百醜千拙草

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絶対的なアホ

2023-03-24 | Weblog
アホとかバカとかを人に対して言うべきではないと私は思っております。他人の自尊心を傷つけることはしてはならないことですし、誰かをアホとかバカとか判断するのも基本的に個人の感想です。しかし、世の中には絶対的なアホというものもあるということは事実と思わざるを得ません。

夏のG7ホスト国の首相でありながらウクライナに行っていないという体面を気にしたのか、先日ウクライナに行ってゼレンスキーと会談したキシダ。「必勝しゃもじ」を贈ったというニュースを聞いて、心の底から呆れて軽蔑の念を深めました。これコロナにアベノマスクなみのインパクトです。戦争のために家を失い殺され続けているのに「必勝しゃもじ」を戦時下の大統領に贈るのがニッポン国の首長、という情けなさ。

ラサール石井氏。
たとえ発案が官僚からだとしても、却下すべきだろう。 「聞く力」はあるが、「考える力」がものの見事にない。
とコメント。

いや「聞く力」にしても、国民の声も世界の声も全く聞こえていないでしょう。

大量破壊兵器があるとイチャモンをつけて、イラク侵攻し、大勢のイラク市民を殺しフセインを吊るし首にしたジョージ ブッシュを思い出しました。大量破壊兵器は無かったことが明らかになって、ヘラヘラ笑いながらカーテンをめくって大量破壊兵器を探す仕草をして、人々の怒りを買いました。戦争で人が死ぬということを何だと思っているのか。キシダにしてもゼレンスキーにしてもプーチンにしても、国が破壊され人が死んでいって行っているということに対して、全く真摯に考えているように見えません。国民の命や生活よりも勝負に勝つことしか興味がないらしい。国民はチェスの駒ぐらいにしか思っていないのでしょう。国の長期的繁栄と人々の生命と生活を守ることを考えたら、戦争は勝敗を棚上げにして永久停戦を目指すという落とし所しかないです。ゼレンスキーはEU経済圏入りをしたいばかり、やすやすとアメリカ軍需産業の代理人、バイデンの甘言に乗って、ウクライナを武装し、できもしないNATO入りを目指すことで、プーチンを挑発した。ゼレンスキーはアメリカ軍産にとっては扱いやすい男だったのでしょう。彼にも国を戦場にして大勢の国民の命と生活を奪った第一責任者であるという自覚があるようには思えません。

そして、キシダ、「必勝しゃもじ」。アホにも限度がある。憲法9条をもつ平和国家であるはずの日本ができることは、死ぬまであきらめずに戦え、と戦争を焚き付けるのではなく、戦争は絶対悪であり、ただちに停戦に向けてロシアとアメリカと交渉できるような場を仲介すると表明することです。GHQが草稿した日本憲法を持つ日本であるがゆえに、日本はこのコンフリクトの解決を仲介できるユニークな立場をとれたはずで、それによって、アメリカの属国から真の独立国へと成長していく一歩にもなったのです。

聞く力も考える力もないキシダは、アメリカの後ろを金魚のフンのようについて回るだけ、ただでさえ世界の国々からアメリカのパシリと見下されているのに、さらに「必勝しゃもじ」。日本の評判にトドメを刺しました。

絶対的アホ。
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1 コメント

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Unknown (maritosi1152)
2023-03-24 12:41:47
子どもの「何故総理になりたかった?」の質問でも感じましたが、このしゃもじは決定打でした。
馬鹿でアホで、、、言うても良いと思います。
こんな人が一国の長ですからね。
国民は不幸です。
反対にアメリカは、オメデタイ長にほくそ笑んでいるでしょう。

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