峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

なにわ検定

2009年04月05日 | 
 “ご当地検定”はもうブームが去ったと思っていた。ところが、遅ればせながら「大阪」が今年の6月21日に第1回を実施する。阪急・池田駅近くの書店にポスターが張ってあった。正式には、枕ことばを付けて「なにわなんでも大阪検定」(大阪商工会議所主催)というらしい。さて、今からでも大阪で“新たな火”をつけられるか?

 実は計画・構想は3年ほど前からあった。「なにわの歴史・文化の奥深さを再発見して、魅力を知っていただく」狙いだが、「食文化や芸能、笑いも…」。いろいろあってその実現がずれ込んだそうだ。

 どんな問題がでるのか周知できないと、受験者も集まらない。インターネットのホームページで例題を示している。例えば「四天王寺を建立したのは誰?」「十日戎で有名な“商売繁盛○○持ってこい”の○○に何が入る?」を4択で答える問題など。でも、どこでもやっているような「公式テキスト」は必須である。これを“必読本”として勉強すれば、合格しやすくなる仕組みにしている(第1回は3級と2級だけ。テキストから出題率は各80%、60%)。受験の申し込みなどはHPに詳しく説明されている。

 テキストの発行は4月1日。書店の店頭に並ぶのは9日ごろになる。ポスターが書店に掲げられている理由がわかった。価格は税込み1995円。これで「安い!」という。いっそのこと1000円程度にするのはむずかしかったか。ご当地検定は、近畿では先行していた「京都・観光文化検定」など、主催は商工会議所が多い。でも主催団体はさまざま。私の地元の「池田学検定」は池田市が立ち上げた。

 検定の受験者は「日本漢字能力検定」が恐らくトップだろう。200万~300万人というレベルだからケタが違う。当然、漢検の参考本もよく売れている。ご当地検定は、これをみならったフシがある。

 外国語では英語検定は有名だ。ほかに「インドネシア語検定」もあって、挑戦者は徐々に増えているという。日本インドネシア語検定協会の主催。今年は7月19日と9月12日の各1~2次試験で、現在願書受付中(4/1~5/18)。

 ≪漢検については10年ほど前に準1級のテキストを購入した。受験はしていないが、ちょこっと勉強したおかげで、テレビの漢字クイズ番組にはかなり正解できる。大阪検定は受けなくても、本だけは買ってみようかな≫
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