IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

今年もお香プロジェクト。

2011年11月19日 | 瓦廊 TATSUMI
昨年に引き続き、淡路市さんが今年もお香プロジェクトを行います。 今年度は「お香と瓦 淡路島お結びプロジェクト」 瓦の香炉を使って島内各地でお線香をたき、地場産業をPRするというものです。 今年も瓦の香炉を製作させて頂けることになりました! 昨年と同タイプの香炉に加え、新たなデザインの製品もつくります。 現在鬼瓦職人が急ピッチで製作しています。 一月からの土日祝日の淡路島はお香のいい匂い . . . 本文を読む

瓦のサル。

2011年11月14日 | 飾り瓦について
さるです。 これも屋根用の飾り瓦です。 以前にご注文で「見ざる・聞かざる・言わざる」を製作しましたが、 今回はサルの手に注文がつきました。 お客様から写真が送られてきて、こんな形で仕上げて欲しいとの事でした。 座禅を組んだときの手の形みたいですね。 猿の様々な縁起についてはこちらを!        「見ざる・聞かざる・言わざる」   . . . 本文を読む

亀の復元。

2011年11月05日 | 飾り瓦について
今回のお仕事は亀   こちらは見本となった古い瓦。下の写真の亀は焼き直してもう一度屋根へ上がります。 もう一体が修繕不可のため鬼師が復元することになりました。亀も阿吽(口が開いたのと閉じたの)で作ります。 出来上がりがこちら!甲羅の上の岩のようなものの真ん中には別の素材で縁起物の宝珠が埋め込まれます。 「鶴は千年、亀は万年」と言われるだけあって、長寿を象徴する大変めで . . . 本文を読む

鬼瓦の台を製作中。

2011年11月03日 |  >製作風景
今日は文化の日。瓦屋さんに祝日は関係ありません。今日も鬼師たちは工房での作業です。 今日作っているのは鬼瓦の台。メインの鬼瓦は古い瓦を修理し焼き直してもう一度使います。今回は台のみ製作となりました。 模様を丁寧に形作っていきます。和柄にもよく見られる、立浪の模様です。 一つ、二つであれば、このまま手彫りで作ってしまうのですが今回は数組製作するので、これに石膏を流し、型を作っていきます . . . 本文を読む

燻し玉作ってます。

2011年11月01日 |  >製作風景
あっという間にもう11月。朝晩は少し冷えますけど、昼間はまだ汗ばむ日が続いています。   さて、工房では現在「燻し玉」の特注品を製作中。   通常の直径10cmより大分大きいので職人もまん丸に仕上げるのにちょっと苦労しながらなんとか出来上がりました!   あとは割れないようにゆっくり乾かして、じっくり焼き上げます。うまく出来上がりますように 先日 . . . 本文を読む