カヤバ工業のジャガード織物用コンピュータでシュミレートした柄を
8枚綜絖の手織織機で織ることになった。
使用する糸は作者のHiramatuさんが自ら染めた綿糸の柿渋染めで
先週は綜絖通しの作業を終え今週は織りつけ作業となった。
平織組織で筬通しと綜絖通しが正確か試験織りをする
あれ!、2本が同時に作動している
正確通した筈なのに・・・、
今回は8枚綜絖の一本一本の糸を上下に作動させる織り方なのだ
落胆したHiramatuさんだが再度挑戦を始めた。
組織織りをするにはこんな事ではヘコタレてはいられない
多数綜絖の組織織りの困難と紋様を織り出す達成感と喜びは
これを得る価値観を表すものだ。
間違えは1/3 位入った処だった
あー!、なんて事よ
組織を織り出すには規則正しい綜絖通しをしなければならない
それが崩れてしまう
「戻そう」
せっかくここまでやったのに・・、1/3もやり直しだわ
規則性のあるものは一部分の乱れが目立つ
Hiramatuさんは織物の学習だから正確にやりたいと、
8枚綜絖の装置のやり直しの作業はその後2時間半の作業で元へ戻しました。
来週は本織りになるのでその過程を投稿したいと思っています。
つづく