IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

森山大道の写真展

2008年02月28日 | 私事
ちょっと寄り道してきました。 昨日、大阪への納品後現場近くの書店アセンスへ。 この本屋さんはアート関連の本が豊富で大阪在住時、よく利用していました。 たまたま5階のギャラリーで森山大道の写真展が開催されていて見に行く事に…。 森山大道、モノクロのストリートスナップで有名な写真家。 荒れた粒子は「森山調」と呼ばれています。 アレ、ブレ、ボケ。 今では写真の表現方法としてよく使われますが、 . . . 本文を読む

室内装飾に鬼瓦。

2008年02月27日 | 瓦廊 TATSUMI
今日は朝から軽トラ一杯に鬼瓦を積んで大阪へ。 以前、インテリアデザインを手掛けるある会社から 飲食店の内装に鬼瓦を使うとのことで ご依頼を頂いており、今日がその納品日でした。 現場は心斎橋のど真ん中。 駐車違反取り締まりの監視員の数に驚き、 現場前に停めるのを断念しました…。 パーキングを探してそこから台車で運ぶ事に。 ビルの一角のこのお店。工事の真っ最中でした。 焼き . . . 本文を読む

二尺の鬼面窯入れ

2008年02月26日 | 工場の仕事
じっくりと乾燥させた2尺の鬼面。 ようやく窯へ入ることとなりました。 今回の窯は盛りだくさんの内容です。 龍の巴瓦 大きなプランター 鬼瓦。 別注品の窯積みは特に注意が必要です。 窯の中ならどこに入れても良い訳ではありません。 鬼師たちは意見を出し合い、その鬼瓦にとっての 最善の場所を探って行くのです。 . . . 本文を読む

急きょ窯積みを。

2008年02月23日 | 工場の仕事
今日、工場は休みなのですが工事中の庭の部品を 早く用意しなくてはいけないこともあり、急きょ 窯積みをする事になりました。 休みにもかかわらず朝から煤まみれの職人たち。 今回は小端立て瓦など、小さい瓦が多く いつもより細かい棚を作っていかなくてはならないので 時間がかかりました。 お昼をはさんで数時間、何とか予定の瓦を全て入れることが出来ました。 しっかり扉を閉めて…、 これで . . . 本文を読む

いぶしペレット、少しずつ出来てます!

2008年02月22日 | 瓦廊 TATSUMI
今日は窯出し。 いぶしペレット小粒瓦も少しづつ焼けてきています! 丁寧に煤を払って、さらにふるいにかけます。 副産物なので、作る手間は無いのですが、焼成時や 焼きあがった後には結構手間をかけています。 「瓦廊」にもまた新たにグリーンの仲間が増えました! きっといぶしの力でスクスク育ってくれる事でしょう。 小さな淡路のいぶし瓦。 観葉植物以外にも使い道は沢山ありそうです。 今後も色 . . . 本文を読む

鬼師の仕事。

2008年02月21日 | 鬼瓦、鬼師について
鬼師たちは今日も工房での手作り製作に勤しんでいます。 出来上がったばかりの鯱。 別注の牡丹の隅蓋瓦。 こちらは古瓦を見本に唐獅子を復元中です。 寒い工場内で鬼師たちは今日も土と向き合っています。 でも丸一日工房の作業に没頭できる事は少なく、 窯の積み出し、吐土、包装など、それぞれが工場内での 役割もあり、一日の大半を工場の作業で終えてしまう事も よくあります。 . . . 本文を読む

視察研修に来られました。

2008年02月20日 | その他瓦の事
今日は午後から京都の綾部市商工会議所を中心に府下7市の 商工会の方々が工場見学に来られました。 地域に根ざした商品の開発、特産品を生かした町づくりを 行っている地域を視察することによって、自分たちの地域資源を 活用し、地域活性につなげることを目的とされた研修。 その対象として淡路島に注目されたそうです! 私たちは現在地域資源の淡路瓦で新商品開発を行っている 真っ只中ということもあり、弊社へも視 . . . 本文を読む

鬼瓦の焼き直しが完成。

2008年02月18日 | 工場の仕事
先週の窯出しした修理の鬼瓦です。 出っ歯な鬼瓦とその仲間達も化粧直し完了です。 丸に三つ柏の家紋入り。 こちらの大きな鯱はなんと3尺3寸(約1m) 窯を分けて、一つづつ焼成しました。 先週工場見学に来た学生さんもこの大きさに驚いていました。 ヒレだけが全て無くなっていたので鬼師がこの鯱に合う ものを想像し復元しました。 綺麗にいぶしをまとって再び屋根へ上がる準備は万端です . . . 本文を読む