
(“一角ヘラクレス”、スプーンビル。
ハドルフィッシュとも。和名はヘラチョウザメ)
「アマゾンと同等、
それ以上のポテンシャルかも……」
と思ってしまうくらい、予想以上の順調さで旅は進んでいる。
気温46度とか、殺人アオコとか、そーゆー厄介さはあるけどね。

(クラッピー。せっぱりフィッシュ大好き。すんげーカッコイイ)

(ウォールアイ。南下前に出会えてよかった)

(これぞ、“パン”フィッシュ。ちょっとサイズオーバーだけどね。
一応、イメージ写真として1尾丸々撮ったけど、実際は身だけを細かくして揚げ、
燃料の節約を行っている)

(現地滞在費予算が一人10万円という旅、9割自炊。
魚のカラ揚げをトマトソースで煮込む、通称「アフリカ煮込み」
コンゴでは毎日コレで、嫌になったが、久々に食うとウマい。
セーヤにも好評。作り置きし、夜には紙パックの安ワインで、酔っ払う)

(東京湾のシーバスinニューヨーク、みたいにナメてた魚だが、
実際釣ると、淡水のブリだね。特に体高がヤバかったセーヤの魚)

(一応、僕もロクマル様ゲットン。さびれた釣具屋で1ドルで買った、
ボロボロの17cm程のレーベルミノーで。一発でリップが吹っ飛んだ!
とても、美味しそうなコロコロに太った個体。明日の食料にキープ。
しかし翌朝目覚めると、鳥(カラス?ハゲタカ?)の大群が群がり、
骨と皮だけにされていた。ちなみに、カー、カーと鳴いているが……)

(ブルーキャット。何度撮りなおしても手ブレに見える、
どことなく生命感がぼんやりしたナマズ。死んでしばらく経った魚みたいな、
キャスパーっぽい、薄い青色をしている。上のストライパーを〆め、
胃袋に入っていた半消化の、臭くなってた15cmほどの小魚を餌にして。
2回も大型魚に食われたその小魚の、数奇な運命に、合掌)

(「同じ夏は、2度と無い!」とでも、N.T氏風にキャッチを入れたい一枚。
今回の旅は、ラストターゲットのためにゴムボートを持ってきています。
協力いただいているゼファーボートさんに感謝です!)

(ウロコの感じが、スモールともラージとも違うのだ。
せいぜい50cm前後の魚には、こういう自然な画角が似合うと思った1枚)

(舌に生えた歯?の黒斑が目印。
アナハゼ専用ルアーの悲しい歴史を上書きすべくこのルアーを使い続けたが、
スポテッドバスに、ウォールアイと、狙いの魚だけがなぜか釣れず……)

(「ウォールアイ釣りたいのに!」とセーヤだけクラッピー連発。
彼には、なぜかウォールアイがつれず……)

(僕にはクラッピーだけが釣れない。こんなもんですね。
小魚使えば、すぐに釣れるんだけどね。癒し系の釣り)

(夜、風が強いので心配してゴムボートを見に行くと……おやっ?)

(なんと、ストリンガーに釣れてた?ガメラくん。
朝食用にキープしておいた6匹のクラッピーを食い干し、勢いあまって
ストリンガーまで食べてしまって吐き出せずにいたところを捕獲。
……ヌードリングへの意欲を恐ろしく低下させた一匹)

(カメとして、というか、生き物として格好よすぎるフォルムと肉感)

(「メッチャクチャ、引く。メコンオオナマズプラス、って感じ。
岸から、ガイドなしで釣れたのが、嬉しいです」)
※そんなセーヤの、何気ない一言に驚いた。
「小塚さん、“アンダスタンド”って、どういう意味ですか?」
……だから、ヒューマン。やはり、ピーマン……
好きな事を追求するのはいいが、人として最低限の勉強はしようぜ。
知は力なり。メンターコースなら、日本のバストーナメントの現状を考えれば、
何をすべきかはおのずと見えてくると思うのだが。
釣りは「上手くなろう」と思ってするものではなく、
楽しみの中で「アンダスタンドする」(理解する)ものだと思うよ。
難しく言えば魚類の生理学から、陸水域での生態学、気象学……とかだけど、
机上の知識を実経験を通して身に落とし込んでいけば、
小手先の技術や理論なんか鼻で笑えるぐらい、魚は勝手に釣れると思うんだ。
その為の情報収集ツールとして、最低限の英語は大事でしょ!

(誇れた釣り方ではないが、それでも出会いたかった1匹。
レンタカーとゴムボートで、地図を片手にポイント開拓。
一歩一歩、憧れの怪魚に近づいていく手ごたえが、楽しい)
とりあえず、
写真に思いつきのキャプションをつけただけの散文ですが、
こんな感じ。「若者よ、東南アジアに収束してる場合じゃねーぞ!」
と、言ってやりたい(笑)
タク・セーヤの冒険(笑)は、いよいよあの川へ……。
PS 今朝、南下を前に最後に(比較的)冷たそうな場所に行ったら、
コイツに出会えた。ネイティブレンジ(もともとの生息域)では無いが、
嬉しかったよ!グッバイ、オクラホマ!

(ロックバス。赤い目がキュート。元々は五大湖周辺の中西部の魚)

(オヤニラミ+チョコレートグラミー、÷2、ってカンジ?
スピナベのモサモサしたボリュームを嫌う魚対策に、
アジ用のカブラをジグスピナーで使ってみました。可愛い!)

(外道でコイツも。ルアーでやっと釣れたけど、
クラッピースライダーではなかったのが残念かな。笑)