有馬記念まで４日

有馬記念へ順調、ディープインパクトが最終追い切り(読売新聞) - goo ニュース

～引用　

　引退レースの有馬記念（２４日・中山競馬場）に出走するディープインパクト（牡４歳、栗東・池江泰郎厩舎）が２０日早朝、栗東トレーニングセンター（滋賀県）で最終調教を行った。
　約１２００メートルを、７８秒台の好タイムで駆け抜け、順調な仕上がりを披露した。ディープは、武豊騎手が騎乗して、１頭で追い切り。前半から落ち着いた様子で、強めに追われた最後の２００メートルは、１３秒を切り、軽やかに伸びた。

引用～

まあ、競馬をやらない人が「最終追いきり」なんて聞いても
ようわからんよね。

ま、ディープインパクトの調子は良いって事ですね。
日曜日の有馬記念に向けて、準備万端と。


さて、今週は有馬記念ウィークということで
今年最後に一儲けを企んでいるわけです。


さて、この有馬記念。
私にとって因縁の深いレースです。

というのも、私が初めて購入したレースで、的中したレースなんですね。
小学生の時だったかな？
当然、競馬なんか知りませんし、馬の名前だって認識してませんでしたけどね。

ということで、まだ「枠順」も発表されていないうちから
数字だけの私の予想を。


今年は、「馬番７番」と「８枠」に入る馬に注目です。


まあ、誕生日で馬券を買ってみるとか
好きな数字でとかも、有馬記念の楽しみ方だと思うんですよね。

当たれば、嬉しいし。
もし、外れても、その馬券が来年の「交通安全」のお守りになります。

当たらない馬券で、車にも当たらない。ってね。




（代表代理サザビー）

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ｇｏｏより流出

４万４千人分の個人情報入りＰＣ盗難　「ｇｏｏ」(朝日新聞) - goo ニュース

～引用　

　検索サイト「ｇｏｏ」を運営するＮＴＴレゾナントは１９日、サイト利用者約４万４０００人分の個人情報が入った社員のノートパソコンが盗まれたと発表した。同社によると、東京都葛飾区の社員の自宅に１８日空き巣が入り、個人所有のノートパソコンを盗まれた。社員はキャンペーンに応募した客の個人情報を社内のサーバーから私有パソコンに移していたという。

　盗まれたパソコンには昨年１０～１１月に実施したキャンペーンに応募した客の住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が入っていた。同社は顧客情報の社外持ち出しを禁止しているが、社員は自宅で確認作業をするためにデータを移したという。

　同社は対象の顧客にメールや郵送などでおわびし、専用電話（０１２０・５０６・６８２）で問い合わせも受け付ける。

引用～

管理はキッチリしないといけませんよね。
「社外持ち出し」を禁止しているなら、徹底しないと。。。

まあ、空き巣ですから、仕方がないとも言えますが
持ち出していなければ流出することはないわけですし。

ウィニーの時に、私有パソコンから、いろんな情報が漏れて
管理が厳しくなったのでは？なんて思ってましたが
そんなことはないんですね。

個人情報を扱っている所は気をつけないとね。


ウチに、お詫びが来ていないところをみると
どうやら、４万４千人には含まれていないようです。



（代表代理サザビー）

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ギリギリ探偵白書・４１

　ギリギリ探偵白書



その日から私（阿部）は北の国へ出張であった。

朝早くに事務所で打ち合わせを行い、私とサザビーが先発して
北海道に上陸する事になった。

阿部　　　「北海道って言っても、広いからな・・・」

サザビー　「まずは、札幌だな」

阿部　　　「あぁ・・・札幌な」

行方不明の妻を探す調査である。当然、依頼者は旦那さんであった。

浮気調査の相談に来ていた旦那さんが、血相を変えて現れたのは
その出張から１週間ほど前の事であった。

依頼者　　「・・・た、大変です！！いないんです！！」

阿部　　　「・・・・は？どうしたんです？おちついて！！」

依頼者　　「落ち着けって、落ち着いていられますか！！
　　　　　　妻がいなくなったんですよ！」

阿部　　　「へ？家出ですか？」

依頼者　　「どうしましょう・・・。探してもらえますか？」

阿部　　　「依頼であれば、見つけますよ」

そして、我々は、彼女の浮気相手の特定を急いだ。
しかし、現在進行形の不倫であるが、相談の段階であったために
まだ調査を行っていない。

つまり、不倫があったかどうかという事も鮮明ではない。
もちろん、不倫相手もわからない。

特定を急ぐといっても、難しい状態である。


私は、依頼者である旦那さんから聞いた情報の内、いくつかを
ピックアップし、調査対象者となる奥さんの人間関係図を作成した。

よくテレビドラマに出てくるようなホワイトボードに写真を貼付け
そこを線でつないで行く「例のあれ」である。

そして、人物の所在を一つ一つ潰していった。
その中で所在がわからない人物が一人いたのだ。

こういう場合、仮定として考える。
まず、調査対象者である奥さんが所在のわからない男性と会ったと
考えられるシチュエーションや場所、人間関係などを推理していく。

そして、そのヨミから的を絞って聞き込み調査を行うのだが
通常聞き込みは、調査対象者に限りなく近い重要な証拠を持つ人物に
接触した場合、発覚する恐れがある。

調査対象の奥さんと所在不明の男性が駆け落ち的に家出をしたとする。
すると、２人の人物が浮上した。
その２人の人物は不倫関係を知っていた、もしくは黙認していたと
推測される。

その２人にはサザビーの直属の部下である吉○が当たった。

彼（吉○）は某大手探偵社の特殊工作員上がりの人物で
身長１８０センチ、体重推定１３０キロ、ヒゲ面、ボウズ
なぜか派手なスーツ、愛車はベンツという
そのまんま「や○ざ」な感じの男である。

吉○　　　「あべしぁん、わし、バッチリやってきますわ！！」

阿部　　　「おっ、おうおう、やってらっしゃい！！」

吉○　　　「では、いってきます！！」

（・・・なにをやってくるのかな・・・・
　　勢いで「やってらっしゃい」って言っちゃったけど・・・）

吉○が事務所に戻ってきたのは、それから５時間後の事であった。

吉○　　　「代表、ヤロウどもはクロですわ」

阿部　　　「そう、当たりだね。で？所在は？」

吉○　　　「蛍のいるところですわ」

阿部　　　「蛍？・・・何それ？」

サザビー　「北の国？もしかして、でっかい」

吉○　　　「どうぅぅぅぅ！！にいますわ」

（わかりづれぇーよ！！）

阿部　　　「もしかして、住所とかも特定できたのか？」

吉○　　　「仮住まいはわかると思いますが、その先は・・・」

阿部　　　「その先は？」

吉○　　　「残念ながら、わかりませんわ、困りましたな・・・」

（全然困りません！！）

阿部　　　「おっし！！それじゃ、北海道に飛んで調査するか！！」

サザビー　「おっし！！オレも行く！！」

田中　　　「じゃあ、僕も！！」

渡○　　　「えっ、代表、僕もついて行きますよ！！」

（・・・・旅行じゃねぇーぞ！！）

阿部　　　「えーと、速決（速攻で解決）したいので実績で選びます」

そうして、私とサザビーが先発して調査に当たり、日数や調査難易に
よって、調査員を北海道に呼び寄せる事にしたのである。

まず、我々は仮住まいと称される、札幌のアパートへ向かった。
しかし、そこには誰も住んではいなかった。

そこで、聞き込み調査を行ったところ、向かった方向や
レンタカーの会社が浮上した。
続けて調査を行うと、調査対象者らがガソリンスタンドで
逃亡先への道を店員に聞いていた事がわかった。

サザビー　「あべちゃん、もう泊まるトコ探そうぜ」

阿部　　　「・・・あと一歩だぜ」

サザビー　「わかった。釧○のホテルにしよう」

阿部　　　「よし、移動だな」

私は夜中の峠道をジェットコースターのように一気に車で移動した。

次の日の早朝、彼らはある場所で、T.I.U.情報網に引っかかる行動を
取ってしまったようだ。

私の携帯が鳴った。
事務所からだ。

田中　　　「代表、網にかかりましたよ」

阿部　　　「どこだ？」

田中　　　「駅前に○○ヤがあります。釧○店です」

阿部　　　「ん？何か借りたのか？」

田中　　　「はい。え～と・・・」

阿部　　　「細かくはいいから。いつ頃、そこに戻るんだ」

田中　　　「いえ、連絡先を書いていったみたいですよ」

阿部　　　「なるほど、で、どこ？」

田中　　　「○△町の○ー○、・・・コーポです」

阿部　　　「他は？」

田中　　　「バイトしてるみたいですよ。コンビニで」

阿部　　　「どっちの方？」

田中　　　「奥さんの方です」

阿部　　　「お金なくなっちゃったのかな？」

田中　　　「みたいですね。旦那さん、全部止めちゃいましたもん」

阿部　　　「だな・・・。」

そして、私はサザビーを車に乗せ、まず住所地へ向かった。
そこには、人の気配が・・・・。


サザビー　「張り込みますか？それとも、ブッコミますか？」

阿部　　　「どうする？」

私は依頼者に確認をとった。すると・・・


依頼者　　「ブッコミの方でお願いします」

（・・・・わかりました・・・）

（ピンポーン）

男性　　　「なんでしょう？」

彼は、玄関扉を突然開けて現れた。


サザビー　「不倫は不法行為だぜ」

男性　　　「はっ？アンタ誰だ！？」

サザビー　「俺かい？ジョニー・デップさ。東京の方の」

（東京の方の？）

男性　　　「東京の方？ジョニーさん？」

サザビー　「いや、ジョニーデップです。東京の方の！！」

男性　　　「だから、東京のジョニーさんだろ！！」

（そんなのどうでもいいと思うけど・・・）

サザビー　「だ・か・ら、ジョニーデップ！東京の方なんだよ！！」

男性　　　「合ってるだろ！！東京のジョニーで！！」

サザビー　「おい、ユー、だれがジャニーだよ！！」

男性　　　「何だ！！このヤロウ！！」

（そろそろ、私の出番かな？）

阿部　　　「待った！！はい、両者、待った！！」

男性　　　「アンタは誰だ？」

阿部　　　「メンドクセぇーな！！お前、慰謝料って知ってるか？」

男性　　　「ああ、そのくらい知ってるよ」

阿部　　　「お前は、○○さんの不倫相手だな」

男性　　　「ん？おう、そうだよ」

（堂々と自白するのかよ！！）

阿部　　　「すると、お前は○○さんの旦那さんに慰謝料を
　　　　　　払わないといけなくなるんだよ」

男性　　　「なんでだよ」

阿部　　　「法律だからだよ。裁判やったら負けると思うよ」

男性　　　「え・・・・ど、どうすりゃいいの！！」

（あれ？簡単に引き下がったぞ・・・）

阿部　　　「とりあえず、帰れ。お前も家に」

男性　　　「それで、許してもらえるの・・・おれ」

サザビー　「ダメだな」

男性　　　「じゃあ、どうするの・・・」

阿部　　　「だから、お前はとりあえず、自宅謹慎。わかったか！」

男性　　　「はい・・・」

さて、男が荷造りをしている間、私とサザビーは家にあげてもらい
コーヒーをご馳走になっていた。

（コツコツコツコツコツ・・・）

玄関の前で足音が止まった。
そして、鍵を鍵穴にさす音が聞こえると、玄関が開いた。

奥さん　　「ただいまぁ～！！あれ？お客さ・・・・だれ？」

サザビー　「ジョニーデップです。東京の方の！！」

奥さん　　「へ？・・・どのような御用で・・・」

阿部　　　「旦那さんが探しています。
　　　　　　すでに失踪の届出を済ませています」

奥さん　　「連れ戻しにきたの？」

男性　　　「おれ、慰謝料とられるの嫌だから帰る」

奥さん　　「え？なんで？私はどうするのよ！なんなのよ！！
　　　　　　あんた達！！誰よ！！どこの誰よ！！」

サザビー　「だからぁ、東京の方のジョニーデップですって！！」

奥さん　　「わかんないわよ！！なんでよ」

阿部　　　「とりあえず、こういうことは離婚してからすれば？
　　　　　　旦那さんは離婚を考えていますよ。
　　　　　　裁判起こすにも、あなたの居場所を誰も知らなければ
　　　　　　話し合いにならないでしょ」

奥さん　　「そうよ。そうだけど・・・本当に誰なのよ」

サザビー　「だから、ジョに」

阿部　　　「もういいって！！」

結局、彼女らは東京へ帰ることになった。
その後、旦那さんと奥さんがよりを戻したと聞いたのは
その調査から半年後の事であった。

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男女の中ほど、謎の多いことはない・・・。





　　　　　　　　完



　メールマガジン「ギリギリ探偵白書」の復刻版です。

　ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
　尚、調査時期や調査対象者・ご依頼者様の個人情報は本人様の請求以外は開示いたしません。
　また、同作品に登場する人物名は全て仮名です。


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