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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

「ウサギとカメ」の教訓は?

2005-10-04 | マネジメント
今日2本目の更新です。時間のあるときはドンドンまとめて更新していきます。

昨日、DREAMGATE中部でのエリアイベント「DG講演会&大交流会」に参加しました。昨日の講師は香取貴信氏、そう、ビジネス書のベストセラーとなった「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者の講演でした。

講演は、非常に感動的でした。司会からはじめに「この講演は3回泣ける」と話がありましたが、本当に3回泣いてしまいました。Desneyのスタッフしか味わうことが出来ないであろう「感動の体験」が正に目の前に開かれていくようで、大変感激の一日でした。

講演の中で特に感銘を受けた話を一つだけご紹介したいと思います。話の中で「ウサギとカメ」の逸話の話がありました。足の速いウサギは調子をこいて寝てしまったが故に、足の遅いカメに負けてしまうというアノお話です。皆さんは、この話の「教訓」というと何を思い浮かべるでしょうか?

私は、「コツコツやっている人が一番強いんだよ」とあっさり考えていました。恐らく、学校や親からこんな風に聞いて育った方が多いと思います。

しかし、香取さんの話は違いました。何故ウサギは負けたのでしょうか?香取さんからは「ウサギはカメ(=競争相手)を見ていたから、自分に余裕を感じて負けた。カメは、頂上(=ゴール)を見続けて努力を続けたから勝てた」とお話がありました。つまり、「ウサギとカメ」の教訓は「競争相手と自分を比較しても成功には向かわない」「成功に向かいたいのなら、“自分が目指す目標と今の位置を比較して”努力することが必要」ということなのです。

この話を聞いて、今まで自分の考えがいかに浅かったかを思い知らされました。というのも、私は「ウサギとカメ」の話を安易に考えて、「コツコツやることだけが大事なの?」と懐疑的に考えてしまっていたからです。真の教訓である「自分と比較するのは自分が目指す目標(ゴール)」まできちんと考えをめぐらせていなかったが故、これまでこの話の価値を低く見てしまっていたのです。この一つの話だけでも、私にとっては貴重なモノを得られたと感じています。

昨日の講演の”熱”はこのblogでご紹介してもきっと伝わらないので、ぜひチャンスがあれば香取先生の講演を聴きに行って頂きたいと思います。

最後に一言だけ・・・・「Go For It!」あきらめなければ夢は必ずかないます!

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