2014年11月初旬、満を持して出かけた千葉の湿原で、お目当てのイヌセンブリは
早仕舞いだったようで「今年はもう終わりました!」とのこと。残念ながらお目通りは叶いませんでした。
その後もコレと行った情報もないまま時が過ぎ、
今年、イトラッキョウとダルマギク狙いの九州行きを決めてからは、もしかしたら九州北部で見ることができるかも…
と、少しだけ期待が高まりました。
しかし、それを待つつことなく幸運にも出会う機会に恵まれました。
センブリとムラサキセンブリは比較的出会う機会がありますが、イヌセンブリは自生地情報量が少なく
仮に情報があっても、範囲が広すぎてどう探せばよいか途方に暮れる状態です。
そんな中、ようやくチャンスが巡ってきました。
イヌセンブリは想像と違ってひょろひょろと弱々しい雰囲気でした。
モジャモジャの縮れた毛がアクセントとなっています。
初めての出会いに興奮を隠しきれず、数えきれないほどシャッターを切ったというのに手ブレ量産
やはり一脚だけでは限界があります。
ネットみるイヌセンブリに比べ花弁の紫条が控えめですね。
地域差があるのかもしれません。
他のセンブリの仲間と違ってイヌセンブリはまっすぐ立つことは少ないようで、
葦などの湿生植物にもたれるように咲いていました。
まだ蕾もあります。花期は案外長いのかもしれません。
もしかすると、四年前の千葉のあの場所でも、丹念に探せば咲いていた可能性大ですね~
ともあれ、嬉しい出会いに大満足の一日でした。
他にはタコノアシや…
大好きなサクラタデも咲いています。
「サクラタデ」って誰がつけたのかネーミングが素敵ですね~そのまんまです。
ビールのポップみたいで可愛いと思っていたカナムグラは繁殖力の強い厄介なツル性植物だったのですね!
知りませんでした。
湿地に生えていたこの植物、名前を調べてみたのですがさっぱり分かりません。
花の大きさはハコベぐらいで小さいのです。
??
どなたか教えて頂けると嬉しいです。
イヌセンブリは生育場所も極端に限られるし、咲いていても、そこは見つけづらい藪の中でした。
個人の力では到底見つけることは出来なかったであろう花、
やっとやっと出会うことができて嬉しい限りです
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