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 国産ゲームブックの金字塔、鈴木直人のドルアーガの塔3部作が、ついに創土社から復刊されるようです。第1巻の「ザ・タワー・オブ・ドルアーガ 悪魔に魅せられし者」の刊行は11月予定。

剣社通信

 前々から刊行予定リストに入っていながらナムコとの交渉が上手いこと進んでいないなどという噂も漏れ聞こえてきたりして、一体どうなるのかとファンをやきもきさせていたのですが、無事刊行されるということでまずは一安心ですね。気になるタイトルにもしっかりと「ドルアーガ」という単語が使われており、ナムコとの版権交渉も上手くいったようです。そうなると「ドラゴンバスター」→「竜の血を継ぐ者」の立場が無いのですが……。

 ドルアーガ3部作は創元文庫版も持っているのですが、実は未プレイ。プレイするならやっぱり創土社版ですかね。創元版はちょっとボロボロぎみですし。積んじゃうとまたプレイするのがいつになるかわからないので、新品購入即プレイという流れにしたいところです。ああ、今から何でこんなにワクワクしているんだろう。

 気になるのは、ドルアーガとグレイルクエストの刊行が済んでしまうと、他に売れそうな過去のビッグタイトルがないのではないかという点です。完全新作でかなり出来が良かった「魔人竜生誕」にしても売り上げが芳しくないというようなコメントが剣社通信にもありましたが、復刊するにしても「ドルアーガ」は最後の切り札のような気がします。
 個人的にはゲームブックは今後フェードアウトしていく運命なのではないかと悲観的な見方をしています。少なくとも現状よりも盛り上がりを見せることはないでしょう。創土社にとってゲームブック(あ、創土社的にはアドベンチャーゲームノベルだっけ)の刊行は良くてトントンくらいのようですが、最後の砦として何とか踏んばってもらいたいものです。

 ま、私はもう一生分のゲームブックを蓄えているので、今後ゲームブックに飢えることは無いからいいんですけどね(ヲイ)。まだソーサリーも積んでるしね(自慢にならない)。



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