今年のカープは投打に充実

　今日はカープのオープン戦がネット配信されるという事で、久しぶりにカープ戦を観戦しました。やっぱり野球はいいですなぁ。
　試合の方は6-0の完勝。オープン戦とはいえ、やっぱり勝つに越したことはありませんね。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
イーグルス	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
カープ	3	1	0	1	0	1	0	0	x	6

　今日の注目はなんと言っても黒田です。立ち上がりにランナーを背負ったものの、2回を投げて無失点。速球はMAX147km/hを記録しました。内容はともかく、しっかり投げることが出来たと言うのが何よりです。故障明けだけにまだ不安な面はあるかと思いますが、まずは順調に回復しているようで安心しました。

　今日は先発の黒田を始めとして、8投手の継投で無失点でした。注目したいのは、2番手の斎藤と、3番手の前田健です。
　斎藤はスピードも球威ももう一つでしたけど、キレのある球がいいところに決まっていました。力強さが足りないのでもう少し身体を作って欲しいのですが、サウスポーは手薄なだけに、もう少しコントロールが安定すれば面白い存在になりそうです。
　前田健はとにかく勢いと度胸ですね。フェルナンデスへのインコース攻めは、よく投げるなぁと感心しました（結局四球だったけど）。本人の談にもありましたが、かなり力んでいたようですね。新井のファインプレーに救われた面もありましたが、0で抑えられたのは自信になると思います。現時点では1軍の戦力にはならないと思いますが、早いうちに出てくるかもしれません。

　やけに落ち着いた投手が出てきたなと思ったら、黒田と同じく手術明けの佐竹でした。バックに助けられながらの三者凡退でしたが、若い斎藤と前田健の後だけに、すごく安心感がありました。それから、横山と林もいい感じみたいですね。

　打つ方では、梵が2本塁打を含む3打数3安打3打点。去年は打ち上げてしまうケースが多かったので、第1打席のホームランでむしろ心配になったのですが、第2打席のホームランは会心の当たりでしたし、第3打席は低めのストレートを完璧に捕らえました。キャンプ中は打撃不振みたいな報道もありましたが、まずは順調なようですね。
　それから尾形。あの怪我をしたライオンズ戦を観戦していただけに、また元気に戻ってきてくれたことが何より嬉しいです。2年前の前半戦は、1番尾形の活躍を抜きにしては語れませんでした。尾形の出塁はただの出塁ではなく、チーム全体を活気付ける出塁でした。外野でのレギュラー奪取は厳しいと思いますが、尾形の存在は、必ずやチームを勢いづけてくれる筈です。

　昨年のカープと比較して、今年は確実にレベルアップしていると思います。今年はクライマックスシリーズもありますので、カープにも優勝の機会は充分あるでしょう。私は毎年カープが優勝すると予想しているのですが、今年は例年よりも確信を持って、カープの優勝を宣することが出来そうです。