IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

門屋のリフォーム(8)

2007年08月31日 |  >瓦門屋のリフォーム
先週から瓦葺きが始まりました! パレットで運び込まれた瓦を丁寧に屋根に上げていきます。 今回、64判の切落桟瓦を葺く事になりました。 軒と袖をまず葺いて、続いて向って左側から順に 「かぶせ葺き」で葺いています。 いぶし瓦が上がってようやく門屋の外観が締まってきました! 猛暑が続く中、日が暮れるまで汗だくで作業に 没頭している職人さんには頭が下がりますね。 一昨日、昨日と . . . 本文を読む

ホームページをリニューアルしました!

2007年08月30日 | 会社案内
この度、弊社ホームページを新たにしました。 まだできていないページや、手直しをしなければならない所も 多々ありますが、ようやくカタチになりました。 本ブログと併せて、これからも宜しくお願い致します! 新しいHPはこちらから ↓    ↓    ↓ http://www.tatsumi-oni.co.jp . . . 本文を読む

レトロ

2007年08月29日 | 瓦廊 TATSUMI
今日は高圧ガス取扱の講習を受ける為、朝から大阪へ来ています。 講習は二日間あるので、ネットでテキトーに選んだ安宿に泊まってるんですが・・・チェックインしてびっくりしました。 安いだけあって、正直こんなビジネスホテルは初体験です。 なにもかもが、良く言えば昭和レトロなんですけど・・・。 何か出そうでビビってます。 話題を変えて、大阪 . . . 本文を読む

鬼瓦の復元

2007年08月28日 | 鬼瓦、鬼師について
今、鬼師が作っているちょっと変わった鬼瓦。 鬼面と言うより、獅子の顔っぽいですね。 見本の瓦を見ながら復元制作しています。 細かく寸法を調整。 ミリ単位の作業になります。 土台を作ったら土を盛ってカタチ作っていきます。 この鬼瓦、顔だけでなく、数珠も変わっていました。 通常は半円球状ですけど、 今回は指先で捻ったような形になっていました。 鬼師は何よりもこの数珠が一番厄介だと洩 . . . 本文を読む

ワンコにも大人気!

2007年08月27日 | 瓦廊 TATSUMI
先日鎌倉に住むいとこが「瓦廊」を訪ねて来てくれました。 愛犬を連れて自動車で12時間近くかかったみたいです… 「バーニーズマウンテンドッグ」という犬だそうです。 とても賢いワンちゃんでした! いぶしの敷瓦が冷たくて気持ちよかったのか ゴロゴロゴロゴロしてました! わんこにも大人気?のいぶし瓦です! . . . 本文を読む

奈良市 高畑町

2007年08月25日 | 日本の町並み
もう一つ奈良のこと。 元興寺界隈、「ならまち」の町屋とは違って ここ高畑町は、閑静な住宅街です。 羨ましいほどの大邸宅がずらりと並んでいました! 「ならまち」とはまた一味違った趣きです。 これだけいぶし瓦に囲まれていると気分がいいですね。 土塀も色んな意匠が凝らされていて 歩いていて全く飽きませんでした! 志賀直哉が9年間過ごした住宅。 その隣にある高畑茶論。 住宅街の一角です . . . 本文を読む

いぶし花器

2007年08月24日 |  >いぶし花器
鬼師手作りのいぶし花器です。 完全手作りのために、同じ物は二つとありません。 また、独自の焼成方法により表れる 通常のいぶし銀とは一味違った味わいある 深い和色に焼きあがっています。 表面の模様もそれぞれ違う表情を持っています。 自然の優しさに品格も兼ね備えたこのいぶし花器に そっと花を生けてみると、奥ゆかしさのある 和の美しさに出会えます。 伝統美と現代の感性が綾なすいぶし瓦。 まだ . . . 本文を読む

別注瓦乾燥中

2007年08月23日 | 工場の仕事
お盆前に制作した瓦を乾燥中です。 窯の余熱で乾かしている所。 何度となく書いてきましたが、乾燥は慎重にしなければなりません。 一定の面だけ乾くと割れてしまうのでひっくり返したり、 横に立てたり、乾き具合を見極めながら徐々に乾かしていきます。 鬼師たちは作り終えた後も、毎日土の状態をチェックするのが日課となっています。 窯入れ、焼成、窯だし、出荷まで気の休まる時はありません。 先週工 . . . 本文を読む

奈良市 新薬師寺

2007年08月22日 | 日本の町並み
ここは平安時代の薬師如来像と、天平時代の十二神将像が共に 国宝に指定されているのは有名ですね。 私もこれまで3回、十二神将見たさに行きました。 今回はもちろん瓦を見る為、4度目の訪問となりました。 天平期の建築様式が色濃く残る本堂です。 単層で窓もなく、簡素な装飾で大きな白壁が目立っていました。 また古式で、緩い勾配の屋根を見れるのは今ではここ新薬師寺だけだそうです。 瓦も、奈良時代 . . . 本文を読む