百醜千拙草

何とかやっています

シオニストの野望

2024-04-16 | Weblog
4/1のイスラエルによるシリアのイラン大使館への攻撃により、イラン革命軍の要人が殺害されたことへの報復として、先日、イランからイスラエルに向けて500発以上のドローンとミサイルが発射されました。イランは民間人への影響を避けて軍事基地のみを攻撃、その多くをイスラエルはインターセプトしたと主張しました。一晩の対空防衛にかかった費用は10億ドル以上との話。アメリカの支援らしいです。これでは軍需産業は戦争は止められませんな。このあとイランはイスラエルが反応しない限りは、一旦、報復攻撃を終了すると宣言。しかし、イスラエルの対応次第によっては、第五次中東戦争へと発展しかねない状況となりました。イスラエルはイランに対して今後どうなるかは、イスラエルとアメリカ次第と思います。ネタニヤフはイランの攻撃に反撃するつもりのようです。われわれ、普通の人間にとっては「愚か」としか言いようがありませんけど、普通でない連中、戦争をしたい連中が権力をコントロールしていますし、ましてネタニヤフは狂人です。彼らは、ロシアが出てきて核戦争となって中東が荒廃するまでやるつもりなのかも知れません。

アメリカが全世界を敵に回してでもイスラエルを支援するのはAIPACなどpro-Israel 組織を通じてシオニストがアメリカの権力中枢に深く食い込んでいるからです。下に紹介するドキュメンタリ映像(Part IV)で述べられているように、JFK暗殺後のアメリカ大統領は基本的にシオニストとモサド/CIAの手先であって、かつてバイデンが「イスラエル支援は堂々とやればいい」と言ったり「自分はシオニストだ、シオニストであるのにユダヤ人である必要はない」と語ったりした映像を見ると、アラブ-イスラエル間の紛争が激化すれば、アメリカはイスラエル側に立ってさらに支援を強めていくと考えられます。事実、今回のイランの攻撃に際して、バイデンはイスラエルの安全保障を支援するとあらためてイスラエル支持を明言しました。その後、イランへ攻撃しないようにとネタニヤフに言ったそうですが。

OpenSecretsというロビー活動内容を報告するサイトによると、イスラエル ロビーからアメリカ議員への資金提供は2024年度で2700億ドルであり、最大の資金提供者はAIPAC、献金を受けたトップ2はこの間まで共和党大統領選候補であったニッキー ヘイリーと現大統領のバイデンです。これだけシオニストから金をもらっていれば、何倍にしてお返ししようとするのが人の性、この辺は日本もアメリカも差はありません。金と力のためなら、戦争を始め、人を殺し、地球を破壊するのも厭わないし、それで起こった問題は金と力で解決すれば良い、と思っているのがこの連中です。

さて、先日は「愚鈍」を絵に書いたような我が国の首相がアメリカ議会まで行って、公けにロシアと中国を名指しして、わざわざ東アジアの隣人に要らぬケンカを売ってきました。日本の平和を脅かし、アメリカの戦争屋の捨て駒として自衛隊を差し出し日本を戦場とするために法を改正し、増税し、福祉を削ってままで防衛費の巨額の増加を決めるというつける薬もない売国奴ぶりです。流石に、これほどの下僕根性を見せれば、日本国内ではブーイングを浴び続けていても、飼い主のアメリカ議会はその幇間芸に、喜んで拍手ぐらいはしてくれるでしょう。おかげで、早速、ロシアは北方領土海域での日本船の航行を禁止。どうしてここまで愚かになれるのでしょう?その日本の売国政権が忠誠を誓うアメリカですが、アメリカ議会は、上に述べた通り、シオニストロビーによって多くの議員がイスラエルの操り人形とされてきたというのが下のドキュメンタリです。

歴史は事象の解釈でありますから、この作品の解釈が妥当なものかどうかは、是非見ていただいてから懐疑的に判断してもらえれば良いかと思います。ちょうど統一教会が日本の政権に入り込んだように、いかにシオニストがアメリカの政権やメディアや企業に入り込み、嘘、恐喝、賄賂とあらゆる手を使って、彼らの中東覇権からのワン ワールド(世界制覇)への野望を達成しようとしてきたのかが歴史的事実の考察とともに示されています。国連票の買収、ケネディ暗殺、911、イラク戦争、近年の大きな事件はシオニストの野望という補助線によって一連のものとして解釈できるがゆえに説得力があると私は思いましたが、もちろん、断片的事実を並べて作り上げられた陰謀論であるという可能性も否定できません。しかし、今回のイスラエルのジェノサイドを援護支援してきたアメリカの行動は、長年のユダヤ陰謀論はただのフィクションではないことを裏付けていると思います。

いずれにせよ、仮に、シオニストがアメリカの政治、メディア、企業をつうじて世界を動かしているのだとしても、ここまでの無茶苦茶なガザへの攻撃を見てきた世界の人々はイスラエルとアメリカの異常さと邪悪さに気づいております。世界の大多数を占めるわれわれ個人、シオニストが軽蔑を込めて呼ぶゴイム、は分断されているとは言え、その力はインターネットの時代においてはかつてよりもはるかに大きくなっております。彼ら全員を金と力で操るのは無理があり、結局、シオニストがその最終目標を達成するのは不可能だろうと私は思います。もしアメリカがイスラエルを支援し続けても、ロシアや中国が最後は彼らの野望にトドメを刺すでしょうし、それまでにはさすがに無理な屁理屈を繰り出してイスラエルを擁護してきたアメリカも思い直すことになるのではないかと思うのですが。

コメント (1)
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