峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

元日から合併

2005年12月31日 | 日常と健康
 UFJ銀行と東京三菱銀行が、年明けの平成18年(2006年)1月1日付で合併する。新銀行名は「三菱東京UFJ銀行」というとても長い名前。準備のため、大晦日の午後9時から1月4日午前7時までATMの利用はストップになることを、店頭のポスター掲示などでPRしている。

 それぐらいは、迷惑して困るというほどでもない。不思議に思うのは、長い新銀行名。議論は当然しただろうに、結果がこれ…。

 利用客は年明けでも、これまで通りのキャッシュカードが使える。銀行の呼び名は、例えば従来のUFJ利用者は合併後でも「UFJと呼んでもらったら結構」、東京三菱の客は「東京三菱(新銀行では三菱東京とひっくり返っているが)のままで通じる」ので当分はこの方が便利、とでも考えたのだろうか。いや、そんなことはないだろう。

 どうも、銀行サイドの事情だけで命名したような気がしてならない。短く言うには一体どう言えばいいのだろう。

 バブル崩壊後、銀行の統合・合併が急激に進み、現在も再編の動きが続いているのだ。UFJ(United Financial of Japan)は「三和」と「東海」の合併(平成14年1月)。一方の東京三菱は「三菱」と「東京」の合併(平成8年4月)で誕生していた。

 旧銀行名にアルファベットの頭文字をくっつけて“新しい”銀行のイメージが感じられるかどうか。といって、全く別名称にすると“伝統・歴史”が消えてしまう。新名称は、本当は難しいのかもしれない。

 写真は池田駅前、国道176号沿いのUFJ池田支店。この看板は31日限りで、新年早々から新看板に替わる。池田支店のコード番号は旧番号220から「790」にすでに変更されている。

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