IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

天狗な鬼瓦。

2008年01月31日 | 鬼瓦、鬼師について
今年最初の修理鬼が続々と仕上がってきました。 かなりの数なので、一窯には入りきりません。 今日は第一弾、鬼面瓦が出てきました! 珍しく舌を出した下り鬼。 ニノ鬼、同じような顔ですが鼻、眉毛など よく見ると微妙に違うのが分ります。      注目はこれ! 何故かこの鬼だけ鼻が天狗です。 ほら! どういう意図なのか分りませんが、古い鬼は 色々と楽しませてくれます。 . . . 本文を読む

原寸図の講習会。

2008年01月30日 | その他瓦の事
昨日、淡路瓦の組合で若手向けに行われた、 瓦の原寸図作成の講習を受けてきました。 講師の先生が準備してくれた瓦を使って 厚紙に瓦を写しとるという最も基本的な事です。 今でも屋根工事の際、詳細を要する部分は原寸の型紙 を使って打ち合わせるそうです。 あらかじめ用意された瓦は既に バラバラに切られていて、自社で扱う瓦以外は どれがどれだかさっぱり分かりません…。 これは何?と何度も聞きなが . . . 本文を読む

角柱瓦を使って…。

2008年01月29日 |  >瓦門屋のリフォーム
度々登場する角柱。 焼成前はこんな色をしています。 花器やランプシェードによく使いますが、 今回は庭を飾る為の道具を製作中。 建物のリフォーム完成後、長い間お伝えしていなかった門屋ですが、 もうすぐ待ちに待った庭の工事が始まります。 そこに使う瓦を作っている真っ最中! どんな風に使われるのかは完成後のお楽しみ。 . . . 本文を読む

模様替え・其の壱

2008年01月28日 | 瓦廊 TATSUMI
土曜日のつづき…(写真撮りなおしました。) 前々から瓦人さんとこのお洒落なカウンターに憧れておりました。 そんな時に、南海荘さんへの出張ディスプレーを見て、 なるほど!こんな簡単な仕方があるのか(驚) 早速真似しよっと(あっ、ちゃんと許可は得ました)。 でもそのまま真似るのも…。 自分で木でこしらえる事にしたのです。 今まではこんな感じでした。 素人なので棚自体は雑なものですが、 . . . 本文を読む

少し模様替えしたけど。

2008年01月26日 | 瓦廊 TATSUMI
今日は工場は休みなので、瓦廊の模様替えをすることにしました。 実はオープンから一年以上になり、だんだんと物が増えて 収拾がつかなくなってきたのです。 とは言っても部屋全体は一日では出来ないので、 少しずつ変えていこうと思っています。 今日はその第一弾! どれも大事な瓦ですが、一部は倉庫で眠ってもらうことに…。 大分片付けたのですが、まだスッキリしません。 出荷をしながらの模様替えなので . . . 本文を読む

寒くても…。

2008年01月25日 | 私事
寒い日が続いております。淡路島も昼に少しだけ雪がふりました。当然ながら工場内は暖房なんかありません。この時期は窯に火が入るのも少なく、今日も冬の凛然とした空気の中で皆、瓦作りに勤しみました。 今日の夕焼け。 寒いのは苦手ですが、冬の淡路島の澄みきった空は結構好きです。   . . . 本文を読む

メールのおかげで…。

2008年01月24日 | 瓦廊 TATSUMI
先月ご依頼いただきました表札がようやくお客様の手元に…。 今回は遠方の方からメールでのご依頼でした。 デザインは予め決めておられたようで、 送られてきた図面を元に早速鬼師が製作に入りました。 下の写真は最初に作ったものです。 図面と見比べてもらう為に、 念のためお客様にメールで確認していただきました。 すると…、 「周りのラインはもっと細く」とのご指摘を受けました。 線が太 . . . 本文を読む

浅草寺界隈。

2008年01月23日 | 日本の町並み
今日も浅草のことです。 浅草寺の周りを少し歩いてみました。 有名な仲見世商店街。 さすがに人が多かったです。 せんべいがおいしそう。。。 個性豊かな店が並ぶ伝法院通り。 ここでは庇の上の水切り部分に瓦で様々な意匠が施されていました。 一軒一軒異なるデザインで見ていて飽きません! 思わぬところに鬼瓦も。 町歩きには、少し目線を上げることで、 和瓦でしか成しえない . . . 本文を読む

浅草・・・。

2008年01月22日 | 日本の町並み
東京へ行ったついでに浅草へ寄ってきました。 どうしても直接見て確認したいものがあったのです。 それは、浅草寺の宝蔵門。 この門の屋根に葺かれているのはいぶし瓦ではありません。 全てチタンで出来ています。 写真では違いが分りにくいかもしれませんが、 肉眼で見ると一目瞭然でした。 宝蔵門。 いぶし瓦特有の経年変化による色の違い(マダラな感じ) も再現しているとのこと。 鬼瓦もチタン製で . . . 本文を読む