古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

それなりに生きている    群ようこ

2018-09-24 04:43:06 | 群ようこ
ちくま文庫   2010年5月


四天王寺のカメの描写に始まり、自身の汚部屋について言及し、


「おしゃべり」という、おしゃべりなネコについて書いている


のだが、本書では、この「おしゃべり」が大活躍する。


もちろん、しいちゃんもでてくるし、亡きビーの話も出てくる。


なんだか群ファミリーなるものを見ているようで、しいちゃんが


でてくるだけで、「待ってました!」となってくる。


最後は蛇の話しでしめている。群さんは蛇は嫌いだったらしいが。


まあ、暇つぶしにはぴったりな本です。いや、メインにもなりえま


すねえ。


捨て猫の「トンちゃん」の話しも好きでしたね。

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