会えそうで会えない遠い存在だった憧れのスミレ「タチスミレ」
毎年、この時期になるとダメ元で行ってみようかな…と考えるのですが、
その一歩が踏み出せず、先送りになっていたスミレの一つです。
いかんせん、自生地は広すぎてどこをどのように探せばいいのか皆目検討が付かないのです。
今年は観察会でタチスミレの自生地の訪問が決まりウキウキしていたのですが、
５月の中旬ごろから色々なサイトでタチスミレの情報が入り始めると、もう気が気ではありません！！
６月４日ではもう見頃は過ぎているのではと、半分諦めモードだったのです。
ところが、ところがです。
咲いていましたよ～～
最初のポイントに咲いていた一輪のタチスミレはたちまちスーパーアイドルに。
熱いまなざしに応えて、代わる代わるそれぞれのカメラに収まりました。
場所を移動すると、今を盛りと咲き乱れるタチスミレがいっぱい、我が目を疑いました～^^;
花弁の裏は淡い紫色、何とも奥ゆかしい楚々としたスミレです。
この日は強風で写真には最良なコンディションとは言えませんでしたが、
こんな爽やかで美しいスミレが健在だと知っただけで嬉しくなりました。
先日二年ぶりに訪れた信州のタデスミレの自生地では、
樹木は伐採され無残にも重機で押しつぶされて見る影もありませんでした。
工事に入る前にどこかに移植されたのかもしれませんが、悲しい光景を前にショックを受けました。
名前が似ているだけでなく咲いている姿もどことなく似ているタチスミレは、
いつまでもこの地に咲き続けて欲しいと願うばかりです。
そして、
他にもこんな花に出会いました！
【ハナムグラ】
【マイヅルテンナンショウ】
鶴が羽根を広げた姿から名付けられたそうな…
確かにちょっと似てるかも。。。
長年会いたいを願っていたタチスミレに出会えた嬉しい観察会でした。
アクセス
トータル
ずいぶん踏み跡があって道になってましたので直ぐに怪しいと判りました(^^;) それにしても、沢山の株があってびっくりなポイントでした。私が知ってたポイントにまあまあ近いのですが、知ってたところは壊滅でした。
タチスミレは伸びてゆく過程で次々と咲くのでトータル的には花期が長いようです。
タデスミレはそんな無残な状態になってるのですね。知ってて工事をしたのか・・・よく市が許可をだしたものですよね。
なかなか行くのが大変なところなのでもう見ずに終わってしまうかもしれません・・・。
タチスミレは思いの外花期が長いのですね！
まだ蕾も残っていましたしね～
遠いにもかかわらずワンシーズンに二回も足を運ぶ、てばまるさんの情熱には恐れ入りましたm(_ _)m
タデスミレは悲しいですね、でも、どこかで元気に育ってくれていると信じています。
私が以前見た場所は消えてしまったとのことでした。
観察会が行われていた場所です。
そういえば、奥高尾のアカネとの交雑種も盗掘されました。著名な方の観察会の後でした。
タデスミレは２度ほど様子を見に行く機会がありましたが、果たせませんでした。
そんな状況になっているのですか。悲しいです。
でも、きっと、きっと、元気で育っている場所がありますよ。信じます。
タデスミレは、今年見てきましたよ。
たった一花でしたが、咲いていました。
周辺には、まだ株がありましたので、出掛けるのが早かったのかな？と、思っています。
今年は花の開花が早すぎて、全く読めません。
タチスミレもタデスミレも思った以上にデリケートなスミレなのですね！
なかなかお目にかかる機会が少ない貴重な花なので大切にしなきゃなりませんね。
盗掘の話は聞くたびに腹立たしく悲しい気持ちになります。
タデスミレをご覧になったとのこと、良かったですね！
もうすぐ黄色いスミレの大群落が待っているかと思うとワクワクですね＾＾
きっと最高の状態で会えるのでは…
お土産、楽しみに待ってますよ^_^/