峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

差し脚発揮

2010年11月20日 | ギャンブル
 21日に京都競馬場で行われる「マイルチャンピオンシップ」(GⅠ芝外1600㍍)。コース得意のワイルドラズベリー、前走・秋華賞は内回りで④着に敗れた。今度は外回りのマイルになり、切れ味勝負の正念場だ。同期のライバルのアパパネに差をつけられてはいるが、力量差はない。牡馬がまじった戦いでも主軸の期待。

ワイルドラズベリー
ダノンヨーヨー
ゴールスキー
サプレザ
トゥザグローリー
× テイエムオーロラ
× オウケンサクラ
 ワイルドラズベリーは2走前のローズSがG前伸びたものの頭差の惜敗。上がり最速をマークしており、勝っておきたかったレースだ。2千の秋華賞は「鋭い脚」がやや鈍っていた。今のこの馬には、やはり距離はマイルがベストか。

 4連勝中のダノンヨーヨーが立ちはだかる。過去11戦して10戦までマイルばかり。これほど徹底した“マイル専科”は珍しい。しかも近走、良馬場であれば、32秒後半から33秒前半の脚で上がってくる。それが安定した成績につながっている。

 ▲ゴールスキーも目下マイル戦3連勝。勢いに乗っている。外国馬サプレザ、古豪キンシャサノキセキはそれぞれ外枠とマイルになったのがどうか。押さえトゥザグローリー。穴は前に行くテイエムオーロラ、ジョーカプチーノ、マイネルファルケのいずれかの逃げ残り。オウケンサクラも桜花賞②着時はしぶとかった。マイルで見直し。
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フルスクリーン

2010年11月19日 | パソコン
 動画映像をパソコンで見る場合には、大きく画面(ディスプレイ)いっぱいにして見る方がより楽しめる。映像を拡大してもそれほどぼやけない限り、格段に迫力が増す。画面の上下などにあるバー(メニューバー、タスクバーなど)を一時的に隠すので、邪魔なものが目に入らない。最近は、送り手側がクリックひとつで、映像拡大できるボタン設置をしているものが、随分増えた。

 尖閣の漁船衝突で映像流出騒ぎになったYOU TUBEでも、いまはそのボタン付き。画像の右下に小さな長方形ボタンがあり、中の矢印が四方に向かっていると「拡大」、逆に中心方向なら「縮小」である。ボタンのマークはよく似たデザインになっており、簡単に見つけられる。そして、「Esc」キーで元の状態に戻るようにしているのが大半だ。

 18日からスタートした政府インターネットテレビの映像(内閣広報室作成)も「拡大」「Esc」で見るようにセットされている。以前の内閣からの引き継ぎで私のメールアドレスも“自動登録”されているようだった。確か前は「拡大」ボタンはなかった。映像伝達の世界はどんどん見やすくなり、進化している。
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言い訳

2010年11月18日 | 
 年賀はがきの売り出しが始まっている。ここ数年、年賀状を出す枚数を減らそうと努めてきた。経費節減のささやかな“仕分け”対象である。だけど、実際には毎年同じぐらい、200枚を下回らない。この年末はどうか。喪中はがきが届きだした。他界した知人もいる。しかし、準備にかかると、また例年通りになってしまいそうだ。

 定年退職後は、はがき枚数が徐々に減るのが普通だろう。思い切って「年賀状を出さない宣言」をした知人も何人かいる。私は踏み切れない。逆に届いたら返事をする。そういう性分だから仕方がない。1人当たり50円。安いものだ。節約すべきところはほかにもある。“仕分けができない言い訳”である。恒例の年賀状のやり取りは続けた方がいい。

 年を重ねて、多くの人と付き合えるのはありがたいことではないか。5年ほど前から大学の同窓会報づくりをしている関係で、新たな知人、友人が急に多くなった。年賀状は“自然減”どころか、年毎に増える気配である。それにしても、早いもので、もう年賀状。1年を振り返るシーズンになってしまった。
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古希

2010年11月17日 | 
 69から70へ。年齢のことである。誕生日を2日前に迎えた。20歳なら心機一転の心境だろうが、心境もなにも取り立てて普段と変わりない。「とうとう大台に乗ってしまったか」。せいぜいそんな程度だ。別の言い方では『古希』。≪古来希なり≫というトシ。これは数え年なので、すでに以前から古希には到達しているのだが…。

 孫たちから当日の夜、電話がかかった。「じいじ、おめでとう」。小4の子には、70がどれくらいかは感じ取れないかもしれない。2歳半の孫娘が交代して電話口に。たどたどしいしゃべり方。この声に弱い。長兄の中1生はケータイ・メールで。アニメとデコメールの2種のおまけつき(カット、山の上からオメデトーの字が点いたり、消えたりする)。操作が上達したものだ。母親(娘のこと)がうまく子どもを育てている!!

  69連勝の双葉山の記録をめざしていた白鵬がその日、63連勝でストップした。双葉山が敗れた時「やはり七十古来希なり」という言葉がはやったそう。白鵬にも、それが当てはまるのだろうか。土をつけた相手は前頭筆頭の稀勢の里。「稀」の字が輝いている。古希の「希」は正しくは「稀」と書く。やっぱり≪70はまれ≫ということにしておこう。
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国際友好

2010年11月16日 | 
 日本からアテネに贈られたユニークな北山杉の丸太製マラソン・トロフィーが、現地マラトナス市の博物館の展示品となった。アテネの日本大使館からNPO日希(にちぎ)協会へ連絡が入り、その写真を転送してもらった。博物館では近く説明文をつけたうえガラスケースに収めて飾っていくという。

 今年10月31日に「第28回アテネクラシックマラソン」が開かれた。マラソン発祥となった“マラトンの戦い”からちょうど2500年に当たり、日希協会は昨年提供したガラス製よりもっと“日本的なトロフィーを”と相談。画家の谷口弘明さんや材木商、京都工業繊維大の協力で9本をつくって協会の岩谷忠雄会長らが持参、ギリシャ人トップの男女選手などに贈呈した。

 博物館入りしたのはそのうちの2本。高さ約45㌢、直径15㌢。1つは俵屋宗達の「松図」、もう1つは尾形光琳の「燕子花(かきつばた)」を摸写したもの。他は浮世絵などを描いている。協会はマラソンを通じて国際交流を図っているが、このトロフィーはアテネ側に大受け。「すばらしい友好の絆になる」と長く博物館に置くことが決まった。
 ≪贈呈前の写真・記事は10月23日付け京都新聞に掲載されています。ネットで閲覧可≫
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子供

2010年11月15日 | インドネシア語
 インドネシアの生放送テレビを、最近インターネットでよく見る。流されるCMで気づいたのは子どもの出演が実に多いこと。日本のテレビの比ではない。飲料、健康食品、医薬品、化粧品など扱う商品は似ていても、次々と子どもの姿が映る。なぜだろうか。

 人口2億3500万人。若い国、発展途上の国である。GDPが伸び、成長スピードは速い。若い年齢層ががんばっており、育ってくる子どもたちの活躍が期待されている。それが反映されているのではないだろうか。社会全体が子どもを大事にし、CMの“主役”になっている気もする。

 ジャワのムラピ山噴火は大きな被害を及ぼしている。死者は200人を超えた。避難生活や支援の輪が広がっている様子が連日、テレビで伝えられている。日本と共通する島国で、地震と火山の国。「日本のメディアはインドネシアのことをあまり報じていない!」。現地に30年以上駐在している旧友が嘆いていた。
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付録

2010年11月14日 | 
 付録つきの女性雑誌が依然として人気らしい。付録もいろいろ試行錯誤され、やっぱりブランド物のバッグ、ポーチに落ち着いているようだ。書店では“こんなものですよ”という付録の実物がたくさんぶら下がっている。

 高価なブランド品、しかもホンモノが安く千円台で手に入るのは魅力に違いない。欧米の雑誌の“付録商法”を、うまく流用したのかどうか。他人も同じものを持っているというのを無視すれば、買う側のメリットは大きい。売る方も大量にさばけるので、コストダウンがはかれる。かくして、流行はまだまだ…。

 男性向けには同じ手は使えないのだろうか。ブランド好きは男性にもいる。でも、消費動向が基本的に違うので、むずかしいのかもしれない。半世紀以上も前、少年雑誌に工作・摸型品などを主に様々な付録がついていた。時代は変わったが、底に流れる心理には共通したものがある。ふと浮かんだ、懐かしい“付録の思い出”である。
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豪脚

2010年11月13日 | Weblog
 14日の京都競馬のメーン「エリザベス女王杯」(GⅠ芝2200㍍)。牝馬同士の一戦なら今年になって牡馬相手にGⅡを2勝しているメイショウベルーガの差し脚が決まるのではないか。オッズが気になるが、人気割れを見込んでこの馬から。

メイショウベルーガ
プロヴィナージュ
アパパネ
アーヴェイ
アニメイトバイオ
× サンテミリオン
× ヒカルアマランサス
 前走の京都大賞典でオーケンブルースリの追撃を押さえた。菊花賞馬で昨年のジャパンカップ②着馬を封じたのは力をつけてきた証拠。1月の日経新春杯を制した末脚は1頭際立っていた。今回は10㌔太目を叩いて2走目。舞台も同じ得意の京都コースである。一流の力量馬ともまれてきた古馬のたくましさ発揮する。GⅠ馬に仲間入りするチャンスだ。

 対抗はプロヴィナージュ。逃げ馬の後ろにつけ、前走と同じように粘り込む。今週の栗東坂路の調教が好時計。◎よりはかなり前に位置しているはずで、展開に恵まれそうだ。

 アパパネとサンテミリオンのオークス同着馬では、▲アパパネを上位視。サンテミリオンも前走惨敗のままでは終わらないと思うが…。外国からの参戦馬は速い時計の勝負になると疑問。スノーフェアリーよりアーヴェイが対応できるのではないか。押さえアニメイトバイオ。ヒカルアマランサスを穴で。
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様変わり

2010年11月12日 | 
 「あれっ! モネの絵だ」。地下街の壁を使ったギャラリーがある。うかつにも知らなかったが、もう5、6年前のオープンだという。“なんばウォーク”に約60点の名画が飾られていた。原寸大の陶版画である。滅多にミナミの繁華街に出かけることがなくなったが、久しぶりに見ると大変な変わりよう。まるで浦島太郎だ。

 かつて“虹のまち”と呼ばれていたところ。随分、まちが広がっている。“画廊”はその西端周辺通路の両側を中心に、交差する頭上にも展示されていた。クロード・モネは晩年、「睡蓮」に没頭して何十点もの作品(連作)を残しており、そのうちの1点だ(シカゴ美術館所蔵の複製)。すぐ目についた。

 大阪のキタは比較的よく足を運ぶ。しかし、阪急百貨店をはじめ、大阪駅北側一帯の増改築・開発が進み、来春あたりから次々完成する。いま一部地下街は、工事の影響もあって、あちこち板塀に覆われている。その間を迷路のように歩かねばならない。すっきりする頃には、知っているはずのキタも、玉手箱をあけたように景色が大変貌しているかも…。
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真珠

2010年11月11日 | 花木
 花ではないが、観賞に向くのはこちら。秋の実である。直径1.5㌢ほどの赤色やピンク、白色のかわいい球形をして、ドウダンツツジのように連なっている。「ペルネティア・ムクロナタ」(Pernettya mucronata)という学名は少し覚えにくい。日本では「シンジュノキ」(真珠の木)の流通名で呼ばれている。池田市の緑のセンターで撮った。

 南米原産、ツツジ科の常緑低木。学名はラテン語のよう。葉の先が尖った棘状(mucronata)になっているのが特徴らしい。実の姿からは、日本で名付けられた“真珠”の方がずっと分かりやすい。

 ≪今月の11日は急逝した故人の7回忌になり、法要は早めて7日に。10日は墓の供花も替えました。どなたかがカサブランカを供えていただいていました。花は一緒にして、にぎやかになりました。ブログ上の“11日の花”は、シンジュノキの“実”にしました≫
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