IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

恒例の門松作りなのですが…。

2008年12月29日 | 工場の仕事
今日は仕事納め。 皆で一日工場中を大掃除しました。 夕方には毎年恒例となっている門松作り。 買ってきたほうが安くて手っ取り早いとの声もありますが、 毎年続けているので、今年も竹を切ってきて 手作りの門松をこしらえました。 いぶし瓦の鉢に慣れた手つきでいつもの鬼師が作っていきます。 完成! 彩りも鮮やかに、新年を迎える準備が整いました~。 門松を飾る割に門松の事をあんまりよく . . . 本文を読む

今年最後の窯です。

2008年12月26日 | 工場の仕事
夜の窯場は格好良く見え結構好きです。 今年最後の窯に今朝火を入れました。 毎年年末は急ぎの焼成などでバタバタとして、 気が気ではありませんが 本年も何とか年内納期の瓦を仕上げることが出来そうです。 今年は燃料(ガス)の価格変動の激しい一年でした。 一時はどうなることやらと思いました…。 今後どう推移していくのか分りませんが、 コンスタントに焼成できるよう安定することを願いたいと思い . . . 本文を読む

恵比寿様のプレート。

2008年12月25日 |  >七福神
今月初めに作りはじめた恵比寿様の飾り瓦が完成しました。 今回、ご依頼があったのは10月。 予め製作には一ヶ月以上かかる旨をお伝えしていました。 が、実際にGoサインが出たのは今月に入ってから…。 これは無理かもしれない(形は出来ても乾燥が間に合わない) ので、お断りしようかとも思ったのですが、 やるだけやってみてほしいとのことでした。 やるだけやってみることに。 形を作るのはベテランの鬼師に . . . 本文を読む

次の鬼瓦。

2008年12月24日 | 鬼瓦、鬼師について
壁にかける大きな鬼瓦が完成し、 今は乾燥中…。 しばらくは覆いをし、じっくり寝かせます。 続いて別の鬼瓦の制作に入っています。 別の鬼師はちょっと変わったご依頼に取り掛かっているのですが、 初めての内容で、かなり頭を悩ましています…。 でも、今までに作ったこと無い仕事をすることは 鬼師にとってのやりがいにもなっているのです! . . . 本文を読む

願いのこもった鬼瓦。

2008年12月23日 | 鬼瓦、鬼師について
復元製作のご依頼を受け製作した鬼瓦(経の巻)。 先日完成し、屋根へ向けて旅立っていきました! 7寸叉鬼。 6寸隅鬼。 今回の復元鬼の家紋は「願」の字。 建物を守ると同時に願いも叶いそうな気がしますね~。 もしかしたら屋根に向って手を合わせる方がいるかも!?しれません。 和瓦の屋根には色々と個性があるので 見慣れた屋根でも新たな発見があるものです。 休日にはのんびり町を歩いて屋根を見 . . . 本文を読む

達磨窯・六回目の焼成。

2008年12月22日 | 淡路島
土曜日、 達磨窯六回目の焼成が行われ 夜にお手伝いに行ってきました。 この日は風もなかったため、前回のように窯の周りに 風除けを作らなくてもなんとか耐えられました。 ここでは交代しながらの作業なので、 皆で火を見ながら、ゆったりとした時間の流れを感じる事が出来ます。 その昔、達磨窯全盛のころは一人で(多分)窯の番をしなければならないので、 火を見ながらゆったりと…、 なんて悠 . . . 本文を読む

瓦の牛。

2008年12月20日 | 瓦廊 TATSUMI
今日も淡路島はスッキリと晴れて、気持ちの良い一日でした。 でも、12月も下旬に差し掛かると言うのに これだけ温かいのもおかしいのかもしれませんね。 さて工房では例年この時期、翌年の干支の飾り瓦を製作しているのですが、 実は今年はまだ出来ていません。 出来上がりの予定も未定でございます。 楽しみにしておられたお客様もあったようで、 ホントにすみません…。 写真の牛は数年前に鬼師が作った作品です。 . . . 本文を読む