猛暑ですね。ご近所にザクロの木がありザクロの実をヨーグルトに入れてみようとおもって少し分けていただきました。けれども残念、まだ身が青くちょっと時期が早かったみたい。また今度のチャンスを楽しみにします。
ある方が「ごめんなさいの反対は何だろう?」と問いかけているのを見かけて、あたしもそういえば「なんだろう?」とおもいました。
「ありがとう」かなあ、「あなたが悪い、謝って」かなあ、「謝らないもん」かなあ。どれもありだろうけど、もっと今の自分の在り方にしっくりきそうなものがありそうなんだけど、なんだろうとここ数日考えていました。
そしてこれかもなとおもったのが「あなたはもうゆるされています」でした。ドストエフスキーの長編小説「カラマーゾフの兄弟」を読んでいるときにふと思いました。
⇒ ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」、あらゆる小説の濃縮原液かとおもった
キリスト教について書かれている箇所を読んでいました。
あたしはキリスト教に詳しくないのですが、映画で信徒が罪を告白し、それを聖職者がゆるすというシーンをみかけたことがあります。あなたはすでにゆるされています、とも言っていた気がする。ちなみにこのシーンは「カラマーゾフの兄弟」の話ではないです。
「カラマーゾフの兄弟」はロシアだからロシア正教になるのでしょうか。あたしはひとくちにキリスト教徒と考えてしまっていますが、いろいろ違いがあると存じます。
僭越ながら、キリスト教の話はここではひとまず置かせておいてください。
「あなたはもうゆるされています」って素敵な考え方だなとおもいました。
誰かに腹を立ててもあまりよいことはありません。人にはそれぞれの見方もありますし、また縁をつくってしまったのは自分だから。むしろ気にしすぎるのをやめたほうが健康によい部分も多々あります。そんなときに「むかつくー」「謝ってほしい」と思うよりも、「(謝ってくれなくても)あなたはもうゆるされています」とおもったほうが自身のなかの世界が浄化されて、循環しだすこともある。
またずっと何かに罪の意識を感じていたときに「あなた(あたし)はもうゆるされている」とおもうと世界を創造していけることもあるでしょう。
あたしたちは繋がって生きていて、生かされているので、すべてのことはバランス、塩梅でもあります。だから「あなたはもうゆるされています」で終わらせるべきじゃないこともいっぱいあるでしょう。
けれどもときには「あなたはもうゆるされています」とおもうことも大切で、自身の心に照らし合わせると、今必要なメッセージだったなと思いました。同じような学びをされている方に読んでいただけますよう。
誰かにずっと腹を立てている状態も、ご自身を責め続けている状態も、あまり体によくない気がしています。よい運もよってこないのはほぼ確実かなともおもっています。
明日も暑さに気をつけましょう。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
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