IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

達磨窯(2)

2008年03月31日 | その他瓦の事
日曜日、達磨窯作りに参加してきました! かなり形が出来上がってきています。 想像していたよりも大きくかなりの迫力。 雨が降っていたため、ブルーシートを掛けたままでの作業となりました。 この日は団子状にした壁土を窯の周囲に塗る作業をしました。 塗ると言っても、コテは使わず、壁に向って土の塊を投げつけていきます。 表面の荒々しさが土の力、良い雰囲気だという声も! 雨足が強まり、作業は . . . 本文を読む

愛媛へ…(3)

2008年03月29日 | その他瓦の事
菊間かわら館の続き。 かわら館の裏山を登っていくと、小さな小屋があります。 この中には達磨窯が…。 煙り出しには煤がついていて、実際にここで 窯を焚いたことがあるというので驚きです。 瓦作りの体験教室も併設されています。 さらに上を見上げると長~い滑り台が。 ここで一緒に行っていた紐のし屋さんが 「あれ見て!」と。 よく見てみると滑り台のスタートが大きな鬼瓦に! 子供達は鬼の叉 . . . 本文を読む

菊水の鬼瓦

2008年03月28日 | 鬼瓦、鬼師について
修理再焼成が出来ました。 今回は菊の花と浪をあしらった菊水鬼瓦です。 修理前。 正面からは綺麗な感じですけど、 矢印部分が大きく割れてしまっています。 鬼師が残った欠片を用いて丁寧に修復して行きました。 そして数十年ぶりに窯の中へ…。 今回も綺麗ないぶしを纏いました! 菊の花も生き生き! 傷も癒え、元の屋根へと帰って行きました。 . . . 本文を読む

ペーパーウェイト出来てます!

2008年03月27日 |  >瓦小物
ペーパーウェイト(文鎮)が続々と焼きあがっています! 前にも記事にしましたが、白鳳時代(7世紀終わり頃)に作られていたという 鬼のデザインをあしらった小物です。 小さいながらも彫りの深さが特徴。 このペーパーウェイト、記念品としてよくご注文いただいています。 飾るだけでもいいですけど、あると結構便利! 事務所内でも伝票押さえに大活躍です。 . . . 本文を読む

春の彩り…。

2008年03月26日 | 瓦廊 TATSUMI
瓦廊の彩りも春になるとサイクルが早くなってきました! ついこの間、椿を生けてたばかりのいつもの鬼師、 早くも春の新作で瓦廊を華やかに演出してくれました! もちろん前の椿も場所を移してまだまだ生きています。 春はやっぱり桜ですねぇ。 お馴染みの角柱の花器がしっかりと 枝々を受け止めています。 桜といぶし瓦…、日本の色合いをギャラリー瓦廊で一足先に堪能してみては? . . . 本文を読む

愛媛県へ…(2)

2008年03月25日 | その他瓦の事
グランプリ見学のあと、菊間のかわら館へ。 あいにくのお天気で外の様子はあまりありませんが、 ここでもまた産地らしく大きな鬼瓦が出迎えてくれました! 広い館内には沢山の鬼瓦などが整然と展示されていました。 昔の瓦産地の様子が精巧なミニチュアの模型で再現されています。 達磨窯の模型も。 また、展示されていた古鬼瓦からは、 その時代の鬼師の意匠性の高さが伺えます。 数ある . . . 本文を読む

愛媛県へ…(1)

2008年03月24日 | その他瓦の事
昨日瓦組合の青年部の方々と屋根葺きの競技大会である、 「全瓦連技能グランプリ2008」愛媛大会の視察に行きました。 場所は愛媛県武道館。 石や木をふんだんに使ったとても大きなこの武道館。 屋根にはいぶし瓦が葺かれていました! 入り口を入るとすぐに目に入るのが、 この巨大な鬼瓦! これくらいのインパクトがあれば、誰が見ても 「あ、瓦の産地なんだな」と感じるでしょうね。 淡路にも . . . 本文を読む