古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

京に着ける夕      夏目漱石

2021-03-12 10:49:30 | 小説の紹介

角川文庫

 

6ページの小品。京都でのおはなしのようだが、

 

京都は冬は凍えるほど寒く、夏はうだるほど、

 

暑い。ぼくのおじさんは、学生のころ、京大に

 

行くために、京都で暮らしたことが原因で早死に

 

したと聞く。すごくきびしい土地柄だそうだ。この

 

作品でも、その寒さが問題となり、東京から遠いよ

 

という。とても遠かっただろうことがうかがえる。

 

ぼくは一時期、京都で暮らすことを夢見たが、現実を

 

しってボー然とし、京都暮らしは今では完全にあきら

 

めている。広島の方が気候もいいし、どうかんがえても

 

暮らしやすいからだ。……合掌。


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