今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

執筆完了

2019-07-10 11:16:16 | ポール


繰り返し繰り返し旅に出て94本目、カナダは8本目

バンクーバー、必ず観てきた場所、勝手知ったるバンクーバー、
いい街でした。
しかし、この30年もの長い旅のモチベーションは一体なんだったんだろう。
そんなことをぼんやりと考えつつ、2017年マジソン以来の海外、もう海外には
行かないと思っていたのに遠征。

エコノミークラスと安ホテルでしたが日程的にゆったりと、しかも1本
のみだったので楽な旅でした。

びっくりしたのは日本からのファンが殆どいなかったこと。
2014年の国立の前後から盛り上がっていた何かが、去年のUKツアーを頂点に
何か変わったのか。そして、拓郎さんと同じく観客の男女比が逆転。
更に55-60歳ちょっと前の、そう、Wings〜ブロードストリート世代の方が一気に
減った気がしました。世代交代なのか、カナダだからなのか、それは分かりません。
Fans On The Runな男性陣は、私以外いませんでした。ちょっとさみしい。

それはそうと、去年の日本公演はどうしても入り込めなかったのと(こんなことは
今までなかった)、2017年のマジソンは骨折してたので旅自体は楽しかったですが
ライブに集中できなかったのもあり、ここまで熱いものが込み上げてくるライブは
初めてでした。なんたってサウンチェックから泣いたのは初めてでしたから。

あついあついなみだが〜 本当にそんなライブでした。

忘れないうちに泣けた曲を。

サウンドチェック
マッチボックスから泣ける。。何が凍っていたものを溶かしているんだろう。
そういえば、横のお姉さん、マジで号泣していてお母さんがライブ本編リラックス、
リラックスって介護してました。号泣というのはこのことかもしれません。

カミナー。この曲で泣けたのも初めてかもしれません。とにかく流れる流れる、
涙が。壊れたのか? この曲ってホーンセクション入りで本番でやってない気が
しますが、すごく勿体無いですね。

アイドントノー。また涙。この曲とカムホがやっぱり近年の中ではマイ傑作。
仕事と生活というか人生のバランスを考えさせられるんですよ、いつも。
自殺者出した職場の長が言ってたよ、「仕事は生活の糧」。ひどい職場で、
そんなこという資格ない長だったけど、それを忘れたらいかん。

で、意表をついたⅢ三Ⅲ。この10年で何度仕事やめようか、引きこもろう
かって思っただろう、そして何度この曲を聴いてきただろうって思うと
意表を突いた攻撃になすすべがありませんでした。ラスベガスでも
2日ともサウンドチェックでやったみたいでサプライズじゃない
かもしれませんが、私にはサプライズで、この日本番とあわせても一番心に
刺さった曲でした。

まさにステージ真裏がサウンドチェック参加組の控え部屋でしたが、
2012年はこの控え部屋にマルキンリハがガンガン筒抜けだったんですが、
今回はナシ。これは残念でしたが、去年のグラスゴーですらやらなかったので、
致し方なくかな。

ライブ本編
ジュニアズファーム。この間の日本でやりましたっけ?震災直後、本当に
日本全体がおかしかった時にラスベガスで聴けたことを思い出しながら。

幸せのノック。1990の東京ドームを思い出し涙。あの時とステージ正反対の
位置にポールは居て、あの時はなんでメイビーやんないのかって思って
がっかりしたのに。

マイバレ。初めて涙。不思議だ。山梨の汚い独身寮でパソコンで生放送観たのを
思い出したからか?

メイビー。2002年の東京ドーム3日目を思い出しました。ヤフオクで買ったA9。
泣きながら踊り狂ってポール大喜び(笑)でしたから。しかしバンクーバーでは
声出てました。もうWixのキーボードの上にリンダのランプ、ないんですね。

夢の人。アールズコート2003と更に映画ロックショーを思い出しました。
この涙は、サウンドチェックのあとビール飲みすぎたかな。そうそう、
アールズコートでも飲みすぎてこの曲が終わったらトイレに行きました。

フロムミー。この曲の前に、友人のサインボードでこの日が62年前にジョンと
ポールが初めてあった日というのがあり、そこからじーんと。初期の4人が好き
だったんだ、そんなことを思いつつ。

ダンストゥナイト。梅さんと行ったリバ思い出しました。もう11年も前なんで
すね。

ああ、座りたかったなマイバレで。そう思いながらブラックバードも座りません
でした。人間て、人間的というか社会的に進歩してるのかな。制度やルールを
うまく使って金儲けしたりする人が横行して、あまり進歩している気がしないな。
公民権運動の頃よりは社会は良くなったんだろうけどね。そんなことをブラック
バードを観ながら思ってたら曲が終わり。そしたらポールが私のOSSUのサイン
ボード見てたからか、それとも曲の途中も座らなかったからかな、はっきりと
「ありがとう」ってポールがお辞儀しながら。感激の涙。そしてそのまま
ヒアトゥデイ。最近ジーンとくるんですよね。いや、やっぱり飲み過ぎか。
そしてクイニーアイ。2013年の日本公演は本当に広く深かったな。3曲連続で
泣いちゃいました。

ファーユー。全然ブラックホールにならず、フロア前方が紫のサイリウムで
埋め尽くされたらそのままスタンド席まで一気にライトが。そんな熱心なファンの
演出も有ったのですが、やっぱりエジステではこの曲が一番好きかも。なんで
こんなに泣けるんだろう。

オブラディオブラダ。最近はいつも泣くんです。人生色々あるよって。この曲は
ハンブルグで初めて体験して、その時、本当にそう思わないとやってられなかった
からね。大抵泣いちゃう。そしてBOTR。恐れ多くてFOTRのボードは持てないので、
使い回しのWE LOVE WINGSボード。ポールが曲終盤でYes Sirの合図を送ってくれて。
ありがとう。泣けました。Fans On The Run。この日もポールは何回か
Fans On The Runって歌ってくれました。

不思議とLIBでは涙が出ず。そうだ、2013年のブルックリン公演で大泣きした。
あの時は毎晩うなされるほど病んでいた。ライブ当日入りで、ボストンでの
トランジットがうまくいかず、会場到着が17時過ぎでした。この曲にあの時は
救われました。逆にこの曲で涙が出ない方が健康なんでしょう。

しかし泣きっぱなしのライブはここ10年は全くなかったのに。どうしたんだろう
という感じですが、BOTRからはもう泣くことはありませんでした。最近よく
うるうるしていた兵10でも、全然平気。

で、気がつけばデジカメのSDカードの残量が殆どなく、これはThe Endと最後の
紙吹雪にと思い、撮ったのが一番上の写真。

シャッターを押した瞬間に、胸が一気にいっぱいになり、そして涙ぽろぽろ。
こ、こ、これはなんなんだろう。先週の金曜日、昔の部長が職場に来てくれたときに
号泣したのと同じ感じで、ポールのライブ参戦史上はじめての気持ちだったです。

アビーのメドレーでのリンダピース、やっぱりまだ一定数生き残ってました。
この辺りがツナ研世代ですね。全体の1/4くらいか。世代交代な気がします。

最後にマジソンでフェイドアウトしなくて良かったです。まして、名古屋で
フェイドアウトしなくて良かったです。もうこれで終わったとしてもいい
くらいのライブでした。あと6回で100回なんだけどね。

ちなみに、いちおスタッフの一人に聞いてみました。来年かなって。
でも6回はやらないでしょうか。もしポール研究会で観に行くっていうのなら
次の来日公演、行きます。

さ、今日はこれから拓郎さんの神田。この調子ならまた泣くかもしれません。
人生を語らず。

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2 コメント

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Unknown (梅市椎策)
2019-07-10 23:14:46
また 行こう (^ ^)b
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ポール研究会で (tarocchineko)
2019-07-15 10:15:13
行きましょう〜
返信する

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