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龍馬伝「偽手形の旅」

2010-01-17 | 龍馬伝
龍馬伝「偽手形の旅」

龍馬は江戸へ。
父上から紙に書かれた三つの戒めを頂いていざ出発。

一つ、片時も忠孝を忘れず修行第一の事。
一つ、諸道具に心移り銀銭を費やさざること。
一つ、色情にうつり国家の大事を忘れ心得違いあるまじきこと。

ひとり旅かと思ったら父上の知り合い、溝渕広之丞が道案内として一緒に旅をしてくれるのでした。
土佐から江戸へは歩いて30日の長旅。
四国の山を越え、瀬戸内の海を渡り、江戸を目指します。

最初の関所で弥太郎と合流。
弥太郎は偽の通行手形を作って偽名で江戸へ向かうのでした。

広之丞「龍馬。おんしは人が良すぎる。」
龍馬「野宿は可哀相じゃ。」
偽手形と知りつつも、龍馬は弥太郎と一緒に旅をするのでした。

龍馬「おまんの言う通り確かにわしは恵まれちゅがかもしれん。けんどのぉ、わしやちわしなりに覚悟して土佐を出たがじゃ。この先どうなるかわからんがや。おまんと一緒じゃ。」

弥太郎「おまんと一緒?。龍馬。おまんは飢えたことがあるのか?その日の食い物も何もなくてひもじゅうてひもじゅうて起き上がることもできん。わしは何でこの世に生まれてきたがじゃろか?…明日の朝には家族の誰かが息を引き取っちゅかもしれん。そんな事考えたことがあるのがか?百姓同然に畑を耕しながら鳥かごを売りながら、這い上がりたい、這い上がりたい、そう思うて必死で本を読んだがじゃ。けんど、どんなに頑張っても誰も助けてくれん。わしを江戸にやろうと言う奴は誰もおらん。…わしはのぉ何もかも捨ててきたんじゃ。何もかも。おまんと一緒にするな。」

龍馬「おまんの覚悟よう判った。わしが力になっちゅうきん。行こう。弥太郎。」

しかし、弥太郎は海をわたることができませんでした。
四国最後の番所、多度津で通行手形を疑われたのでした。

広之丞「あいつはわしらを巻き込まないようにしたぜよ。自分の志をおまんに託したぜよ。」

弥太郎は、番所を抜け出して無事でした。

龍馬「わかったぜよ。おんしの志もわしが背負うて江戸へいっちゃる。」

次週「江戸の鬼小町」

多度津をようやく出たと思いきや来週はいきなり江戸。

岩崎弥太郎 (PHP文庫)
立石 優
PHP研究所

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