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tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

那波里湾十七景

2015年04月01日 | イタリア












海沿いに泊まる利点は、朝に夕にナポリ湾の景色を堪能できることに尽きます










朝起きたら、ヴェスビオ火山に日が昇るのを眺め…。






その辺りを散策するも良し。






開放的な窓辺で朝食をとりながら海を眺めるのも良い気分。









朝ごはんを食べ過ぎてお腹いっぱいになったら、お部屋に戻って休むのも至福の時…。









屋上のテラスからは、大パノラマを見ることができます






卵城を見ながら観光に出発












夕方、宿へ戻ってくるときに海岸沿いを歩くのもとても良いです!

何かと緊張することの多いナポリですが、この地区は比較的治安が良く、
リラックスできます。






はぁ、もう帰りたくない。。






え、もうチェックアウトの時間?


ナポリへ行ったなら。。

2015年03月08日 | イタリア





ナポリの夜景。




下町の様子。(イタリア政府観光局(ENIT)サイトより画像をお借りしました。)





今月末に、ナポリへ行くことになりました。

南イタリアの風評(政治的混迷と治安の悪さ…)に長らく二の足を踏んでいたのですが、
夫の強い希望で実現した次第です。






カンパニア州、ナポリ、人口は約300万人。
ローマ、ミラノと来て、イタリア第3の都市です。


鉄道の特急を使うと、ローマから1時間10分ほどで着いてしまうそうです。
東京~名古屋みたいな感覚でしょうか?


暖かい土地というイメージのあるイタリアなので、
ナポリはとても南に位置していると思っていたのですが、
緯度は意外にも秋田の辺りに該当します。


“ナポリを見て死ね”という言葉がとても有名ですが、
ナポリ観光協会ホームページの「ナポリのことわざ一覧」はなかなか面白かったです。


A dicere so' tutte capace; 'o defficile è a ffà.
(=Between saying and making there is the sea in the middle.)
言うはやすし、行うはきよし…難し。





さて、今回の旅行は3泊4日の短い滞在なので、できることも限られます。

ハンブルク~ナポリ空港の便数があまり多くなく、
初日と最終日は移動でつぶれてしまいそう。。


夫の希望は、ある著名な研究者の生家および銅像を訪ねること。
考古学博物館とポンペイ遺跡を見に行くこと。
そして、本場のナポリピザを食べること。

(地図のプラスボタンを押すと、拡大図や詳しい地名が見られます。)


ふむ、その望み全部叶えましょう!


私はカポディモンテ美術館とサン・カルロ劇場に行きたいかな。。
あとはスペシャリテの濃厚なトマトソースと出来立てのモッツァレラチーズを試してみたい


老舗のカフェもたくさんあるのですね…。
カッフェ・アッラ・ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ風味のコーヒー)や、
スフォリアテッラやババといったお菓子も名物とのこと。。


初めての場所だけに、あまり予定を詰め込むと大変かなとも思いますが、
予定を立てるのは楽しいですね。



スリやひったくりには十分に気をつけて行ってきたいと思います。



「花の都」

2013年09月22日 | イタリア





花のサンタ・マリア大聖堂

建築外壁は、色大理石を組み合わせて造られています。


メディチ家に庇護されたルネサンスの一大中心地には、行きたいところ、見たい場所が盛りだくさん。





時間があっという間に過ぎます。

アルノ川から見た街の眺め。





夜のポンテ・ヴェッキオ。
川面に映った景色も美しいですね

空には中秋の名月 in フィレンツェ。



たいへん名残惜しいですが、明日はマントヴァへ向かいます。

天空都市

2013年09月18日 | イタリア





アッシジの街中から写した写真。

暑くも寒くもなく、ちょうど良い気候に恵まれています。


ウンブリア地方には縦に山脈が走っていて、しばしば山の上に都市が築かれています。
アッシジの旧市街も、駅から丘をのぼって到達できます。

清貧、従順、純潔を理想とした聖フランチェスコを輩出した巡礼地故か、一帯はとても清浄な雰囲気。
人々は穏やかで、とても礼儀正しいように感じます。



 ――聖なる都よ、神がお前を祝福し給うように。
 願わくばお前によって多くの魂が救われ、多くの神の僕を永遠の国への橋渡しをするように――

  聖フランチェスコ



フランチェスコが死の直前、山を下りる途中でアッシジを振り返って残した言葉だそうです。


さて、明日はフィレンツェへ向かいます

ヴェネツィア4 おまけ

2013年04月23日 | イタリア


旅行記の締めくくりです。


異国情緒を感じる写真を




談笑するゴンドリエたち。




道路が水路。

変な言い方ですが、道路が水路です。
島内は車が走れません
救急車もタクシーも船です




ゴンドラだまり。






ヴェネツィアンガラスのお店がたくさんあります。

今度行くときには素敵なガラスが欲しいな




パスティッチェリアのウィンドウ。

色鮮やかです。




パスタが並んでいるお店も。




レストランにて。

海の幸のパスタ。
色々な魚介類がゴロッゴロはいっています




別の日のテーブル。

素晴らしい前菜盛り合わせの図。




魚介類が店頭に並べてあるレストランもあります。

夜に街を歩くと、魚たちがだんだん少なくなっていく。。




サン・マルコ広場も雰囲気があります。



ヴェネツィア3 ムラーノ島、ブラーノ島

2013年04月21日 | イタリア


このシリーズをもうちょっとだけ。。

ヴェネツィアには島が点在しており、
ヴァポレット(水上バス)が島々を結んでいます。


このなかのムラーノ島、ブラーノ等に行ってみましょう




切符を購入したら、、
ヴァポレットに乗り込みますよ~




クルーズが気持ち良いです

結構ゆれるので、船酔いしやすい方はお気をつけくださいませ。。




ムラーノ島はヴェネツィアンガラスの生産を一手に担っている島です。

ガラスのオブジェ、鴨です。




ガラスのオブジェ、何だかよくわからないものです。

海のイメージ…でしょうか。

島にはガラスの工房やショップが立ち並んでいます。
ウインドウを眺めながらの散歩が楽しいです



続いてブラーノ島へ




島が近づいてきました。




グリーン、ブルー、ピンク、、家が鮮やか!




この島は漁業が盛んであったので、
漁から戻った時に迷わず自宅前に船を着けられるように
家を様々な色で塗り分けたのが始まりだそうです。




レースはブラーノ島の特産で、
お店にはレース製品が飾られています。




広場に出て一休み。

あら、ちょろちょろしている犬がいる。

野良ポメちゃん?
いえいえ、飼い主さんが近くにいましたよ。




こっちゃこ~い。



さてさて、本島に戻ります。




夕暮れのラグーンも綺麗ですね

ヴェネツィア2 サン・マルコ広場周辺

2013年04月18日 | イタリア




ヴェネツィアの中心、サン・マルコ広場

サン・マルコ寺院の周りを政庁が取り囲んでいます。

サン・マルコ寺院は現在修復中。
一部に布がかけられていました。




96.8メートルの鐘楼。

オリジナルは16世紀に完成していますが、
幾度もの改修を経た後、1902年に亀裂により崩壊、
1912年に再建されました。

エレベーターで上まで上がれます。
ヴェネツィアの素晴らしい眺望が楽しめるそうですよ




サン・マルコ寺院のアップ。
華麗な装飾が施されています。




サン・マルコ寺院のアップ、別の角度から。
右手はドゥカーレ宮殿。

雨が降って水位が結構あがっていたらしいのですが、
この日からは晴れました  ほっ。
そこかしこに残る水たまりに前日までの高潮がしのばれます。




ドゥカーレ宮殿の中庭。






宮殿内部もゴージャス!

かつてここで謁見した各国の大使たちは息を呑んだことでしょう…。




宮殿を出た脇にある溜息の橋。

ドゥカーレ宮殿の地下道へ通じる橋です。
囚人がこの橋を渡るとき、
ここの小窓から外の世界を見て溜息をついたという話から
溜息の橋と呼ばれるようになりました。





振り向くとラグーナが広がっています。


人がいっぱいでとても賑やかです。
ツアー客、日向ぼっこする人、犬を散歩させる人、家族連れ、、
ちょっと怪しげな商売人も。。


ヴェネツィア 1  2013年4月2日~4月5日

2013年04月14日 | イタリア





ミラノから特急でヴェネツィアへ向かいます。

新しい列車で座席間のスペースも広く、なかなか快適でした






2時間半ほど電車に揺られていると。。





視界が開け、遠くにヴェネツィアが見えてきました。


ヴェネツィアは人工的に作り出された島です。
干拓地に木の杭を打ち込み土台が作られ、その上に都市が築かれました。

電車の路線はイタリア本土とヴェネツィアを結んでいるため、
線路は海の上を走っているというわけです。


海の色は瑪瑙色というか、薄いエメラルドグリーンをしています。
潮の香りはあまりしません。
ヴェネツィアに近づくほど現実感が薄れていく感じがします。

街がエキゾチックな海の上に浮かんでいる、、とても印象深い感覚でした。




さて、列車はヴェネツィアの玄関口、サンタ・ルチア駅に到着です。




駅を出たところ。

広場の奥には、カナル・グランデ(大運河)が通っています。






アドリア海へ通じるカナル・グランデ。

運河に面してヴェネツィアン・ゴシックの建築が並んでいます。
この世のものとは思えない…。



いったん区切って、またヴェネツィアの街並みをアップしていきたいと思います

イースターのヴェローナ Verona 2013年4月1日

2013年04月12日 | イタリア


4月1日はイースター(復活祭)でした。
この日は、施設もお店も軒並みお休みになります。

普段にぎやかな街がとても静かに感じられます



さて何をしましょうか…?

ミラノから電車で1時間半ほどのヴェローナへ行ってみることに



ヴェローナの街の歴史はとても古く、
古代ローマ時代には、ローマと同盟関係にありました。

中世~ルネサンス期にも街は繁栄を続け、
歴史的な建造物が多く残っています。


シェイクスピアの『ヴェローナの二紳士』や、『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られています







カステルヴェッキオ。

「古い城」という意味のこちらのお城は、14世紀に建造されました。
とても堅牢な城壁ですね!





城中庭の様子。

現在内部は市立美術館になっていますが、
中庭には自由に入ることができます。





アディジェ川の眺め。

城外壁の櫓に上ると、
ヴェローナの街と緩やかに蛇行するアディジェ川を眺めることができます。

穏やかな天気で気持ちがいい!




川に沿って西へ歩いていきましょう




サン・ゼーノ・マッジョーレ教会。

大きなバラ窓が印象的です。
写真だとスケールを伝えることが難しいのですが、
教会前の人を見ると、建築の大きさが伝わるでしょうか…?




教会の中庭。

聖堂内部も見ごたえがありますが、
回廊で囲まれた中庭もとても素敵です。




では、市街地のほうへ向かってみましょう





アレーナ(円形闘技場)。

古代ローマのアレーナで、規模はローマのコロッセオに次ぐものです。
街の中心、ブラ広場に面しています。


ヨーロッパの古い街ではドゥオーモが街の中心であることが多いので、
ここにどん!とアレーナがあるのは何だか不思議な感じがします。





エルベ広場。

カフェや店が立ち並んでいます。
ブティックも軒を連ね、たいへんな賑わいです。



のんびり散策するのが楽しい街でした

ミラノ Milano 2013年3月30日~4月1日

2013年04月11日 | イタリア


イタリア旅行をブログにアップしていきたいと思います

まずは、出発~ミラノの写真です。




空港へ向かう様子。

朝7時のフライトだったので、5時ごろにトラムへ乗っています。
まだ暗いですね。
なかなかこの時間帯に乗車することはないので、なんだか新鮮です。




フライト中、スイスの上空。

ドイツ~イタリアの空路はアルプス山脈を越えていきます。
雄大な光景ですね!


ミラノに着いたら、街歩きにいきましょう





街の中心、ドゥオーモへ。

14世紀後半から建造が始まり、500年をかけて完成されました。
繊細さ、壮麗さを合わせ持つゴシックの大建築です。
さまざまな装飾が施された大理石が輝いています



聖堂へ入ってみましょう




天井が高くて、圧倒されてしまいます。





再び外へ出て、横からドゥオーモを眺めた様子。

残念ながら現在は一部が修復中で、
黄金の聖母像のある塔には覆いがかかっています。





別アングルからもう一枚。

ドゥオーモの前は広場になっていて、
奥にはガッレリアの入り口があります。


では、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア(アーケード)へ進みましょう。





なんと華麗な空間でしょう!
ガラスと鉄の天井からは太陽光が差し込み、とても明るいです。
壁はフレスコ画で装飾され、床にはモザイクが敷き詰められています。


1877年に完成された大規模なアーケードで、
イタリア王国の初代国王、
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の名前が冠せられています



ちょっとこぼれ話を。。





ガッレリアの中心部近くに牡牛のモザイクがあります。

この牡牛の股間部分に踵を合わせて回転(3回転?)すると、
幸せが訪れる、とか、再びミラノに戻って来られる、
なんてことが言われているらしく、みんなクルクル回っています。


チャレンジしてきましたよ~