26日の東京競馬で行われる「フローラステークス」(GⅡ芝2000㍍)。3歳牝馬のオークストライアルである。唯一の3勝馬ディアジーナ(3-3-2-1)が1番人気となるのは間違いない。ここ2走GⅢで①②着である。確かに実績・安定性でも他馬をリードしているが、オークスを狙うにしては持ち時計、上がりの比較で断然とは言い切れない。人気をかぶるので馬券的妙味も欠く。末脚勝負になれば◎ワイドサアァイアの方に魅力がある。
◎ | ワイドサファイア |
○ | ハシッテホシーノ |
▲ | ディアジーナ |
△ | ミクロコスモス |
△ | ラークキャロル |
2月のエルフィンSではレッドデザイア(後の桜花賞2着馬)とハナ差②着の接戦を演じた。鞍上は当時と同じ岩田に乗り替わる。きゅう舎はこの馬の能力を高く買っており、強気である。追い切りも、末をビュンと伸ばす好調教だった。
対抗はハシッテホシーノ(ふざけた馬名は気にくわないが)。東京の2000以上では2戦2勝。新馬のマイル戦こそ、ミクロコスモスの上がり33.3秒に大きくちぎられたが、距離が延びれば一味違うはず。時計のかかる馬場に対応できるのも強み。休み明けでも。
▲ディアジーナ。印を落としてしまって、失礼か。前走惨敗の△ミクロコスモスがゆったりしたペースで巻き返す。むしろ、こんな距離の方が向くかもしれない。押さえはミモザ賞快勝のラークキャロル。