tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

冬の嵐

2013年12月06日 | 生活












今朝デュッセルドルフでは吹雪になりましたよ~

午後には雪もやみ、ほっとしました

暴風雨というと熱帯性低気圧や春一番が浮かびますが、
冬のドイツではオルカーン(Orkan)と呼ばれる嵐が北からやってきます。

今回は北海方面から嵐が来たので、ハンブルクやズィルト島の辺りが大荒れになっている模様。

盛んにニュースで各地の様子が放映されています。


台風とは逆に、オルカーンが来るとぐっと気温が下がります

関東育ちの身にとっては、冬将軍という言葉にはいまいちピンときませんでしたが、
ここへきて俄然、ああこういうものであったか…と実感がもてます。






北風の擬人化といえば、断然これ!

『北風小僧の寒太郎』(作詞:井出隆夫、作編曲:福田和禾子)です。

最初に『みんなのうた』に登場したときには堺正章さん、
82年からは北島三郎さんが歌うバージョンも加わって親しまれているそうです。


明るい調子の歌ですが、聞いているとなんだか家族が恋しくなったを覚えています。

おそらく、「ひとり旅」や「寒うござんす」、
「ひゅるるるるるーん」といった歌詞が印象的で、
さびしいような切ないような気分になったのでしょうね。


アンパンマンの寒太郎だったら、仲間に囲まれているから大丈夫。







そういえば、グリム童話は子供向けのお話が集められているのかと思いきや、
ほのぼのした童話やためになる教訓譚という色合いは思いのほか薄く、
寒さをどうやり過ごすか、お腹をどういっぱいにするかという2点が切実な問題となっていることが印象に残っています。

暖房のきいた屋内で本を読んでも半分も分からないのかもしれませんが、北国の環境の厳しさですね。。


週末にかけては天気も回復し少し暖かくなるとのこと、
早く晴れ間が見られますように。







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