峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

ウインドー・アート展

2005年07月12日 | お出かけ
 大阪・キタの阪急百貨店1階コンコースウインドーで、ちょっと変わった“アート展示”が行われている。世界で活躍中の4人のアーティストが来阪し、ほかに2人がインターネット参加。ウインドー内で制作過程を見せる1週間がかりのパフォーマンスは先週7日で終わったが、そのあと“ウインドーのアート”の展示は19日まで続く。

 このコンコースは普段から人通りが多い。制作中も人だかりがして、宣伝効果は上々。作品完成後は「グラフティーアート」と「日本の伝統」の融合として、ウインドー内に浴衣・扇子の飾りを添え、しっかりと販売PRも。

 それぞれ個性を発揮しているが、ジュヌヴィエーヴ・ゴクレールという女性の作品が面白い。彼女は最近のグラフィックデザイン、イラストで白と黒を基調にしたシンプルものを多く手がけているとかで、今回も黒い顔に白い目玉がクリクリした愛らしいオリジナル・キャラクターを描いた。影と棒状の細い手を上げたり下げたりして動きを演出。ウインドー内に“不思議な世界”を作り出している。

 右隅の黒いシャツを着て最後の仕上げをする後姿は、丸っぽいキャラクターととても似ているよう。そう思ったのは、私だけだったかな…。



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