峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

世界のラーメン

2009年04月14日 | 
 池田市内で今やNo1の集客施設となっている「インスタントラーメン発明記念館」(阪急池田駅南へ徒歩約5分)。世界で初のて即席めんをつくった日清食品が、この“発祥の地”に記念館を’99年にオープンさせた。いろいろなラーメンを試食できる「テイスティングルーム」もあって、JALの機内限定のカップラーメンなども置かれている。ただ、世界各地で売り出されているラーメンは、あまりにも多すぎて実物パッケージの展示だけ。それでも、それぞれの国に合わせたパーケージを見るのはなかなか興味深い。

 インドネシアはアジアでは中国に次ぐ消費国。現地法人「Top Ramen」の名で、日清ラーメンが年間150億食も消費されているという。カップめんとは別に、袋入りめんがガラスケースに陳列展示されている(写真)。

 袋には「NISSIN」や「Top Ramen」の大きな文字、そしてインドネシア語表記もある。「Mi Goreng」は「揚げめん」のこと。Nasi Goreng(焼き飯)と同じほど日本人にはなじみになっている。gorengが「揚げる、いためる」、miが「そば、めん」という意味。「Mi Instan」は「即席めん」。隣の「Rasa Soto Ayam」は順に「味」「肉スープ」「鶏」である。つまり“とり肉スープ味”。

 インドネシア人向けに、香辛料を多い目に入れてあるそうだ。バリ島に旅行したさい、インスタントではないラーメンやナシ・ゴレンを海岸近くで食べたことがある。実においしかった。“日本人の口に合わせてつくったのか”と思ったほど。いや、ひょっとしたら、こちらの姿を見て、日本人向けの味にしてくれたのか(!?)
コメント
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