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 すでに何日か過ぎてしまいましたが、7月10日はウルトラマンの日。と、いうことで、ゲームボーイ用のクイズゲーム「CULT MASTER ウルトラマンに魅せられて」(バンダイ)をプレイしました。





カルトキングからのおことば


初めてお目にかかる。私がカルトキングじゃ。3つのゲームを代表して、あいさつに参った……。
どのゲームもメインにきてもおかしくないくらい、充実した内容にできあがっているぞ。
史上初!1台のゲームボーイを同時に2人で使って、楽しんでいただけるゲームあり、クイズ+ボードゲームでアドベンチャー感いっぱいのものもある。そして、1200問の問題をクリアして初めてその王座をてにすることができるというカルトキングへの道は、長く険しいぞ。君は果たして、この私の出すカルト問題に着いてこれるかっ?!
さぁ、皆のもの!カルトキングをめざすのじゃ。


「CULT MASTER ウルトラマンに魅せられて」取扱説明書より



 本作は初代ウルトラマンをテーマにしたクイズゲーム。比較的簡単な問題もありますが、CULT MASTER の名に恥じず、本編のかなり細かいところまでほじくり返したような問題も揃っています。



 ゲームモードは3つあります。
 1つ目は4択問題をひたすら解いていく、カルトキング。2つ目はすごろくのようなマップ上を移動し、怪獣に襲われた怪獣博物館を復旧していく、1P モード。そして3つ目は、ハードの制約上コントローラ-が一つしかついていないゲームボーイでありながら、2人で対戦することができる、アベックモードです。



 まずは最もオーソドックスな、カルトキングからプレイしていきます。





 それぞれ150問からなる8つのステージをクリアして、カルトキングを目指します。



 問題はすべて4択。問題文は1文字ずつ表示されていくので、答えがわかった段階でボタンを押し、答えを選択します。
 正解数が一番重要なのですが、正解数が同じ場合は消費時間の少ない方が良いので、答えがわかったらすぐにボタンを押した方が有利になります。もっとも、じっくりと問題文を読んで確実に正解を重ねた方がいいんですけどね。



 ウルトラマンは全39話。ステージは8つあるので、各ステージではウルトラマンの4~5話分の内容が出題されます。
 上の問題のように、特定の話数に対応しているわけじゃない問題もあります。



 中には結構難しい問題も。まあ、本編を見直せばわかることではあるんですけど。



 150問終了すると、結果が表示されます。3位以上なら次のステージに進むことができます。
 今回は89問正解で1位通過。正答率は約60%。まあ、こんなもんでしょうか。



 結構難しいのが博士シリーズ。岩本博士はよく出てくるんですけど、ゲスト博士の名前まではあんまり憶えていないんですよねぇ。



 撮影がらみの問題も出たりして。



 ウルトラマンの日を憶えていれば、第1話の放送日も自ずとわかります。



  ステージが進むと他プレイヤーの成績もアップしていきます。ステージ1と2は1位通過したものの、ステージ3と4は2位通過、ステージ5と6はギリギリ3位通過したのですが、ステージ7でついに最下位に。くそぅ。それでも90問正解しているんだけどなぁ。

 コンティニューできるのでステージ7に再挑戦。
 出題される問題はまったく変わらないので、2回目の挑戦ならサクサク答えることができますよ。



 と、いうわけで、楽勝で1位通過。それでもいくつか間違えちゃいましたけど。



 最後のステージ8は終盤近くの話数からの出題になります。



 さすがに1発クリアはできませんでした。100問以上正解しないといけないのか。



 再チャレンジ。
 やっぱりサクサク解答できます。ただ、ステージ8は数字問題が多くて、ミスがかさんでしまいました。



 とは言え、さすがに余裕の1位通過。



 ステージ7と8は2回のプレイでかなり正解数を稼いだということもありますけど、トータル正答率60%くらいというのはまあ、満足すべき結果でしょう。



 続いて1P モードをプレイ。







 何者かに破壊されてしまった怪獣博物館を復旧させるのが、科学特捜隊の使命です。



 マップ中央には科特隊本部。画面の端には、4つの怪獣博物館があります。怪獣博物館に巣くっている怪獣を全部倒せばクリアとなります。



 まずは4つの中から問題を選択。ジャンルは「ストーリー」、「怪獣」、「特撮」の3種類。書かれている数字は、正解したときに進めるマスの数です。



 問題はカルトキングで出てきたものと同じなので、そちらをプレイした後なら割と簡単です。
 数字が1の場合は2択、2か3なら3択になりますので、なおさら簡単ですね。3のときは4択でも良いと思うのですが、なんで3択なんだろう?



 問題に正解すれば、数字の分だけ移動することができます。移動したところは流星マークが付き、その方向へなら移動力に関係なくどこまでも進むことができます。
 問題を間違えると、3体いる野良怪獣が移動します。





 博物館に着くと、ウルトラマンに変身します。







 そして、博物館をを占拠しているボス怪獣が登場します。ここにいたのはゼットン。最初に行ったところにラスボス級の怪獣がいたのはちょっと残念ですね。
 しかし、饒舌なゼットンに、ものすごい違和感が……。

 制限時間内にクイズに15問正解すればボスを倒すことができます。敗北条件は時間だけなので、不正解を恐れず、どんどん解答していくのがお得です。

 スクリーンショットを撮り忘れていましたが、序盤はカルトキングのときと同じ問題が出題されます。カルトキングをプレイした後なので、まあ大体わかりますね。





 しかしボス戦では、後半から、画像から何の怪獣か当てるクイズになります。





 ゼットンの出題では、怪獣の拡大画像が表示され、それが徐々に大きくなっていくので、その怪獣の名前を当てるというクイズになります。
 さすがに1枚目、2枚目までだとほとんどわからない。3枚目でわかる怪獣はわかるんですけど、難しいものもあります。最後まで見ていれば確実にわかるんですけど、それをすると時間が無くなってしまいます。モノクロだということも、わかりにくさの要因になっています。

 対ゼットン戦は結構時間がかかってしまいました。時間が無くなってくると画面上部にあるカラータイマーが点滅するのですが、具体的にどれだけ時間が残っているのかわからないので結構ドキドキしてしまいます。

 ちなみに、上の怪獣、なんだかわかりますでしょうか? 正解はこちら





 なんとかゼットンを撃破して、博物館を復旧することができました。あと3つ。



 野良怪獣と接触しても、戦闘になります。





 必要正解数は7つ。しかも野良怪獣はカルトキングの問題しか出題してきません。まあ、余裕ですね。



 ゴモラがなんて問題を出すんだ……。



 ボスの一人、ジャミラは、怪獣の足跡クイズを出してきます。
 正解がわからないという意味では、これが一番難しかった。ただし、このモードでは誤答に対するペナルティが時間の消費だけしかありません。なので、時間をかけずに適当ポチポチ押して25%の確率で正解するだけでも、クリアできてしまいます。面白味には欠けますけどね。





 ボスの一人、バルタン星人の後半の問題は、怪獣の画像の一部だけが表示されるので、それを手掛かりに隠されている怪獣を当てるクイズです。
 これも難しい。時間をかけて見ていても、なかなか確証を得ることができません。
 このボス戦も4択なのですが、ボタンを押すまで選択肢が表示されません。せめて選択肢が事前に確認できていれば、まだ答え易いんだけどなぁ。







 最後のボスはレッドキング。レッドキングの後半問題は移動するスリットからかすかに見える怪獣を当てるというクイズ。これはスリットが左から右へ連続的に移動するので、バルタン星人の問題と比べて、かなり分かりやすくなっています。





 すべての博物館を復旧すれば、エンディングです。







 最後に、なぜか下からゾフィが登場しておしまい。



 パスワードも表示されます。試していないけど、これを入力したらどうなるんだろう? パスワードは復旧した博物館を記録しているらしいので、いきなりエンディングが始まったりするのかしらん?



 最後はアベックモードです。



 まず、2人の関係性を選択します。友だち同士、アベックで、おとなの人と、の3種類です。



 ゲームボーイでどうやって二人同時プレイをするかというと、一人は十字キー、もう一人はABボタンを使います。
 早押しクイズの要領で、1P なら左右キー、2P ならAボタンで、早く押した方が解答権を得ることができます。しかる後に、1P なら上下キー、2P ならBボタンで解答を選択。最後に左右キー、あるいはAボタンで解答を決定します。





 正解した方は7×7のマス目の中に、自分のコマを置きます。最初の1個は中央へ。2回目以降は、すでにコマが置いてあるマスの隣に置いていきます。







 そしてオセロのように、相手のコマを自分のコマで挟むと、挟まれた相手のコマを自分のコマにすることができます。
 要するに、パネルクイズアタック25です。アタックチャンスはありませんけど。



 最終的に、より多くのコマを置いた方が勝利です。



 かなり難しいも問題もあって、なかなか楽しむことができました。「そんなのわかるかー!」って感じの問題もありますけど。
 本編の内容の細かいところまで突っ込んで逐一問題化されているので、プレイしただけでなんとなくストーリーも理解できてしまいます。もっとも、あくまでもクイズで内容をなぞっているだけなので、また久しぶりに本編を観直したくもなりましたね。






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