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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

新刊新書:どんなビジネス書よりも説得力がある一冊

2007-05-30 | 読書机
昨日たまたま書店店頭で「カバー買い」した一冊のビジネス系新書だ久しぶりのクリーンヒット。思わず一気読みしてしまいました。

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学
(島田紳助著、幻冬舎)

・・・・まだAmazon.co.jpでは表紙画像がUPされていないようですね。どうやらまだ「先行販売」ということかもしれませんね。幻冬舎のホームページを確認したところ、5月28日の出版とのですので、まもなくAmazonでも表紙や詳細が掲載されると思われます。

さて、本書はスーパー芸人島田紳助氏が書いたいわゆる「タレント本」・・・・では全く有りません。“一人のビジネスに携わる者”として、ビジネスに対する考え方をありのままに綴った一冊です。

島田紳助氏が様々なビジネスを手がけているのは知っていましたが、正直ここまで真摯にビジネスを考えているとは思ってもいませんでした。本書にはうまく行くための小手先のテクニックや精神論みたいなモノは全く有りません。その分、「ビジネスに携わるものに必要な視点や考え方」がギュッと詰まっています。例えば・・・
客は料理だけを食べているわけじゃない。○○○○○○○○も一緒に食べているのだ。
(○○・・・の部分はぜひ本書でご確認くださいね)


もちろん、同じようなことを述べているビジネス書は数多くあります。しかし、「ビジネスの視点・考え方」をここまでシンプルかつ真摯に凝縮し、かつ非常に読みやすくまとめた書籍は今まで出会ったが有りません。

紳助氏は本書について
ここで僕がいうビジネスは、あくまでもサイド・ビジネスだ
等と謙遜していますが、本業でビジネスに携わっている方にこそ忘れてはならない視点・考え方がてんこ盛りに詰まっています。これも紳助氏が持つ
ただし、サイドビジネスであろうと、ビジネスであるからには金銭的に成立しなきゃいけない。・・・・・儲かってこそ、自分のアイデアの正しさが証明できるのだ。
といいったビジネスに対するピュアで真摯な姿勢が生み出しているのだと私は感じました。

これからビジネスを始める方はもちろん、現在ビジネスに携わっている方にも「今から読み始める最初の一冊目のビジネス書」として間違いなくおススメの一冊です。

(5/31 追記)
早速amazon.co.jpでベストセラーになっていますね。5/31 10:15現在で 本全体の473位だそうです。

(6/1 追記)
やっと画像が使えるようになりました。6/1 16:50現在で 本全体の104位だそうです。すごいですね。


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