峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

悩み

2009年04月29日 | 日常と健康
 池田市の栄本町に「託明寺」というお寺がある。駅前商店街のそば。浄土真宗だが、宗派にはこだわらず、時折立ち寄る。境内の花木の手入れがよく行き届いていて気持ちがいい。山門の左側の掲示板に、こんな言葉が出ていた。

 『悩みごと 一つ消えれば またひとつ』

 「消」の字が、偶然かもしれないが、少し消えかけている。そして「一つ」と「ひとつ」。漢数字とひらがなを使い分けているのは、きっと意識してのことだろう。後ろのかな書きは、これで終わらず、次々繰り返される感じを微妙に感じさせる。

 人間長く生きていると、いろいろなことがある。名言である。ただ“悩み”と思うかどうかは、気の持ちよう。神経質にならず、大らかに構える方が健康によい。

 昔学んだインドネシア語。今また辞書を引っ張り出しシャカリキに。でも、記憶力が衰えている。覚えたはずなのにすぐ忘れる。脳も体も動きが鈍い。しかたないことである。こんなのは悩みでも何でもない。

「ぼけ防止にはなるよ」。似たような先輩がいて、力づけてくれる。
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