昨日夜のニュースでは、今朝の軽井沢の最低気温予想は、氷点下8℃でした。
今朝も予想通り冷え込みました。朝のニュースでは6時現在氷点下7.8℃。ほぼ予想通りでした。ここのところ、朝の校舎内の見回りも、コートを着て行っています。廊下は外気と変わりありませんので、コートなしで歩いていると、身体が冷えきってしまいます。
しかし、本校の窓は、寒冷地仕様の「ペアガラス」です。教室内は、太陽の日があたり、暖房を入れると、外とは異なり、かなり暖かいです。
さて、2学期の成績に関して、本日、成績伝票の締切としています。
テスト返戻(へんれい)にだいたい1週間かかりますので、成績伝票が教科担任から担任の手元に届くのには、どうしてもテスト終了から1週間後を見込まなければなりません。この間、教科会での成績審議も行われています。
昨日は遅くまで先生方が成績付けを行っていました。ありがとうございます。
私が教師に成り立ての頃は、この成績伝票を手書きで記し、担任の先生のところにもっていきました。当時、パソコンなどなかった時代です。手書きと電卓で成績処理を行っていました。現在は、パソコンで入力する形式に変わってきました。この30年で、成績処理のやり方も大きく変わりました。
その結果、成績処理の時間短縮ができるようになりました。
しかし、時々、私は思うことがあります。
効率からいうと、断然パソコンを使った方が良いのはわかっていますが、教科担任として伝票を手書きし、担任も、教科担任から頂戴した成績伝票を、また、手書きして集計していく。手書きをすることで、生徒達の成績を、指先で覚える。また、転記しながら、生徒達の成績がなぜこの成績なのかと思う。こうした思考をする時間が無くなったような気がします。
近頃、「血の通った教育が重要である」といった言葉を聞きました。パソコンについつい向かっていると、大事なことを忘れてしまうことはないだろうか。そんなことを、今日の成績伝票締切の「校長日記」を書きながら思いました。
一方では、この「校長日記」も、パソコンを使いながら書いていますし、インターネットの力を借りて、読者の皆さんのところにお届けしています。自分自身、相矛盾するようなことを書いてしまっている気もしています。
今日は、成績会議までの成績処理の一端をご紹介しました。
ところで、冒頭の写真の本、最近入手した岩波新書の新刊です。さっそく読みはじめていますが、本校の先生方にも是非お読みいただきたいなぁと思っています。この校長日記をお読みの皆さんにもオススメの1冊です。
話は変わり、午前中に、長野県カーリング協会の藤巻理事長さんと松村強化・育成事業部長さんが、来校され、教頭先生とお話を伺いました。第21回日本ジュニアカーリング選手権大会の優勝報告と1月のパシフィック アジア ジュニアカーリング選手権大会への協力要請でした。カーリングに関しても、本校として協力できることはできうる限り協力していきたいというのが私の基本的な考え方です。そんなことも申し上げました。
放課後には、このたびの優勝メンバーの松村君と担任の岩下先生が校長室を訪ねてくれました。松村君は優勝の賞状を持ってきてくれました。しばし、懇談し、記念撮影をしました。
次の大会の健闘を祈ります。
本校HPにも、「カーリング個人の活躍」の頁を作成してあります。以下からご覧いただけます。
http://www.nagano-c.ed.jp/karui-hs/curling.html