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TAKE-LOG 竹ログ

ちびっ子の手織り体験フルコースの挑戦だわ

二人の姉妹の手織り体験の予約を頂いた。

「子供二人の手織り体験フルコースをお願いします」

その日は丁度予約が空いていたのでOKだった。



「この子で出来るでしょうか?」
お母様が心配そうではあるが、我が子に体験させたい気持ちに
私のやる気?を引き出した。
「大丈夫ですお姉さんと一緒にやりましょう」
やる気満々のお嬢さんの手織り体験が始まったのだ。


はい!ここで最初に出て来たのは綿繰り機である
「これで何をやるの?」
「綿の種を取り除く道具です」
少女はハンドルを回しながら種付きの綿を差し入れる、
”捻り棒の歯車に手を挟まないように!”
「手が潰れるから気をつけて」
この注意力と判断力が現代社会では超重要となるが
万が一挟まってしまうと大変でな事となる。

ここでは”危険”を見ながら作業を続ける。
だから、ハンドルを他人に任せる事は無い

「あら!不思議だわ向こうに綿が落ちて、こっちに種が落ちています」

お姉さんがやっても同じです。
これは道具です。機械ではありません!

そして、この後、とんでもない道具が出現です。

戦場で使われ、人を殺す道具だと思っている人が居るが
この道具は弓である。
「この道具で何をするんですか」
弓で信号を送ったり、弓で楽器を鳴らしたり、弓で獣を捕らえたり、
そんな道具だった筈が人を殺す道具になってしまった。

ちびっ子が弓を操り綿打ちを始めました。
「あら!フアフアになって来たよ」


「すごいよ!綿がフアフアになってきたよ」
「クリスマスにも使えるよ」

だけど、疲れるね!


フアフアになると、嬉しい、
なぜ嬉しいのだろうか
「良い糸が沢山出来て、給金が沢山貰えるからかな?」
「やり甲斐があるから?」
そうだね!その答えは、やり甲斐があるからがおじさんは一番好きだな、



おっと!、今度はまた凄いことになって来たぞ!
糸車の出現です。
何だ!こりゃ!
「狸の糸車、って知ってる?」
教わっていないそうです。

糸車のハンドルを少し回す、綿を少し引く、
糸車を少し回す、綿を少し引く、
糸車を少し回す、綿を少し引く、
あら!糸が出来て来たわ
すごーい!


そして待望の機織りが始まります。
目の前に現れた織機に目が・になっています。
これを動かして織物を織るのだろうか、
そうです、あなたの手で織物を織るのです。

すでにセットされた経糸を奇数糸と偶数糸を上げたり下げたりしながら
その間をシャトルが一本づつ通ります。
「あら!織れてるよ」
「すごーい!」
「こんなにして織れるんですね」
と、お母さん、


やがて、自分で紡いだ糸も織り込まれていきます。
「綺麗だわ、自分の好きなカラーと紡いだ白い糸も可愛い!」

最後に枠の部分の紺色ボーダーが織り込まれるとコースターが完成です」

あれ!何か忘れていませんか?
 

そうです、
まだ難しい房作りがの作業が残っていました。
片結びの結び方で本体の付け根に縛り目が止まるように房を作ります。
8個➕8個の房が出来ると完成です。
あー!疲れたアー!

おめでとうございます。
見事コースターが完成しました。
お疲れ様でした。

(これがコースターのフルコースの作業です)
かなり難易度の高い作業が続きますので
仕上がりの時間は目安として考えて下さい。




蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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