まるで

スタンドや球場の外はイベントのような賑わい。
色んなチームカラーの選手、同じ応援服の父兄。知り合いを見つけては楽しそうに話してる姿が沢山見られました。
今年はメイン球場が補修工事だったので、県内三ヵ所に別れての開始式だったんですが、中部地区の学校３６校だけだったおかげで行進する高校もみんな馴染み、知り合いも見つけやすくてとてもフレンドリーな雰囲気の式でした。

あたしも旦那も、中学の時のチームメイトや、その父兄と出会っては懐かしく話かけ、お互いの健闘を祈りあって。
楽しかったな～・・こんな風なんだな。

開始式の入場行進は・・・やはり万感迫るものがありました。
我が子を含め、この若者の団体は、ココを目指してひたすら白球を追って夢中で毎日を過ごしてきたんだな、と。
灼熱のグランドで、微動もせずに式に参加する姿を見て、ほんとに高校球児って偉いなぁ・・と、稚拙な表現しか出来ませんが、しみじみそう思いました。
チームとして強い、弱いはあっても、個人として野球に懸ける思いは誰も変わらないだろうな、と思えました。

９人の中学のチームメイトのうち、高校でも野球を続けたのは８人。
そのうちひと桁の背番号を貰えたレギュラー組は長男含め４人。
２０番までの登録メンバー（ベンチ入り）に入れたのは２人。
・・背番号を貰えなかった、スタンドで応援組は２人。
一緒に県大会に進んだ仲間でも、色々でした。
三年頑張っても、ベンチに入れなければ最後の舞台に立つ可能性はないんです。彼らの無念を思うと、胸が詰まります。
でも、そのうちの一人と球場の外で会った時、その子は笑って空の背中をこっちに向けて。
「スタンドで（応援）頑張ります！」と言いました。
これも、野球が育てたものの一つ、なんだろうな。

明日は大忙しの一日です明日の今頃はどんな気持ちで過ごしているでしょう・・・


余談ですが。

夕方忙しく夕食の支度をしてたら、去年の三年生のお母さんからメールが。
『テレビ見たよｖＳさん出てたよ～♪』
『えっあたしニュース見てなかった！よく見つけたね～』
『かわいいっけもんで（たぶん）中心にいた☆最初女子マネージャーかと思った♪褒めすぎ？（笑）』
『・・ありがたく受け取っておくぜ☆』

からかわれてると分かっていても嬉しい女心（笑）

カメラが何度かこっち向いてたのは知ってたんだよねーみんなで「うわ、下向いてよっ//」って逃げてたんだけど・・（笑）
折角なので見てみたかったな～