Might and Migic VIII 冒険記 その4

　やってきましたレイベンショア。ここはかなりでかい街ですので、まずはじっくりと探索することにしましょう。

　なんと言っても目立つのは、町の中央にそびえ立つ巨大な水晶の柱です。今回の騒動の発端となった、謎の男が出現させ、精霊界への扉を開いたアレですね。





　なぜか扉のようなものがついていますが、今はまだ開くことはできません。

　冒険者ギルドへ行くと、仲間にできる冒険者が一人。誰あろう、見捨てられた神殿の入り口で出会った、5レベルのナイト、サイモン・テンプラーです。
　なんだ、やっぱり冒険者だったのか。それならそれで、神殿のときから仲間になってくれれば良かったのに。なんで同行しなかったんだろう？　一旦断って、神殿の外に出たりしたのがいけなかったのかしらん。
　枠に空きはあるので取りあえずパーティーに加えておきますけど、ナイトは役割的にトロールと被りますし、そのうち追い出すことになるでしょう。ですので、あんまりお金とかかけないようにします。

　レイベンショアにはバウンティーハンターギルドもあります。ここでは毎月賞金首が提示されるので、それを倒して戻ってくれば賞金がもらえるという仕組みになっています。
　賞金首を聞いてから、その月の間にそいつがいる場所まで行って倒し、また戻ってこなくてはならないので、移動にいろいろと制約のある序盤はなかなかこなすことが難しいケースも多いんですよね。今月の賞金首は、レグナ　クロスボウマン。近くにいればなんとかなるかもしれませんけど、このエリアの中にいたっけ？
　レグナ　クロスボウマンの賞金額は1800ゴールド。累計10000ゴールドに達すれば、バウンティーハンターの称号が得られるようです。先は長いですね。

　ラティウスという人から、エクリプスという盾を見つけてくるというクエストを受けます。エクリプスは元々太陽の神殿の伝説の司祭、カミエン・スライスが持っていたのですが、シャドースパイアのネクロマンサーギルドとの戦いにおいて命を落としたときに失われてしまったらしいのです。
　ということは、おそらくシャドースパイアにあるんでしょうけど、ネクロマンサーギルドとはあんまり敵対したくないんですよね。まあ、機会があれば入手することもできるでしょう。

　そして、ブルースワンの家で、アーコメイジトーナメントにエントリーしました。アーコメイジとは、3種の資源を駆使して自分の塔を高くしたり敵の塔を破壊したりしながら、1)自分の塔の高さを一定値以上にする、2)敵の塔の高さを0にする、3)資源のどれかを一定値以上に溜める、のいずれかの条件を満たせば勝利となるカードゲームです。塔の高さや資源の初期値と、勝利するのに必要な塔の高さや資源の量は、開催される場所によって様々です。これが変わることによって、同じゲームでも戦略が随分と変わってきます。
　アーコメイジはジャデイム大陸中でプレイされているようで、世界各地の11箇所の宿屋でプレイすることができます。全ての宿屋でアーコメイジに勝利すれば、素敵な賞品をもらうことができるようです。アーコメイジトーナメントのクエストは、Might and Magic VII でもありましたので、大陸をまたいで広く流行しているようですね。
　さっそくレイベンショアの宿屋でアーコメイジをプレイ。塔や資源の初期値が低く、勝利条件も低めになっている初心者向けの設定でしたが、無事に勝利を収め、まずは1つ目クリアですよ。

　6500ゴールドで偽の掛売り証明を売り、海の銀の塵を購入してくれる人がいました。とりあえず買っておいて、いつか買い取ってくれる人が出てきたときに売っちゃうというのでもいいんですけど、今の所持金が10000くらいしかないので、投機するにしてはちょっと高いですねぇ。偽の掛売り証明を買い取ってくれる人の存在が明らかになって、売りにいくのにあまり手間がかからないという条件が整わないと、なかなか手は出しにくいですね。

　ナーガの皮を500ゴールドで買い取ってくれる人も発見。まだ遭遇してはいませんが、ナーガって、強くなかった？　HoMM III でもかなり強力なCreature でしたしね。まあ、これはまだまだ先の話ですかね。

　馬屋がありますので、タイミングが合えば、ここから他のエリアに迅速に移動することができますね。
　そして馬屋の近くで蹄鉄を拾います。この各地の馬屋の近辺に落ちている蹄鉄を使用すると、なぜかスキルポイントが増えるという有り難いアイテムなのです。本当はパーティー全体のバランスを見ながら使用したいんですけど、MM VIII はパーティーメンバーとっかえひっかえシステムですから、できれば最後までパーティーに在籍する人に対して使用したいんですよね。ですので、これぞという人が仲間になるまでは、基本的にポゾ専用アイテムということになりますね。

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　街中の花壇の中に、「器用度」のチャレンジがあったので挑戦しましたが、全員あえなく失敗。このチャレンジをクリアするには、一体どれくらいの値が必要なんだろう？

　東の街外れに、時の蔵という、謎のオブジェクトがありました。



　鍵穴がついていますので、鍵をもってくれば、何かが起こるんでしょうね。何かはよくわかりませんが。

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　レイベンショアの真ん中には川が流れています。川の南側は、よく開発されている街の中心部。そして川を渡った北西側は、スラム街になっています。スラムにはちょっと小汚い感じの住人が住んでおり、ごみの山なんかもそこかしこに存在しています。ごみの山を漁るとアイテムを入手できたりもしますが、病気をもらってしまうこともあったりします。

　マディガン・ザ・トラッカーから、このエリアにいるダイアウルフを巣穴にいるのも含めて全滅させよ、というクエストを受けます。さらにダイアウルフの毛皮があれば、それも500ゴールドで引きとってくれます。これは割とお手軽そうなクエストですかね。

　スラムにも宿屋が存在していますので、こちらでもアーコメイジをプレイ。3種の資源のうち、採掘所と魔法ギルドは低いけれど、訓練所だけはやたら大きいという、ちょっと偏った設定になっていますね。まあ、無事勝利を収めます。
　そういえば以前にプレイしたときに、このレイベンショアの2個目の宿屋がすっかり頭から抜けていて、アーコメイジトーナメントがなかなかクリアできなかったような覚えが……。

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　レイベンショアには何人か仲間になってくれそうな人もいたのですが、まだこちらのレベルが足りないためか、快い返事をくれる人はほとんどいませんでした。
　そんな中、5レベルのミノタウロスであるエイリアスが仲間になってくれると申し出てくれました。というわけで、エイリアス君こんにちは。仲間になってくれたばかりだけど、サイモン・テンプラー君さようなら。ナイトよりミノタウロスの方が面白くて好きです。

　それはそれとして、一応、パーティーの最終形態みたいなものも考えておいた方がいいんですよね。今回はトロールが主人公ということもありますし、やっぱりバラエティ豊かな方が面白いので、人外系のパーティーにしたいなぁと思っています。となると、トロール、ミノタウロス、ダークエルフ、ヴァンパイア、ドラゴンということになります。
　ただ、ドラゴンはバランスブレイカーと言えるくらいには強くて、ドラゴンがパーティーにいると、どうしてもドラゴン中心の戦い方になっちゃうんですよね。ドラゴンを揃えて、空を飛びながらドラゴンブレスを吐きまくるというのも爽快ではあるのですが、今回はドラゴンは外すことにします。
　で、代わりに入れるのはネクロマンサー。ネクロマンサーは人間ですけど、ランクアップすればアンデッドであるリッチになるので、まあ人外パーティーの仲間に入れてもいいんじゃないでしょうかね。光の魔法が使えないし、精神・心霊・肉体系の呪文も弱いけど、弱すぎず、強すぎず、そこそこのパーティーになるんじゃないかと思います。
　ということで、トロール、ダークエルフ、ミノタウロス、ヴァンパイア、ネクロマンサー（リッチ）を最終形態とするのはいいのですが、後は同じクラスのキャラクターの中から誰を仲間に加えるのかという話です。過去のプレイでは、基本的に最初に仲間になる5レベルスタートのキャラをずっと使用していたはずなので、今いるメンバーは多分以前のプレイでも使用していたんじゃないかと思います。実際に誰を仲間にしていたのかはあんまり憶えていないので、どうでもいいといえばどうでもいいんですけど、せっかくだから同じキャラはやめておきたいんですよね。なので、5レベルスタートではなく、1段高いレベルのキャラでパーティーを構成しようと思います。その場合、ひとつネックになるのが、今いるメンバーに投資しすぎると、もしかしたら無駄になるかもしれないという点。まあ、かといってケチりすぎても苦労するだけなので、まあその辺は適当にケチりながら、キツくなってきたら少しくらいは鍛えるというくらいの感覚でいこうかと思います。

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　これで街中の人と建物は一通り回りましたかね。それではそろそろ、エリアの探索とまいりましょうか。……って、そういえば、アルヴァーの商館に行くのをすっかり忘れていましたよ。商館は船着場のすぐそばにあるので、街についてすぐにチェックしたのですが、ストーリー的に重要そうだから後回しにしていたのです。

　商館の中はダンジョン仕様になっていて、本棚がたくさん並べられています。探索してみると、「＜時の蔵＞の歴史」という書物を発見。それによると、時の蔵はかつて存在したアンバリー王朝最後の皇帝ソーン3世が、帝国の滅亡を前にして、いつか子孫が帝国を復活させられるように、皇帝の証を隠してある場所なんだそうです。現在も多くの者たちが、そこに隠されているものを狙っているのですが、未だその強力な封印は破られておらず、謎のままになっているとか。
　街外れにあった、あれですね。なんかスケールの大きそうな話なので、＜時の蔵＞を開けるのはゲーム終盤の話かもしれません。

　図書室には本があるだけで誰もいないなぁ、と思いきや、商館には図書室以外にもうひとつ別の扉がありまして、エルガー・フェルムーンはそちらにいたのでありました。
　ダデロスから預かった手紙を渡すと、フェルムーンは事態の深刻さを悟ったようです。そしてこの局面に対処するためには、さらに情報を収集する必要があると判断しました。そこで白羽の矢が立ったのが、ポゾ一行です。天変地異の様子を探るためには、なんといっても足の速い船が必要。そしてレイベンショアでもっとも足が速いのは、密輸団の所持している船なのです。そこで密輸団の頭目、アリオン・ハンターに手紙を届けてほしいとのことです。
　なんと言っても密輸団ですのでそう簡単に言うことを聞いてくれるのかはわかりませんが、この手紙を読めばきっと「心が揺れる」に違いない、らしいです。その手紙を読んでみると、密輸団から船を貸してもらうのと引き換えに、アルヴァー学院に通っているハンターの娘、アイラベル嬢の身の安全を保証しよう、という提案でした。安全の保障とは言っていますが、逆に言えば船を貸さないなら身の安全は保障しないぞってことで、要するに娘を人質に取っているようなものなんですけどね。けっこう悪どいこと考えるなぁ……、って、この届けなくちゃいけないクエストアイテム、明確に＜脅迫状＞って名前になってるし。
　密輸団のアジトは海岸線を西に進んだところ。次の目標はここですかね。別なクエストで必要な＜聖なるハーブ＞についても、密輸団に聞けっていう情報もありましたしね。

　さて、これで今度こそ街ですることは全部片付けましたかね。それでは本格的にエリアの探索に乗り出しましょうかというところで、今回はここまで。

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ポゾ　5レベル　トロール
エルスベス・ラメンティア　5レベル　ヴァンパイア
エイリアス　5レベル　ミノタウロス
フレデリック・タリミア　5レベル　クレリック
デヴリン・アルカナス　5レベル　ネクロマンサー