軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

10月11日(金)県立高校校長会及び第17回六地域対抗高校選抜アイスホッケー大会など 2013-136

2013-10-11 05:50:44 | 日記

 本日は終日、標記の会議が長野市でありますので、出かけてきます。

 宿題の提出も求められています。

 校長職にも「宿題」があるのかとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、あるのです。詳しくは書けませんが。

 話は変わり、第17回六地域対抗高校選抜アイスホッケー大会が以下の日程で行われます。

 参加高校は、東北高校、水戸啓明高校、日光明峰高校、武相高校、埼玉栄高校、軽井沢高校の6校です。

 茨城シリーズ 

  10月13日(日)~14日(月) 笠松運動公園アイスホッケー場

   13日 14時~ 軽井沢高校 対 埼玉栄高校

   14日  14時~ 軽井沢高校 対 水戸啓明高校

 軽井沢シリーズ

  10月19日(土)~20日(日) 風越公園アイスアリーナ

   19日  9時~ 軽井沢高校 対 日光明峰高校

   19日 16時30分~ 軽井沢高校 対 武相高校

   20日 14時~ 軽井沢高校 対 東北高校

 私も軽井沢シリーズの実行委員長となっています。

 19日は、PTA主催の親睦行事があり、終了後、会場に向かおうと考えています。

 20日は、行くのは難しそうです。

 また、本日、美術部(カルビ)のメンバーが、アサヒ全国アートフェスNプロジェクトに参加します。千曲市の戸倉上山田中学校で開催されるものです。

 http://www.asahi-artfes.net/

 来週に迫った2学年の修学旅行結団式や全校漢字テストも本日行われます。

 

 松沢教頭先生からの話の場面(10月14日追加)

 

 真剣に話を聞く2年生たち(10月14日追加)

 話は変わり、今日は、昭和37年(1962年)3月(第13回)卒業生の卒業アルバムからの写真です。

 この当時は男女共学2クラスでした。クラス写真からクラスの人数を数えてみますと、1クラス50人以上在籍していますね。当時は、高校進学率が上昇してきていて、クラス人数も50人を超えていたと聞いたことがあります。第1次ベビーブームのときに生まれた人々(団塊の世代とよばれていますね)がちょうど高校生になりつつあったころのことです。この年の卒業生の皆さんは、昭和18年・19年生まれの方ですね。軽高が誕生した年(昭和18年)に生まれた方々です。

 『軽井澤高等学校四十年の歩み』によると、

 「(昭和)36年4月に文部省から『高校生急増対策の全体計画』が発表される。終戦によるいわゆる『ベビーブーム時代』の波が確実に高校に寄せてきたことと、経済成長による高校進学率の急上昇による高校生急増への対応が迫られたわけである。」

 「本校も38年度から募集定員を従来の2倍の200名とすることが策定され、(中略)かくて37年、コンクリート2階建、建坪166坪、6教室分の新校舎が竣工、38年度から3年生及び2年生の普通教室と生物、化学の理科室として使用されることになる」

 とあります。現在の北校舎は、募集定員の倍増に伴い建設されたわけです。

 「昭和38年の入学者は204名(50名から52名の4クラス)、翌39年度入学者226名。」との記述もあります。

 職員室風景とキャプションが入っていますが、先生方の机は木の机です。

  

 昨日の写真や今回の写真を見ますと、研究室ごとに先生方は別れて執務していたのではなく、当時の軽高には、職員室があったことがわかります。

  

 運動部の皆さんです。

 当時は「班」と呼んでいたようです。

 上から 野球班、スケート班、テニス班、排球班、バスケット班、ホッケー班、卓球班となります。スケート班は結構班員がいますね。軽高といえば、「スケート」の時代があったんです。

 アイスホッケー班は、「昭和35年12月、目の前に迫ったインターハイ、国体(昭和36年1月)への出場のため県スケート連盟の強い要請により急遽結成されたもの」(『軽井澤高等学校四十年のあゆみ』)だそうです。この「校長日記」でもかつて紹介したことがあります。

  

 体育祭の様子を示した特集頁もなかなかいいものです。

 体育祭の文字の下の写真、フォークダンスを踊っている姿わかりますか。

 

 昭和38年(1963年)にリリースされ大ヒットした「高校3年生」の歌詞の中に、「あああああ 高校三年生 ぼくら フォークダンスの 手をとれば」というくだりがありますが、この卒業アルバムから追体験できました。

 本校の50歳代前半の先生によれば、「体育の授業でフォークダンスを習ったことがある」とおっしゃっていましたが、このことは裏を取っていない未確認情報です。もう少し当時の状況を調べてみたいと思います。

 ちなみに、私の高校時代の思い出では、文化祭のあとの後夜祭でのフォークダンスでしたけど。今の高校現場では、私の知る限り、フォークダンスを踊ることはなくなりました。

 


10月10日(木)中学校向け入試説明会のことなど 2013-135

2013-10-10 15:40:14 | 日記

 第5区(上小地区)の高校入試説明会があり、高校側は各校の教頭先生が出席します。中学側は教頭先生や進路指導主事の先生方が出席されます。

 本校としても、しなの鉄道を利用すれば、上小地区はそれほど遠いところではありませんので(実際に軽井沢中学校から上小の高校に通っている生徒もいますので)、教頭先生に出席してもらい、本校の入試に関する説明をしてきてもらいます。

 実際に上小の中学校出身の生徒も本校には何人かおりますので、来年度の新入生も、上小地区から多くの中学生が本校を志願して欲しいと思っています。

 校内では、LHR(ロングホームルーム)の時間に、1学年で、来週の火曜日から水曜日にかけて1泊2日で長野市方面で実施する「学習合宿」の事前打合せ会を行っていました。しおりの読みあわせです。

 こうした機会に、しっかりと勉強してきてほしいと思っています。

 さて、本日も過去の卒業アルバムから。

 本日ご紹介するのは、昭和32年(1957年)3月、第8回卒業記念のアルバムです。

 この年の卒業学年は男女共学2クラスでした。

 昭和32年の1月にはスケート班が作られたそうです。

   

 校歌の書かれた原稿用紙を拡大した写真

 上の写真は、校舎全景、下の写真は室生犀星氏直筆の校歌です。室生犀星氏は原稿用紙に校歌を書いてくださったんです。

 ちなみに校歌は、昭和29年9月17日制定となっています。この年は、本校が「完全県立移管」された年であり、その記念として校歌も制定されたのでした。

  

 次の写真は、当時の軽高を空中から撮影したものです。

 まだ、2階建ての木造校舎ですよね。

  

 上の写真は、職員室で、ダルマストーブを囲む先生方の様子です。

 男の先生方は、全員が背広にネクタイ姿です。格好いいですね。


10月9日(水)職員写真撮影 2013-134

2013-10-09 11:37:21 | 日記

 朝、7時30分しなの鉄道が一部運休となっているとの情報が学校に入りました。

 HP上にその旨をアップしたり、保護者あてにメール送信しました。

 生徒には、運行再開次第、登校するように指示しました。

 7時50分の段階で運行再開との情報が入りました。

 臨時の職員朝会で、本日の遅刻生徒への対応を協議し、その後、校門前で立ち番をしました。

 9時の段階で、ほぼ生徒たちは登校し終わりました。

 さて、昼休みに職員の写真撮影を行います。

 卒業写真用のものです。

 以前に、この「校長日記」で紹介しましたが、校長室には昔からの卒業アルバムが残っています。

 昭和20年代や30年代のものは、さすがに「歴史の重み」を感じます。

 同じように、これから50年後の軽高はどうなっているんでしょうか。

 そんなことを今日は思いました。

 以下の写真は、昭和26年度(第3回)卒業生の卒業写真から複写したものです。

 卒業学年は、2クラス男女共学でした。

 校長先生の揮毫、皆で造りし懐かしの校門、週1度の朝会の写真の頁です。

 この当時は、週に1回、校庭で朝会を行っていたんですね。校長先生がお話をされたのでしょうか。

 70周年記念式典も、今月26日に迫ってまいりましたので、この「校長日記」でも、過去の卒業アルバムから、本人が特定できないように加工を加えながら、少しずつ紹介をしていきたいと考えています。

朝会の拡大写真

 


10月8日(火)軽高会議、将棋同好会の活躍など 2013-133

2013-10-08 19:17:55 | 日記

 本日放課後、「軽高会議」を開催しました。

 

 事務局の森山先生をはじめ、先生方にはご足労をおかけしました。

 学校評議員の皆様も何人か参加してくださいました。ありがとうございました。

 今回は、生徒会から以下の3点が提起されることになっていました。

 1 ボランティア活動について

 2 部活動の活性化について

 3 学習環境の整備について

 私は、当初、参加予定だったのですが、70周年記念事業の下見で大賀ホールと軽井沢プリンスホテルに出向くことになり、急遽欠席することとしました。軽高会議参加者の皆さん、申し訳ございません。

プリンスホテル会場下見

大賀ホール下見

 この軽高会議については、以下を参考にしてください。

 軽井沢高校にとって、とても大切な会議だと私は認識しています。

 http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/11torikumi.html

 会議の様子を、大賀ホールで教頭先生からうかがいましたが、「いい話し合い」を持つことができたと報告を受けました。

 とっても嬉しいです。

軽高会議の様子

 話は変わり、今日の1時限と2時限に、数学の1年生の授業で「三角比」の応用の授業を行っていました。

 昨年度も行ったものです。

 

 昨年度の様子は以下からご覧いただけます。

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20121002

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012/d/20121003

 話はさらに変わり、この土曜日と日曜日に、第20回長野県高等学校文化連盟東信支部主催の芸術文化交流会が東御市で行われました。事務局の東御清翔高校をはじめとして、大会運営に当たられた先生方お疲れ様でした。

 このイベントに、本校の将棋同好会も出場しました。大会名は、東信高等学校将棋選手権大会です。

 A級で2年生の小平君が第2位、B級で1年生の青木君が第3位、2年生の鈴木君が第4位となりました。

 昨日朝、顧問の土屋先生から結果をうかがいました。

 SHR(ショートホームルーム)終了後、3人が賞状を携えて校長室を訪ねてくれました。

 小山事務長にお願いして、記念写真を撮りました。

 将棋同好会の面々は、土屋先生の指導の下、毎日放課後、対局していますが、今後も頑張ってくださいね。


10月7日(月)土曜日の東信高等学校教育研究会総会・研究大会など 2013-132

2013-10-07 10:20:00 | 日記

 

  この校長日記にも先週の金曜日にちょっと書きましたが、標題の総会・研究会が土曜日に開催されました。

 総会の内容はさて置き、研究大会の様子について少し書きたいと思います。

 図らずも、会員研究発表もその後の講演も、一貫した「意思」を感じました。

 あえて言うならば、「授業論・教授論・教育のスキル」に関する内容でした。

 久しぶりに知的好奇心を掻き立てさせられる内容でした。

 まず、最初の会員発表。

 岩村田高校の松原教頭先生の発表でした。

 内容は、「電子黒板を活用した授業の取り組み」です。

 電子黒板はスマートフォンを拡大したものと理解できます。

 岩高の先生方が、電子黒板の使い方を思考錯誤しながら、「生徒のためになるであろうより良い授業」を構築している姿にまずは感動しました。

 次の会員発表は、望月高校の綿内先生の実践報告です。

 内容は、「対話型授業の実践」です。

 先の松原教頭さんの発表と真逆な実践発表です。

 綿内先生の授業は、昨年も拝見したことがありますが、それはそれは生徒のことを考えた、生徒の自主性を尊重する緻密な素晴らしい授業です。生徒に自らの意見を言わせ、皆で考える授業です。そんな授業実践の一端を今回も勉強させていただきました。

 この両者に流れる授業の取り組みの流儀は、実は方法論としては異なって見えますが、目的は同方向を見据えていると思いました。それは、「生徒にとってより良い授業の構築」ということです。

 さらに、信州大学の島田英昭先生の講演、「ICT時代の授業はどう変わるか?」は、まさに2本の会員発表とリンクした講演内容でした。

 島田先生の講演の中で、キーワードとなる言葉を列挙しますと、

 オンライン学習、カーンアカデミー、MOOC、「レイヤー化する世界」、反転学習等々です。

 「ITC時代の授業について考える。『アンチICT』の立場からディスカッションしてください。ICT環境にできないことを列挙する。それをICT以外で支援する方法を考える」ということで、3人ほどのグループを作り話し合いもしました。

 講演会で、「話し合い」を行うという視点、わかっていてもなかなかできることではありません。やおら、テンションが上がり、一緒に参加したお二人の校長先生方と一緒に、真剣に話し合いました。

 このような研究会を企画してくださった望月高校の今井校長先生、和田教頭先生をはじめ、望月高校の先生方に改めて感謝申し上げます。

 松原教頭先生、綿内先生、信大の島田先生、本当にありがとうございました。

 話は変わり、本日午後、特別支援教育に関する会議を佐久市内の浅間中学校で行います。

浅間中学校昇降口 10月8日追加

 会議のほかに、浅間中学校の授業も参観させていただきます。今日も勉強してきます。

 校内では、軽井沢ロータリークラブ主催のグアム派遣事業の第1次選考会が行われます。

 参加希望者には、事前の勉強会を開催しています。

 学校近隣のレストランで、ロータリークラブの皆さんが面接を行います。

 ロータリアンの皆さん、よろしくお願いします。

 


10月4日(金)軽井沢ガイドサービスでの長期インターンシップのことなど 2013-131

2013-10-04 22:28:54 | 日記

 

 今日は、昨日の校長日記で書きましたとおり、文化祭の振替休日ということで、この校長日記も執筆しない予定でおりましたが、以下の出来事がありましたので、急遽、書くことにしました。

 朝、いつもより遅く出勤しましたが、事務室の皆さんは通常勤務で出勤されていましたし、何人かの先生が部活動や3年生の進路関係の面接練習に登校されていました。休みにもかかわらず、ありがとうございます。

 「さて、たまっている仕事を片付けるぞー」と思って、取り掛かり始めましたら、佐久大学・佐久大学信州短期大学部を運営する学校法人佐久学園の盛岡理事長さんと短大部の介護福祉学科学科長の竹下先生がお見えになり、しばし懇談しました。

 竹下先生からは、この校長日記でも紹介したことのあります、9月7日に行われました「第2回介護環境改善研究会」の様子をうかがいました。本校からも信州短期大学部を志望する生徒が参加しております。

 盛岡理事長さんは、この7月に理事長職に就かれたとのことで、その就任のご挨拶にわざわざ訪ねてくださいました。ありがとうございます。 

 盛岡理事長さんは、今後の佐久地方の介護需要と医療需要についてのデータを示されながら、介護需要が今後急激に増えていくことが予想されることについて、これからどんなことが必要か話をしてくださいました。

 その後も、佐久・上小を含む東信地域の活性化の壮大なプランをお話くださり、大変感銘を受けました。

 この校長日記に、「書いてもいいですよ」との許諾をいただきましたので、急遽、書いているということです。

 話は変わり、いつもお世話になっている軽井沢ガイドサービスの永島さんから、大変嬉しいメールを頂戴しました。

 今年も本校生徒2名が、長期インターンシップでお世話になっています。

 このほど、本校生徒もお手伝いさせていただいた電子書籍『Karuizawa Guide 2014』が出版されたとのことです。

 詳細は、以下の軽井沢ガイドサービスのHPをご覧ください。

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/book/book004.html

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/news/news_2013.html(本校生徒の活躍の様子がわかります)

 出版記念イベントもあるとのご案内も頂戴しました。

 今のところ、27日は、あいていますので、会場まで、お礼を兼ねてうかがおうと思っています。

 ただし、前日が周年事業記念式典があり、その他もろもろのことがありますので、確実にうかがえるといえない状況にあります。

 ところで、明日午後、東信高等学校教育研究会の会議が、上田市内で行われますので出かけてきます。

 事務局校は、望月高校です。お疲れ様です。

 研究発表が2本、その後、信州大学の島田先生の講演をお聞きします。

 明日も勉強してきます。

 


10月3日(木)校長会の主催する人権研修会 2013-130

2013-10-03 07:28:29 | 日記

 

  本日午後、校長会の中の人権教育専門委員会の主催する講演会が佐久市内で行われます。

 当初出席予定だったのですが、周年事業の校内打ち合わせ会議があったりして、学校用務を優先することとし欠席します。

 校内では、私の名前で保護者の皆様あてに、「冬季の私服登校及び登下校時の服装について(お願い)」の文書を配付しました。

 よくお読みいただき、ご協力をお願いします。

 生徒の健康面を考えての防寒対策を目的としたものです。

 私服登校期間 11月11日(月)~3月31日(月)

 登下校時ウィンドブレーカー上下着用期間 10月7日(月)~3月31日(月)

 なお、明日は文化祭の振替休日としています。

 私は仕事がたまっていて、出勤する予定です。

 冒頭の写真は、今朝、撮影した北校舎付近です。少し色づいてきたでしょうか。


10月2日(水)先生方との面談第2回 2013-129

2013-10-02 17:15:17 | 日記

 先生方との面談、今年度第2回目を実施中です。

 今回は1時間の中で、2名の先生方と面談を行っています。よって、4日間で面談を終える予定です。

 私から確認しなければならないこともありますが、それ以外の時間は、先生方のお話を、時間の許す限りじっくりとうかがおうと思っています。

 中間考査終了後、生徒の皆さんの「学習状況調査」を実施しています。

 9月17日から9月26日の間の学習状況を調査するものです。

 進路学習指導係で実施してもらっています。

 本校にとって、生徒達の家庭学習時間を如何に確保するかも、重要な課題となっています。

 高校の授業は中学校の授業と違い、内容も深くなります。

 復習しなければ、どんどんわからなくなってしまうと、私の体験からもいうことができます。

 まして、授業を休むと、その間の授業内容がまったくわからなくなります。

 私自身も、高校2年のときに、風邪で2日休んだら、数学の数列の部分がまったくわからなくなった経験があります。

 高校時代の苦い思い出です。

 勉強がわからなくなると困るといった感覚を生徒たちにも持ってほしいと思いますし、「学校は勉強するところ」という大前提を忘れないでほしいと思うのです。

 


10月1日(火)就業体験 2013-128

2013-10-01 07:47:23 | 日記

 本日は、秋期安全点検実施日です。清掃時に行います。

 ところで、今年度も、1学年で就業体験を実施します。

 担当者は1学年の漆原先生中心にお願いしています。

 過日の職員会で概略を審議し、了承しました。

 今年の計画は以下のとおりです。すでに実施済みのものもあります。 

1 目的

(1) 職業現場で実際に用いられている知識や技術・技能を学ぶ。

(2) 自己理解を深め、職業の実像をつかみながら、確かな職業観を身につける。

(3) 職業人・社会人との交流を通じてコミュニケーション能力の向上をはかる。

(4) 学校の学習と職業との関連について理解を深め、進路選択の一助とする。

(5) 地域理解を通じて学校・地域の連携を深める。

2 対象生徒

     1年生全員

3 実施期間

      11月6日(水)・7日(木)・8日(金)の3日間

4 実施形態

(1) 3日間を通じて、同じ事業所で行う

(2) 事前にガイダンス、面接を行い、注意事項・マナー等の確認をする

(3) 幅広い分野の業種の事業所に受け入れをお願いする

(4) 制服は原則として学校の制服および受け入れ先の制服とする

   (受け入れ先の制服の場合、出勤・帰宅時は本校の制服とする)

(5) 学習の場を与えていただくことから無報酬とする

(6) 生徒に実習日誌を持たせ、1日の反省を記入させる。また、担当の方に実習終了後、講評等を書いて頂く

(7) 当日の欠席者は、授業の欠課扱いとする(連絡は企業、学校の両方に入れること)

(8) 生徒の怪我や、業務上の損害を与えた場合等を考えて、県教委の保険等に加入する        

    【参考】昨年度は(財)産業教育振興中央会「インターシップ・ボランティア活動傷害保険」・ 「インターシップ・ボランティア賠償責任保険」制度を利用。

(9) 事業所への交通費は原則として自己負担とする

(10) 終了後、生徒同士の情報交換会・反省会を設ける

(11) 担当は2・3年正担任を除く1・2・3学年の常勤職員で行う

5 今後の予定

 ・9月12日(木)    第1回オリエンテーション:就業体験先説明、希望調査 [1学年]多目的室

 ・9月20日(金)   就業体験先決定 [1学年]

 ・9月24日(火)  依頼文書発送(生徒名入り)         

 ・10月 2日(水)  生徒・職員担当事業所提案・担当者全体打合会(実施要領・ハンドブック配付)

 [全体]

 ・10月3日(木)      履歴書完成 [1学年]

 ・10月7日(月)    事業所との打合せ(履歴書持参) [担当者]

     ~ 22日(火)

 ・10月11日(金)   保護者通知 [1学年]

 ・10月23日(水)  第2回オリエンテーション:就業体験ハンドブック(日誌)配付・読み合わせ[1学年]

 放課後・事業所別指導[担当者]

 ・11月5日(火)       放課後・前日指導(一斉委員会後) [担当者]

 ・11月6日(水)       就業体験、事業所訪問  [担当者]

         ~ 8日(金)

 ・11月13日(水)     事後指導 実習日誌提出・礼状書き [1学年]

                         ※この日以降早い時期に礼状を持参の上、事業所訪問 [担当者]

 ・11月21日(木)  就業体験まとめ

 ・12月 5日(木)     就業体験報告会  

          〔内容〕 ○ 代表生徒の感想発表

                  ○ 職員の感想

                  ○ 講演=受け入れ企業からの感想〔予定〕

☆担当職員の仕事の流れ

 ・10月2日(水)   担当者全体打ち合わせ(実施要領配付・担当事業所の確認)

 ・10月7日以降      担当事業所への連絡(打ち合わせ訪問・履歴書持参日時の確定) 

             事業所訪問(実習に関する注意等の打ち合わせ)➔ 事前訪問

 ・10月23日(木)  放課後・事業所別指導(生徒との打ち合わせ)

 ・11月5日(火)    放課後・前日指導(生徒へ最終確認)

 ・体験期間中        事業所訪問(実習の様子を参観する) ➔ 実習中訪問

 ・終了後(11月中)  事業所訪問(挨拶・お礼状を届ける、来年度の依頼) ➔ 事後訪問

 *事業所は無償で受け入れに協力してくださっています。原則として事前・実習中・事後の3回の訪問を

 この就業体験事業、本校にとって、キャリア教育推進の観点からしても、とても重要な事業だと考えています。