


乗った直後の満員電車、しばらく窮屈な姿勢のままでいるのを余儀なくされた。
だけど不思議なことに、電車が動き始めると次第にゆったりとした快適空間が生まれてくる。
物がギューギューに詰まった箱をシャッフルすると、ピッタリと収まっていくのに似ている。


僕は、わずかな快適空間を利用し本を開いた。
「コラッ」背後で声がした。ドスの利いた声に思わずびっくり。髪の毛が逆立ち、自慢のうぶ毛が数本抜け落ちたようだ。
僕は振り向かなかった。

「いい加減にしろよ」今度は先ほどより低いトーンの怒った声が届いてきた。
おずおずと振り返る





ほっと一息。僕じゃなかった。
だよな。僕は何もしてなかったからね。ただ、本を開いただけだもんな。
でも、怒声のような声が真後ろからすれば、いくら身に覚えがなくても、ドキっとする。




「鉄道小町ドキッ」
「コラッ」背後で声がした。ドスの利いた声に思わずびっくり。髪の毛が逆立ち(というほどあるわけではないが)、ほとんど残っていない老毛が数本抜け落ちたようだ。
キミが満員電車に乗るたびに、ボクは心配で、夜以外は眠れなくなるんだ。
キミがギュウギュウ電車の中で、手のひらをいやらしく動かしていないか心配で心配で。
ところで、キミは形状記憶パンツを愛用していると聞いたが、本当か??
ん? うむ。流石、まこやん詩人だ。
阿仁金臓とは一味違う!!!!!^^
変わった表現だ。新語か?それとも、君の年代の人たちの言葉なのかい?
老獪という言葉を聞いたことがあるが、君もそろそろこの域に達しそうだね^^ククククク^^
>キミがギュウギュウ電車の中で、手のひらをいやらしく動かしていないか心配で心配で。
ところで、キミは形状記憶パンツを愛用していると聞いたが、本当か??
君~~~、手のひらはその為にあるのじゃないかね^^そうでしょう?君は、外でなく家の中で手のひらを動かしていると聞いたが、、、、あれはほんとかね?^^
形状記憶パンツ? 僕は今穿いてるけど、君はムーニーのオムツだろ? 今度君もこれにしたらどうだ?大も小も中で固まるんだ。オムツよりも絶対にいいよ!!!!!^^