小学校中学校の教育の基本になっている「アクティブ・ラーニング」
私もおととしの免許更新で小中の先生方と一緒に講座を受けて勉強してきました。記憶は既に曖昧ですが。
うぇきぺでぃあによると「学修者が能動的に学習に取り組む学習法の総称」自らが学ぶ力を育てる教育、ということで。
今までの知識偏重な、教え込みの教育では、考える力、ひいては生きる力が養えない、ということで、今先生方が頑張って取り組んでいる教育法です。
何故突然そんな頭良さそうな(上っ面ですよ~)話を始めたかというと。
先日、「ねむの木学園」を作られた女優の宮城まり子さんの訃報を知りました。
私がまだ幼稚園の現役だった頃、講演会を聴いたことがあって。
とても心に響いた話があったんです。その後の仕事にも、子育てにも、柱の一本として大事にしてきた事。
昔同じ話を書いたと思うんだけど、だいぶ昔なんで同じ事また言ってら~って方はすみません。でも、ここを読んでる方にも是非知って欲しい話なので。
宮城さんが子どもたちと夕方散歩していて。
夕焼けが、とてもキレイだったそうで。
「その時、あなたなら、子どもになんて声を掛けますか?」
「私はただ『わぁ~v』と言います。それに続く言葉を子どもが発するのを待ちます」
その光景をどんな風に感じたのか、「大人が教えて」しまわないように。
ついつい先走って言ってしまうけど。それじゃ子どもはイメージを広げられない。考える機会がなくなってしまう。
子どもからのアクションを待つ。引き出す。思考するように導く。それが大人の役割だな、と。
宮城さんの「わぁ~」って感嘆の言葉が、子どもの言葉を引き出す「教育」なんだと思いました。
そしてそれは、今をときめくアクティブ・ラーニングだったんだな、と。繋がったんです。
私の実践。
昨日雨だったので、紙コップでけん玉を作ったんですけど。
紙コップの曲面に絵を描くのは難しい子もいると思って(なにせ三学年一緒にやるので・・)サインペンの他にいろんな形に切った折り紙を用意しておいたんです。
で、その時の、ノリの使い方について教える時。
私「今日は貼るのにノリを使うよ。ノリはどっちに付ける?(色のついてる方と白い方を反転しながら見せる)」
子ども「しろいほうー!」
私「そうだね、じゃあどこにつけるかな。ここでいい?(真ん中だけに付けて見せる)」
子ども「ぜんぶにつける!」
私「そうそう、そうすればペラペラしないよね。でも机で端っこまでつけると机についちゃうよね、どうしよう?」
子ども「・・いらないかみのうえでつけるー!」
・・って感じに「会話式」に「ノリの付け方を」を「考えさせながら」教えていきます。
「ノリはいらない紙の上で付けてねー端っこまで塗るんだよー指は濡れた雑巾の上で拭いてねー」って言ってしまってはダメ、なんですね。
会話しながら「ノリの正しい付け方」の結論に自力で至った、おまけに先生に「すごいねーよく分かったねv」って褒められた!って経験で、子どもたちは自分で考える習慣がつく、と思います。つくといいな、と思って頑張ってます。
その日のノリ付け、みんな上手でしたよvこれは私の充実感に繋がります。
子育てでも一杯そういう場面ありますよね。まぁ全然生かせませんでしたけど。
若いあの日に、宮城さんの話を聞いたことが私にとってすごく大きな財産になっていたので。
格別な思いで、彼女のニュースを聴きました。
ご冥福をお祈りいたします。
ああ・・・私の90%は腐ってるのに・・偉そうに言ってすみません。
次回こそは自分を出していきます。
私もおととしの免許更新で小中の先生方と一緒に講座を受けて勉強してきました。記憶は既に曖昧ですが。
うぇきぺでぃあによると「学修者が能動的に学習に取り組む学習法の総称」自らが学ぶ力を育てる教育、ということで。
今までの知識偏重な、教え込みの教育では、考える力、ひいては生きる力が養えない、ということで、今先生方が頑張って取り組んでいる教育法です。
何故突然そんな頭良さそうな(上っ面ですよ~)話を始めたかというと。
先日、「ねむの木学園」を作られた女優の宮城まり子さんの訃報を知りました。
私がまだ幼稚園の現役だった頃、講演会を聴いたことがあって。
とても心に響いた話があったんです。その後の仕事にも、子育てにも、柱の一本として大事にしてきた事。
昔同じ話を書いたと思うんだけど、だいぶ昔なんで同じ事また言ってら~って方はすみません。でも、ここを読んでる方にも是非知って欲しい話なので。
宮城さんが子どもたちと夕方散歩していて。
夕焼けが、とてもキレイだったそうで。
「その時、あなたなら、子どもになんて声を掛けますか?」
「私はただ『わぁ~v』と言います。それに続く言葉を子どもが発するのを待ちます」
その光景をどんな風に感じたのか、「大人が教えて」しまわないように。
ついつい先走って言ってしまうけど。それじゃ子どもはイメージを広げられない。考える機会がなくなってしまう。
子どもからのアクションを待つ。引き出す。思考するように導く。それが大人の役割だな、と。
宮城さんの「わぁ~」って感嘆の言葉が、子どもの言葉を引き出す「教育」なんだと思いました。
そしてそれは、今をときめくアクティブ・ラーニングだったんだな、と。繋がったんです。
私の実践。
昨日雨だったので、紙コップでけん玉を作ったんですけど。
紙コップの曲面に絵を描くのは難しい子もいると思って(なにせ三学年一緒にやるので・・)サインペンの他にいろんな形に切った折り紙を用意しておいたんです。
で、その時の、ノリの使い方について教える時。
私「今日は貼るのにノリを使うよ。ノリはどっちに付ける?(色のついてる方と白い方を反転しながら見せる)」
子ども「しろいほうー!」
私「そうだね、じゃあどこにつけるかな。ここでいい?(真ん中だけに付けて見せる)」
子ども「ぜんぶにつける!」
私「そうそう、そうすればペラペラしないよね。でも机で端っこまでつけると机についちゃうよね、どうしよう?」
子ども「・・いらないかみのうえでつけるー!」
・・って感じに「会話式」に「ノリの付け方を」を「考えさせながら」教えていきます。
「ノリはいらない紙の上で付けてねー端っこまで塗るんだよー指は濡れた雑巾の上で拭いてねー」って言ってしまってはダメ、なんですね。
会話しながら「ノリの正しい付け方」の結論に自力で至った、おまけに先生に「すごいねーよく分かったねv」って褒められた!って経験で、子どもたちは自分で考える習慣がつく、と思います。つくといいな、と思って頑張ってます。
その日のノリ付け、みんな上手でしたよvこれは私の充実感に繋がります。
子育てでも一杯そういう場面ありますよね。まぁ全然生かせませんでしたけど。
若いあの日に、宮城さんの話を聞いたことが私にとってすごく大きな財産になっていたので。
格別な思いで、彼女のニュースを聴きました。
ご冥福をお祈りいたします。
ああ・・・私の90%は腐ってるのに・・偉そうに言ってすみません。
次回こそは自分を出していきます。