The Wounded Land

　ここのところずっとハドソンゲームばっかりやっていましたので、そろそろ、途中で放置していたHeroes of Might and Magic のキャンペーンを再開することにしましょうかね。
　というわけで、Heroes of Might and Magic のキャンペーンシナリオ3、「The Wounded Land」をプレイしました。

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SCENARIO 3：　The Wounded Land

Chaos. A maelstrom of combat plagues the land. The people suffer, but will rally behind the wielder of the Eye of Goros, an artifact that can heat the wounded land. It was buried and lost eons ago. The first lord to uncover the Eye will unite the people and conquer the land - but it lies in a vast territory with only pieces of a puzzle to guide the way.

　この戦乱は大きな混乱を撒き散らし、人々は苦しんでいます。しかし、“Eye of Goros”を手にした為政者によって、その傷は回復されるはずです。
　しかし“Eye of Goros”は、随分前に失われてしまっています。最初に“Eye of Goros”を手にした君主は人々をまとめ、土地を征服することになるでしょう。しかしそれを手に入れるためには、この広大なエリアの中にある、わずかな手がかりをたどらなくてはならないのです。

　“Eye of Goros”は、Might and Magic I に登場するアイテムで、偽のアラマー王の正体を見破ったり、アストラルプレーンにワープできたりする力を持っています。そんなアイテムが、何故この状況で出てくるんですかね？　そもそも、Goros って誰？（あるいは、何？）



　こちらの本拠地はマップ南東部。本当に隅の隅なので、Lサイズ相当の広さですね。
　近くにいる野良Creature はPixy やDwarf など、比較的対処が容易な相手が多いですし、戦わなくてもそれなりに奥まで進んでいくことができます。探索可能エリアが広いので、Hero を3人にして進めて行きます。

　本拠地から北へ行ったところ、マップ東部にあった中立のSorceress の街を攻略します。

　マップは広く、野良Creature を倒さなくても結構進めるので探索はすいすい進むのですが、ｌ収入が少ないのでなかなか軍備を拡充することができません。まだ他のプレイヤーとは出くわしていませんけど、戦力が乏しいままどんどん先に進んでいくのは怖いなぁ。

　北東方面にRed のHero がちらちら見え隠れしています。丁度View Towns の呪文を覚えることができたので、様子を見てみることにしましょうか。



　北東にRed、北西にBlue、南西にGreen という配置ですね。他国領も南東エリアと同じようなものだとすると、野良Creature もあまり強くなく、移動はそれほど阻害されないんじゃないかと思います。

　中立の街も沢山ありますけど、今のところはまだ他プレイヤーには押さえられていないようです。でもゲームが進んで街がどんどん落とされてくると、なかなか敵を全滅させることができず、泥沼の戦いに陥りそうな予感もします。そうならないように、早めに優位を築きたいところです。
　中立の街の種類はランダムだと思うのですが、今回はSorceress の街が多めになっています。Creature の補充が容易になるので、その点はラッキーですね。

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　Red のHero はマップ中央にも出張っていましたので、まずはRed を叩くことにしましょうかね。

　主力Hero に戦力を集中させて、ウロウロしているRed のHero を倒しながら、北東方面に侵攻していきます。敵はひとりひとりのHero はそれほど強くはないですけど、エリア全体攻撃呪文のStorm でこちらの軍勢を消耗させたり、Dimension Door でマップをピョンピョン飛び回ったり、ちと面倒くさいですね。

　まあそれでも、守備軍はそれほど強くなかったので、Red の本拠地であるKnight の城の攻略に成功。Red のHero はまだ見える範囲で3人いますけど、1週間耐えしのいでしまいましょうか、……なんてことを考えていたのですが、Red は中立の街を攻略してあっさりと延命に成功してしまいました。
　ちぇ、やっぱりこうなるかー。まあ、その街はすぐ近くだったのですぐにこれを奪取。中立の街に城を建ててくれたので、むしろラッキーだったかもしれません。
　もう一人、こちらのエリアに突っ込んできたRed のHero を返り討ちにしたところでRed は滅亡。あと一人いたはずですけど、Green かBlue にでもやられたんでしょうかね。

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　気が付いたら、もう4ヶ月が経過するところでした。うわー、いつの間にそんなに時間が経っていたんだろう。どうしてもLサイズのマップだと、のんびりしちゃうなぁ。

　次は北西のBlue でも攻めましょうかねー、なんて考えていたら、その前にBlue が滅亡してしまいました。実はこれまで、Blue にもGreen にも出くわしてなかったんですけど、未探索になっているマップの西半分では、それなりに激闘が繰り広げられていたんでしょうかね。

　というわけで、あらためてView Towns とView Mines で、互いの版図をチェックしてみます。





　形成はほぼ互角。それなら賢さの分だけこちらが有利でしょうかね。

　一旦軍勢を整えて、Sorceress の軍勢を主力Hero に集めます。まだPhenix の雇用には至っていませんが、呪文の力もありますし、これなら充分戦っていけるでしょう。
　さらに第2軍として、Knight の軍勢も整えます。こちらもまだParadin が雇用できません。Knight は城の数も少ないので、まともな戦力になるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

　どこを目指すと言うでもなく、進み易そうな方向へと道なりに進軍していきます。そしてマップ中央やや西部寄りにあった、Green のSorceress の街を攻略します。ここを足がかりに、どんどん攻めていきましょうかね。

　……えーと、しかし、どんどん攻めていきましょうか、という予定だったんですけど……。



　
　ここで思わぬ事態が発生。Obelisk の秘宝の位置が大体判明していたので、その周辺をHero 3人がかりで掘り返していたところ、見事“Eye of Goros”の発掘に成功。そのままシナリオクリアとなりました。

　えー！？　このシナリオ、これで終わり！？

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The healing power of the Eye of Goros spreads throughout the land. The population unites behind you and the other lords retreat. The war for domination begins.

　“Eye of Goros”の持つ癒しの力は国中に広がっていきます。それによって人民の支持が集まり、他の領主たちは退散して行きます。すごいね、Goros。
　これからは、優勢を築くための戦いが始まるのです。

　クリア日数は5ヶ月と1週間と1日で148日。Oberisk は東側にあるものしかチェックしていませんでしたけど、大体の位置は判明していましたから、Artifact を探索するだけでいいとわかっていたなら、もっとさっさとクリアできたんだけどなー。
　いやまあ、事前の説明から、“Eye of Goros”の入手が勝利条件じゃないかという予測は充分立てられたはずなんですけど、Standard Scinario は全部相手を殲滅させるのが勝利条件だったので、Heroes of Might and Magic I では、まだArtifact の入手など、特殊な勝利条件を持ったシナリオは無いものだと思い込んでいたんですよねー。
　HoMM I では、次のシナリオにHero だの軍勢だのArtifact だのを引き継げるわけでもなさそうなので、クリアできるならさっさとクリアするに越したことはありませんね。