峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

変わった歯ブラシ

2009年12月02日 | 日常と健康
 歯ブラシも消耗品である。ぼちぼち買い替えの時期かもしれない。大阪・梅田のロフト(Loft)に寄ったさい、そんなことを思い出して、歯ブラシのコーナーをのぞいた。電動式や音波式の新製品もある。それほど値が張らないものでも、実にユニークな形が登場している。並んでいる商品の中から、2つを試しに買った。

 1つは「Super Brush」。3方向から歯を包み込むスタイルになっており「3 Head in one」と書かれていた。ノルウェーの「DentaCo AS」社と連携した大阪のビープランド・メディコーレンタルが日本での製造販売にあたっているよう(630円)。ブラシは柔らかなナイロン製。見なれない形状だが、実際に使ってみると意外に横への移動も容易だった。同時に歯の裏側も磨けるのがミソである。

 もう1つは「たんぽぽの種」。筒状のブラシの先がタンポポの花に似ているので名付けたのだろう。STBヒグチ社製(473円)。ローリングさせながら使えるように柄は深い溝を入れてある。歯ぐきのケアや舌のクリーナーもOK。これも歯の裏が磨けるのをアピールしていた。

 なぜか分からないが、歯ブラシの大半は大阪府下で製造されている。ヒグチ社も所在地は東大阪である。浪速の“特産”(?)とは知らなかった。

 海外へも輸出されているのかどうか。ちなみにインドネシア語で歯ブラシは「sikat gigi」。習い始めの頃、最初に覚えた単語の1つが「gigi」(ギギ=歯)だった。歯ぎしりみたいな響きが面白かった。「sikat」は(ブラシ、刷毛)。日本語と語の並びは逆だが「歯ブラシ」そのままなのだ。

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