こちら探偵社
T.I.U.総合探偵社(第30110220号)
公式ブログ「こちら探偵社」
略して「こち探」(現役探偵のブログ)
亀田家代表
興毅選手 謝罪会見 「ひじ、目に入れろ」反則指示認める (産経新聞) - goo ニュース
亀田興毅があらためて謝罪会見を開きましたね。
きっちり謝ってました。
これで、本当に亀田問題は終りになりますかね。
昨日、夜のニュースで、会見の様子を見たのですが
マスコミの記者の人ってのが、なんき気に食わないですね。
正義の代弁者たる感じで質問とかしてますが
亀田家問題については、マスコミも同罪だと思うんですけどね。
ってかね、あの会見に来ていた記者の人らでね
自分の子供に「世界一のオヤジ」って言われる人が何人いますでしょうか?
まあ、だから反則しても良いって訳ではないですし
ちゃんと反省してもらわな困るんですが
これで終りですね。
亀田興毅にとっては、ここから始まりかもしれませんがね。
(代表代理サザビー)
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~引用
「言い訳はせえへん。深く反省しています」-。プロボクシング世界戦での反則行為をめぐり亀田大毅選手(18)らがライセンス停止処分を受けた問題。26日午前、東京都内で会見した兄の興毅選手(20)は、終始神妙な表情。ボクシング界から身を引く決意を示した父、史郎氏(42)に話が及ぶと「おれらにとっては世界一のおやじ」と涙ぐむ場面も。この日ばかりは挑発的な“亀田スタイル”は完全に影をひそめた。
興毅選手はこの日朝、会見場に姿を見せるとそのまま着席することなく、開口一番で「ほんますいませんでした」と謝罪。大毅選手が数々の反則行為を繰り広げた世界戦の相手だったWBCフライ級王者、内藤大助選手へのおわびを口にした。
引用~
亀田興毅があらためて謝罪会見を開きましたね。
きっちり謝ってました。
これで、本当に亀田問題は終りになりますかね。
昨日、夜のニュースで、会見の様子を見たのですが
マスコミの記者の人ってのが、なんき気に食わないですね。
正義の代弁者たる感じで質問とかしてますが
亀田家問題については、マスコミも同罪だと思うんですけどね。
ってかね、あの会見に来ていた記者の人らでね
自分の子供に「世界一のオヤジ」って言われる人が何人いますでしょうか?
まあ、だから反則しても良いって訳ではないですし
ちゃんと反省してもらわな困るんですが
これで終りですね。
亀田興毅にとっては、ここから始まりかもしれませんがね。
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ギリギリ探偵白書・160
ギリギリ探偵白書
「失踪癖の男・第1話」
その日、私は早朝に連絡を受け、行方不明となっていた男性を
確認するため、長野にある山荘に向かっていた。
(冬タイヤじゃなくて、大丈夫かな・・・・)
当然、ダメである。
神奈川県の市内に入った頃、車のタイヤにチェーンを巻いた。
雪道なら、まだいい。
路面が凍結しているため、ハンドルを逆さに切らないと曲がらない。
やっと日が昇り始めた頃、私は行方不明となっていた男性の
アパートの前に車を停めた。
車は雪が積もり、ナンバーも隠れている。
(しかし、寒いなぁ・・・・)
私はエアコンで温まった缶コーヒーのプルトップを捻った。
(カッキン・・・・あれ?)
プルトップが折れてしまった・・・。
(どうしよう・・・、コーヒーが飲めないじゃないか!!)
仕方なく私は、缶の頭の部分を両手で思いっきり押しつぶしてみた。
(バキッ!!!!)
微妙に切れた缶の隙間からコーヒーをのどに流し込む。
(う~ん、あんまり美味くないなぁ・・・)
すると、アパートの玄関から男性らしき男が出てきた。
しかし、窓が曇っていてよく見えない。
私はワイパーを動かした。
(ウィーン ← ワイパーを動かす音)
曇った窓ガラスが鮮明になった。
しかし、アパート2階の廊下付近を歩いていた男と目が合ってしまった。
(あっ!!アイツだ!!マズイ!!)
しかし、男は気が付く素振りもなく、階段を慎重に折り始めた。
そして、私の方に軽く会釈すると、助手席に乗り込もうとしてきた。
(なんだ!!コイツは!!)
私は助手席側の窓を開けた。
すると、男はキョトンとした顔をして、私にこう言った。
男性 「いつもの人と違うんだね。今日の現場はどこだい?」
阿部 「・・・・・え?」
男性 「ああ、中国の人かい?」
阿部 「・・・・(ニイハオ?)・・・」
私は車の助手席のドアロックを外し、男を座らせた。
男性 「今日も冷えるね・・・」
阿部 「・・・・・」
男性 「昨日は隣りの兄ちゃんと徹マンだったからなぁ・・・」
阿部 「・・・・・」
男性 「着いたら起こしてくれよ。なっ!!・・・ウウゴゥーZZZ」
(アンタはのび太君か!!寝るの早すぎ!!)
私はそのまま、依頼者さん(この男性の奥さん)の元に向かった。
途中、依頼者さんに連絡を取り、顔写真を送り、確認も取っている。
都内の高級住宅街。
ここに男性の家がある。
彼には家出癖があり、旅から帰ってこなくなったり
買い物に行ったまま1週間ほど帰宅しなかったりするらしい。
今回もスキーに行ったきり、帰ってこなくなった。
私の運転する車は午前10時過ぎに、彼の自宅の前に着いた。
阿部 「着きましたよ。○○さん」
男性 「ん?んんん、ここが現場かい?」
阿部 「ええ、ここが現場ですよ。これからの」
男性 「・・・・アンタ誰だい?」
私は黙って彼に自分の名刺を渡した。
男性 「・・・探偵さん・・・かい?・・・こりゃ、まいったな」
彼は諦めた様子で、自宅に自ら帰った。
(世の中には色んな人がいるもんだなぁ・・・)
そう思いながら、私は事務所へ向かった。
T.I.U.の事務所には、すでにサザビーが出勤してきていた。
サザビー 「おつカレーうどん!!で?どうだった?」
阿部 「ああ、今、家に送り届けてきたところだよ」
サザビー 「え?・・・ずいぶん早いね」
阿部 「何かの迎えと勘違いして車に乗り込んできたんだよ」
サザビー 「何それ?」
私は男性の行動をサザビーに話した。
サザビー 「何だそれ!!変なオッサンだな」
阿部 「だろっ、一本取られたって言ってたよ」
サザビー 「まぁ、早く終わって良かったじゃない」
阿部 「そうだな。さっ、次の仕事は・・・」
そうして、1ヵ月後。
再びこの男性がいなくなったと連絡が入った。
続く
メールマガジン「ギリギリ探偵白書」の復刻版です。
ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
尚、調査時期や調査対象者・ご依頼者様の個人情報は本人様の請求以外は開示いたしません。
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「失踪癖の男・第1話」
その日、私は早朝に連絡を受け、行方不明となっていた男性を
確認するため、長野にある山荘に向かっていた。
(冬タイヤじゃなくて、大丈夫かな・・・・)
当然、ダメである。
神奈川県の市内に入った頃、車のタイヤにチェーンを巻いた。
雪道なら、まだいい。
路面が凍結しているため、ハンドルを逆さに切らないと曲がらない。
やっと日が昇り始めた頃、私は行方不明となっていた男性の
アパートの前に車を停めた。
車は雪が積もり、ナンバーも隠れている。
(しかし、寒いなぁ・・・・)
私はエアコンで温まった缶コーヒーのプルトップを捻った。
(カッキン・・・・あれ?)
プルトップが折れてしまった・・・。
(どうしよう・・・、コーヒーが飲めないじゃないか!!)
仕方なく私は、缶の頭の部分を両手で思いっきり押しつぶしてみた。
(バキッ!!!!)
微妙に切れた缶の隙間からコーヒーをのどに流し込む。
(う~ん、あんまり美味くないなぁ・・・)
すると、アパートの玄関から男性らしき男が出てきた。
しかし、窓が曇っていてよく見えない。
私はワイパーを動かした。
(ウィーン ← ワイパーを動かす音)
曇った窓ガラスが鮮明になった。
しかし、アパート2階の廊下付近を歩いていた男と目が合ってしまった。
(あっ!!アイツだ!!マズイ!!)
しかし、男は気が付く素振りもなく、階段を慎重に折り始めた。
そして、私の方に軽く会釈すると、助手席に乗り込もうとしてきた。
(なんだ!!コイツは!!)
私は助手席側の窓を開けた。
すると、男はキョトンとした顔をして、私にこう言った。
男性 「いつもの人と違うんだね。今日の現場はどこだい?」
阿部 「・・・・・え?」
男性 「ああ、中国の人かい?」
阿部 「・・・・(ニイハオ?)・・・」
私は車の助手席のドアロックを外し、男を座らせた。
男性 「今日も冷えるね・・・」
阿部 「・・・・・」
男性 「昨日は隣りの兄ちゃんと徹マンだったからなぁ・・・」
阿部 「・・・・・」
男性 「着いたら起こしてくれよ。なっ!!・・・ウウゴゥーZZZ」
(アンタはのび太君か!!寝るの早すぎ!!)
私はそのまま、依頼者さん(この男性の奥さん)の元に向かった。
途中、依頼者さんに連絡を取り、顔写真を送り、確認も取っている。
都内の高級住宅街。
ここに男性の家がある。
彼には家出癖があり、旅から帰ってこなくなったり
買い物に行ったまま1週間ほど帰宅しなかったりするらしい。
今回もスキーに行ったきり、帰ってこなくなった。
私の運転する車は午前10時過ぎに、彼の自宅の前に着いた。
阿部 「着きましたよ。○○さん」
男性 「ん?んんん、ここが現場かい?」
阿部 「ええ、ここが現場ですよ。これからの」
男性 「・・・・アンタ誰だい?」
私は黙って彼に自分の名刺を渡した。
男性 「・・・探偵さん・・・かい?・・・こりゃ、まいったな」
彼は諦めた様子で、自宅に自ら帰った。
(世の中には色んな人がいるもんだなぁ・・・)
そう思いながら、私は事務所へ向かった。
T.I.U.の事務所には、すでにサザビーが出勤してきていた。
サザビー 「おつカレーうどん!!で?どうだった?」
阿部 「ああ、今、家に送り届けてきたところだよ」
サザビー 「え?・・・ずいぶん早いね」
阿部 「何かの迎えと勘違いして車に乗り込んできたんだよ」
サザビー 「何それ?」
私は男性の行動をサザビーに話した。
サザビー 「何だそれ!!変なオッサンだな」
阿部 「だろっ、一本取られたって言ってたよ」
サザビー 「まぁ、早く終わって良かったじゃない」
阿部 「そうだな。さっ、次の仕事は・・・」
そうして、1ヵ月後。
再びこの男性がいなくなったと連絡が入った。
続く
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また、同作品に登場する人物名は全て仮名です。
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