
(同じ穴から2匹。放送までは、デジカメの複写で)
無竿。無糸。無針。
穴があったら、入れてみたい・・・みたいな?
男の子のワクワクにど真ん中。
腕を食わせる、「ヌードリング」。
危険という対価を差し出してこそ、得られるナニカ。
僕の考える究極の“釣り”。

(初めては、ナマ(素手)で! ブルーキャット。コイツは歯が鋭い!)
網や、銛、銃による捕獲が、相手の意思と関係ない一方的なもの、いわばレイプならば、
ナマズの意思が介在し、能動的に関わり合う(互いに傷つく)ヌードリングは、なんというか恋。←M?
ビビって急いで引くより、逆にオラオラと(腕を)押し込むほうが、逃がさないのも学んだ。←S?
その辺も似てる・・・んでしょうか?笑
闇の中を、秘密の土管に向かう・・・。
現地人曰く「フラットは、吸う。ブルーは、食う」・・・食う、の方だった。

(恋に代償はつきものである!?)
これ以上ダイレクトな“アタリ”はない。
食った瞬間、手首までだったので、自らもう一押し“食い込ませ”て、
空いてる左腕でマワシををとるようにエラをホールド・・・
身体に墨をわざわざ入れる趣味はないけれど、
この傷は、“ネイチャータトゥー”となり、生涯消えないでほしいと願う!
毎年全米で約60人が溺れ(死亡?)、
正確な数字だと去年オクラホマ州では6人死亡(ウチ1名は毒蛇)、
穴に腕を挿入&中の危険生物(カミツキガメとかワニとか)よりも、
この一連の流れの中で溺死こそが一番恐怖だと体験。
沈んだ投網とか、切れた釣り糸とか、錆びた鉄筋とか、
ナマズ穴(が埋まらない場所)=水通しが良い場所=釣りの好ポイント、なので、
水中で身体をロックされたら終わる。
できれば服も着たくないが(引っかかるので)でも、釣り針やら鉄筋やらガラスやらも恐怖。
3mラインの岩の割れ目で食わせても、20kgの魚を引きずり出すまで息もたない。
無理すりゃ腕が挟まって、ジ、エンド。・・・いつも以上に安全に気をつけて釣りしています(?)。
狂気の1週間が一段落し、明日からは別の魚を求め移動だけれど、
車窓から見える水辺にナマズなトキメキを感じたら、
明日以降の旅路でも潜ろうかなと。この“釣り”、最高に楽しいヨ!