市民の味方だ。お巡りさん

ヤミ金返済、近所迷惑なら転居…警察が上申書書かせる(読売新聞) - goo ニュース

~引用 

 ヤミ金融業者が埼玉県ふじみ野市に住む50歳代の主婦の借金肩代わりを近隣住民に迫り、苦情を受けた埼玉県警東入間署が主婦に「今後、近隣住民に被害があった場合は早急に引っ越す」とする上申書を書かせていたことが14日、わかった。
 同署は不適切だったと認め、担当した生活安全課の警部補を口頭注意とした。

 同署やヤミ金融被害対策埼玉弁護団によると、主婦は昨年秋、ヤミ金融業者から約5万円を借り、利子を含め約20万円の返済を迫られていた。業者が家族の職場に押しかけるなどしたため、主婦が昨年11月、同署に相談。今年1月には被害届を出したが、同署は被害届を受理しなかった。
一方、業者は複数の近隣住民に「立て替えろ」と迫るようになり、住民が同署に苦情を寄せた。警部補は2月3日、主婦を同署に呼び「次に同じようなことがあったらどうする」と質問。主婦が「出ていくことも考えなければ」と答えると、「それを書いてもらえますか」と、署長あての上申書を書かせ、署名、押印させた。


引用~



ひどいお巡りさんですね。

まあ、ヤミ金に手を出すのもどうかとは思いますがね。

けど、5万円くらいで、ずいぶんと熱心に取り立てするんですね。
割に合わないような気がしますが・・・。

普通、変に取り立てて、警察に駆け込まれるのを嫌うはずなんですけどね。
実際、警察に駆け込まれてますし
これで逮捕されたら、ヤミ金も踏んだり蹴ったりでしょ。


さて、警察は被害届を出されたら
絶対に受け取らなければいけないはずなんですけどね。
捜査はしませんけど。


さらに、ヤミ金が近所に「立て替えろ」と言いふらすのは
名誉毀損罪に当たるのではないでしょうか?

これでも、警察は動かないというのはおかしい。
出て行く旨の上申書を取るのも変ですよ。


それでいて、この警部補の処分が口頭注意ってのも、いかがなものか。


勉強し直させたほうが良いのでは?


(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・38


 ギリギリ探偵白書



 私は、わたぼんと張り込みをしていた。
 対象者はホテルに入ったきり出てこない。

わたぼん 「いやぁ、明るくなってきましたね」

サザビー 「ああ、日本の夜明けは近いぜよ」

わたぼん 「ニッポンとかは、どーでも良いっすよ」

サザビー 「しかし、お泊まりだったとはな、油断したぜよ」

 調査は、夜に始まった。
 対象者とその浮気相手は、共に家庭持ちだったため、
 その日の内に帰ると予想していた。

 しかし、予想に反して、二人はホテルから出てこなかった。
 辺りは、だんだんと明るくなり、東の空から太陽の光が降り注いだ。


わたぼん 「ほら、朝日ですよ、初日の出」

 (初じゃねぇだろ!!)

サザビー 「お、出てきた出てきた」

わたぼん 「そうでしょ、今日も日本晴れっすよ」

サザビー 「ちげぇよ!マルタイだよ」

わたぼん 「ふぇ?ホントだっ!」


 それから、朝の街を寄添いながら歩く二人を尾行し
 調査を終え事務所に戻った。

 我々が戻った時には、事務所には誰もいなかった。


サザビー 「なんでぃ、みんな遅ぇ~なぁ」

わたぼん 「僕らが早いんですよ、ふぁぁあ」

サザビー 「お、寝不足か?」

わたぼん 「寝てませんからっ」

サザビー 「んじゃ、一眠りするか、なぁ?」


 わたぼんは、すでに寝ていた。

 (早っ!!)   

 そして、私の眠りを妨げるような悪魔の音が!


わたぼん 「グオぉぉぉ!ぐおォォォ!」

 (いやーーー)

 こんな状態で寝れるかいっ!と、気づいたら昼過ぎだった。

 (爆睡??)

阿部   「ようやく起きたか、田中が電話くれって」

サザビー 「断る!!」

阿部   「断んなよっ!電話しろよっ」


 私は、しぶしぶ田中に電話をした。
 田中が担当していた調査に進展があったらしい。


田中   「で、ストーカーの目星が付いたんですよ」

サザビー 「おう、それで?」

田中   「対象を変更して素行をかけます」

サザビー 「俺も?」

田中   「当たり前だのクラッカーですよぉ」

 (年齢ごまかしてない?)

 こうして、私はキモイマンの素行調査を手伝う事になった。

 翌日、我々は男を尾行し、秋葉原にきていた。
 そう、日本の萌える電気街だ。


サザビー 「来たね、アキバハラ」

田中   「アキハバラですよ」

サザビー 「しかし、いないもんだね」

田中   「何がですか?」

サザビー 「もえ~とか言ってる奴」

田中   「街中じゃ言わないでしょ」


 対象者は、某激安の殿堂に入っていった。


田中   「あ、ド○キに入りましたよ」

サザビー 「よし、出入り口、確認」

田中   「了解」

サザビー 「俺は、中に入る」

田中   「お願いします」


 私は、対象者と一定の距離を保ち追跡する。
 対象者は、まったく後ろを気にすることなく、進んでいく。
 そして、いつのまにか雰囲気の違うフロアに入った。

 対象者は、そのフロアの店に入っていった。
 私は、続けて入ることが出来なかった。
 
 私は田中に電話をかけた。


田中   「どうしたんですか??」

サザビー 「マルタイ、怪しい店に入りました」

田中   「マジっすか!!」

サザビー 「どうすれば良いですか?田中さん」 

田中   「その場で待機。僕が潜入します」


 田中は、30秒で駆けつけた。
 そして、鼻息をフンフン言わせながら店に消えた。

 私は、田中と代わり、外で張り込む事にした。
 外へ出ようとする私の目に衝撃の光景が飛び込んできた。

 ガラス張りの店内、カウンターに座るヤローども。
 カウンターを挟んで立つ女。

 (こ、これがメイドカッフェってやつかい?)

 そこには、笑顔の田中と対象者が。
 私は、ため息混じりに、そのビルを出た。

 その後、対象者は一日、秋葉原をうろつき、帰宅した。


サザビー 「コイツ、関係無ぇんじゃねぇ?」

田中   「かもしれないですねぇ」

サザビー 「かもじゃねえだろ
      俺のこの遣る瀬無さ感をどうしてくれるんだよ」

田中   「・・・ハナから、やる気なんか、無いじゃないですか」


 (そりゃ、そーだ)



        完



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