ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

2020年2月現在、2019新型コロナウイルス (SARS-CoV-2[49]) 感染症への効果が期待されている。

2020-03-18 07:00:23 | 国内
動物実験で催奇形性が確認されているため、妊婦および妊娠の可能性のある女性への投与は禁忌である。。。

妊婦には使用できない。。


男女を問わず、投与期間中および投与終了後7日間においては、なるべく性交を行わず、行う場合は必ず避妊するよう指示されているようです。


中の臨床実験、、

成人に対して、経口投与により、1日目は3200mg、2日目から14日目は1日あたり1200mg。投与期間は、ウイルスがなくなるまで、または最長14日間(中国・深圳第三人民病院での実施。。

ならば 富士フィルムの株価高騰。。。


そーすから

2020年2月4日にネイチャーの姉妹誌であるCell Researchに、中国科学院武漢ウイルス研究所などの研究グループが発表したレター(速報論文)によれば、in vitro(試験管内)の環境下で、アフリカミドリザル起源の標準細胞Vero E6細胞を用いて、ファビピラビルを含む7種類の物質の2019-nCoVに対する抗ウイルス効果を、50%効果濃度(EC50値)を基準として評価する試験を行ったところ、ファビピラビルのEC50値は61.88μM(マイクロモル/リットル)であった。これに対してエボラ出血熱治療薬として開発されたレムデシビルのEC50値は0.77μMであり、ファビピラビルより約80倍効果的であることが判明した。また、抗マラリア剤のクロロキンのEC50値は1.13μMと、試された7つの物質のうちでは、レムデシビルに次ぐ効果を示している。しかし、エボラ出血熱ウイルスに対するファビピラビルのEC50値は67μMと、ほぼ同程度であるにもかかわらず、臨床試験・動物実験等in vivoの環境下では、エボラ出血熱ウイルスに対してはかなり良い抗ウイルス効果を示しているのに、レムデシビルは有意な効果は示していない。このため、研究グループは、ファビピラビルについてはin vivoでの試験が必要であると結論付けている[50]。
2020年2月15日付けの科技日報(発行:中華人民共和国科学技術部)によれば、上記のin vitro試験の結果に基づいて、ファビピラビル、レムデシビル、クロロキンについて、既に中華人民共和国で臨床試験が開始されている。ファビピラビルについては、70名の患者(プラシーボを投与される対照群を含む)で実施されており、初期の段階では明らかな治療効果と十分低い副作用を示している。投与群については、投与から3から4日後には、ウイルス核酸の排除速度は対照群に対して有意に高かった(レムデシビル、クロロキンの結果については、この記事では触れられていない)[51][52]。
また、2020年2月13日付けの科技日報は、次のようなやや具体的な臨床的効果に関する情報を載せている。「科学研究グループは深圳第三人民病院で臨床研究を実施し、26名の患者が登録された。このうち中程度の症例は25例であり、重篤な症例は1例であった。ファビピラビルは、明らかな副作用を発現せず、患者のコンプライアンスも良好であり、発熱患者に対する比較的良い解熱効果を有し、薬を服用してから2日以内に72%の発熱が緩和された。また、3日以内の肺の影像学的好転率は38%で、6日間以内の肺の影像学的好転率は70%であった。」[53]。
このように、ファビピラビルがin vitro環境ではレムデシビル、クロロキンに対して大きく効果が劣るにもかかわらず、in vivoの臨床試験では著しい効果を発揮する理由について、2020年2月17日付けの科技日報は、2月4日にCell Researchに発表された論文の共同執筆者の一人である鍾武(钟武、Zhong Wu)の次のような説明を載せている「ファビピラビルはRNAポリメラーゼ阻害剤の一種ではあるが、特殊なのは、それ自体はプロドラッグであり、RNAポリメラーゼと相互作用する競合基質として作用するために、in vivoでの三リン酸化を必要とするということである。」つまり、Vero E6細胞を用いたin vitro試験では、十分な三リン酸化を受けられなかったため、本来の効果が発揮されなかったということである[54]。
浙江海正薬業股份有限公司は国家食品薬品監督管理局(国家薬監局)の承認を得て、ファビピラビルを正式に販売できる状態となっており、2020年2月16日から正式にライセンス生産を開始した[55]。
2020年2月22日、日本国政府は新型コロナウイルスの感染者を対象にアビガンの投与を推奨する方針を固め、近く製薬会社に増産を求めるとも報じられた[56]。同日、加藤勝信厚生労働大臣は患者への投与を開始したことを明らかにした[57][58][59]。
2020年3月6日付けの科技日報において、中国科技部生物中心主任で、中国国務院の共同予防および管理メカニズムの科学研究グループの薬物研究チームのリーダーでもある張新民(张新民、Zhang Xinmin)はインタビューに応じて、「深圳第三人民病院は、新冠状肺炎の治療におけるインターフェロンと組み合わせたファビピラビルの有効性と安全性に関する研究を実施し、80人の患者が登録された。その中で、投与群は35例、対照群は45例であった。」と述べている。上記の深圳第三人民病院における26例は、この投与群35例の一部であると思われる。また、張新民は、新規の情報として、「武漢大学中南病院は、新型コロナ肺炎の治療におけるファビピラビルの多施設臨床研究を実施し、88人の患者による7日間の臨床観察を完了した。内訳は、投与群、対照群とも各々44例である。中間結果として、治療7日後の投与群の臨床回復率は対照群よりも良好であり、治療3日目の体温正常復帰率は81.8%であり、これは対照群の29.5%より有意に高く、治療6日目の咳寛解率は93.2%に達し、これは対照群の68.2%よりもかなり良い。現在、試験はまだ進行中であり、臨床的観察と結果の分析を続行中である。」と明らかにした[60]。話中の「多施設臨床研究(多中心临床研究)」の意味がはっきりしないが、同日付け科技日報の別の記事で明らかにされている、武漢で実施中のファビピラビルの大規模臨床試験(推定1000人規模)を指している可能性がある[61]。
2020年3月12日付けの中国・科普時報(科普时报)によれば、3月11日に中国・国務院の共同予防および管理メカニズムの特別な薬剤研究チームが「新しいコロナウイルス肺炎 (COVID-19) 患者の治療におけるファピラビルの安全性と有効性に関する臨床研究(登録番号:ChiCTR2000029600)」の結果を発表した。この研究は、薬物および技術の緊急予防と管理のための国立工学研究センター、および深圳第三人民病院の刘磊、刘映霞のチームによって実施されたものであり、ファビピラビルを投与する新型コロナウイルス肺炎の患者35人と、カレトラ(ロピナビル/リトナビル)を投与する患者45人について、投与開始からウイスルが体内から排除されるまでに要した日数を比較したものである。結果は、ウイルス除去までに要した期間の中央値は、ファビピラビル投与群で短く、中央値(四分位範囲)は4日(2.5-9日)で、カレトラ投与群では11日(8-13日)であった。またカレトラ投与群に対してファビピラビル投与群の方が副作用は少なかった。この研究結果は中国工学院に提出された[62]。
2020年3月17日付けの中国・科技日報(科技日报)によれば、17日に、中国・国務院の共同予防および管理メカニズムが記者会見を開き、中国・科学技術部・生物学センター所長の張新民(张新民、チャン・シンミン、Zhang Xinmin)は、ファビピラビルが臨床研究を完了し、正式に有効性を確認したことを明らかにした。張新民によれば「武漢大学中南病院で行われていた、多施設臨床試験(前述)は、最終的に120人の患者が登録され、臨床治療観察は完了した。臨床研究の結果は、ファビピラビル投与群が新コロナウイルス肺炎の治療において対照群よりも有意に優れていることを示している。治療終了時の中程度患者の臨床的回復率は、投与群の方が対照群よりも有意に良く、それぞれ71.43%と55.86%であった。 解熱時間に関しても、投与群は対照群よりも有意に良好であり、平均解熱時間はそれぞれ2.5日と4.2日であった。 平均咳寛解時間は、投与群よりも対照群の方が有意に長く、それぞれ4.57日と5.98日であった。治療期間中の中程度患者の補助酸素療法または機械呼吸装置の使用率は、投与群の方が対照群よりも有意に低く、それぞれ 8.16%と17.12%であった。」また、張新民は「ファビピラビルは医薬品の良好な安全性、明確な有効性、および入手可能性を考慮して、科学研究グループの専門家によって医療グループに正式に推奨された。できるだけ早く治療計画に組み込むことが望まれる。」と述べた[63]。


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