二人は無口になります。
「糸で見たのと 織り込まれた糸では変わるものですね~」

「そうなんですね、織物の面白さは糸が交差することで
各糸の色が混合されて表現されるところですね~」
とTCCの主人が織物色彩のうんちくを陳べている
うちに手織りが完成しました。

「あー!楽しかったアー!」

「やってみれば意外と簡単なんですね」
お二人は背を伸ばしながら出来上がったコースター
をお互いに見せ合っていました。

目の前の竹島を眺めながらの手織り体験でした。

秋の釣る瓶落としの太陽が真っ赤な夕日になって
竹島を照らしています。

芝生の上では犬のお散歩で賑わい始めました。
おっと!、犬のお散歩の人よ!

シャベルと袋はアクセサリーじゃないんだから・・・
愛犬のウンコをもって帰ってね~!

ここは赤ちゃんも遊ぶんだからね!



公園管理のおじさんが嘆いていたよ!

